No.5_杉本 翔さん/「rroomm」「lloomm」スタッフ
PROFILE
国内外の気鋭ブランドが一堂に介する大阪の「ルーム(rroomm)」、京都の「ルーム(lloomm)」という2つの姉妹店で勤務し、バイヤーのアシスタントも担当。氏の明るいキャラクターを投影するような、カラーリングに特色のある着こなしにファン多し。
Instagram:@sho__sugimoto

Q1. 今日のコーディネートのポイントを教えてください。
杉本: 全体をゆったりとしたシルエットで統一したラフな着こなしです。トップをローゲージのニット、インナーにメッシュ、そしてパンツにスウェットと、異なる質感の素材を組み合わせて視覚的に奥行きを持たせたのもポイント。色味をなるべく抑えることで、あえて裏返して着用したニットの淡いカラーリングを引き立てました。
Q2.古着の魅力とはなんですか? 最近気になっている古着も教えてください。

杉本: サラ着にはない野暮ったさが感じられるところですかね。経年変化したアイテムが多いので、ナチュラルに抜け感があるのも魅力ですね。最近気になる古着はオリエンタルなデザイン。何となくなんですが、アフリカンバティックのカラフルな柄は今だとカッコよく着られるのかなと。自分らしくカラフルにコーディネートしたいですね。
Q3.今作を履いてみた感想を教えてください。
杉本: ハトメと3本ラインの色合いが、さり気なく履き口とリンクしているのが洒落てますね。白をベースにしているからか、カラフルなんですが派手さはまったく感じません。それだけに着こなしも選ばないんじゃないでしょうか。ぼくはUSAFA(アメリカ空軍士官学校)のパンツをチョイスしました。スウェットにスニーカーってユルくなりすぎるんじゃないかと思いましたが、「トップテン」はパキッとした色合いで足元を引き締めてくれますね。


Q4.今作と古着の相性はいかがでしたか?
杉本: めっちゃいいと思いますよ。80年代の雰囲気に合わせて、分かりやすくアメカジみたいな古着と合わせても似合うだろうし。逆に今っぽいデザインの効いたアイテムとも馴染みそうで。やっぱり「トップテン」はカラーリングが秀逸ですよね。色のバランスを整えさえすれば、どんな古着を合わせても履きこなせるんじゃないですか。