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FEATUREThe man with A|X ARMANI EXCHANGE 俳優・町田啓太の昔と今を、飾る服。

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The man with A|X ARMANI EXCHANGE

俳優・町田啓太の昔と今を、飾る服。

実力派がひしめく若手俳優の中でも、町田啓太の個性は際立っている。均整のとれた容姿と力強くもやさしい眼差しもさることながら、なにより数奇な運命を辿っていることがその大きな理由なのだろう。10代後半の大半をダンスに捧げるも大怪我によってその道は断たれる。しかし、そこに屈せずに俳優として第二の人生を歩み始めたことで、その存在感を急激に強めていった。どれだけ浮き沈みを経た後も、彼が自然体でい続けられるのはなぜなのか。気鋭俳優が語ってくれたこれまでとこれから、そして、そのそばにあった服のこと。

  • Photo_Jun Okada(BE NATURAL)
  • Styling_Masaaki Ida
  • Hair & Make-up_Seitaro Tanaka
  • Model_Keita Machida(Gekidan EXILE)
  • Text_Rui Konno
  • Edit_Ryo Muramatsu
  • *価格は税抜き
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ジレは普段はそれほど着ないんですけど、役では多いので愛着がありますね。着やすいし、誰が着てもサマになる着こなしだと思います。イージーパンツも、夏場になると穿きたいなと思わせてくれるアイテム。やっぱり快適ですからね。この格好をしてる僕がいたとしたら、多分その日はオフですね(笑)」〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉ベスト ¥17,000、シャツ ¥10,000、パンツ ¥16,000、パンツ ¥16,000、サンダル ¥5,000、バッグ ¥16,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)、その他 スタイリスト私物

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このトップスのテイスト、好きなんです。やっぱりほどよくカジュアルなのが〈A|X〉の魅力だと思います。実際に着てみるとシルエットもキレイだし、大人っぽく見えるのもいいですよね。ラクなんだけど、上品で野暮ったくならないところも気に入っています」〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉ブルゾン ¥23,000、ポロシャツ ¥9,000、ショーツ ¥11,000、スニーカー ¥17,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)

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チェックシャツもよく着る衣装のNo.2かも知れません。トラッドなイメージでいいですよね。ショーツもよく穿くんですけど、女子ウケが悪いぞってよく聞くので、こういう着こなしなら印象も良くなるんじゃないかな(笑)。こういう格好を普段でもさらっとできてたら格好良いと思います」〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉シャツ ¥13,000、肩にかけたセーター ¥18,000、ショーツ ¥14,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)、その他 スタイリスト私物

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パンツも結構太めで、個人的にも好きなんですよ。カラーもののパンツって格好良いとは思っても普段はなかなか手が出ないんですけど、これは色んな着方ができそうだし、逆に夏はこれくらい遊びが効いてても良いと思います。色物に手を出すなら、こういうリラックスしたアイテムから始めたいです」〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉ノースリーブのスウェットシャツ ¥14,000、Tシャツ ¥7,000、パンツ ¥16,000、スニーカー ¥17,000、バッグ ¥9,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)

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全身白っていうのは私服ではしたことのない配色なんですけど、意外と自然にハマりましたね。すっきりした足元にボリュームのあるトップスのバランスも今っぽいなって。ブルゾンのデザイン、格好良いですね。ストールは僕にとって大人のアイテム。これが似合うような男になりたいですね」〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉ブルゾン ¥27,000、ニット ¥16,000、ショーツ ¥14,000、スカーフ ¥8,000、スニーカー ¥17,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)、その他 スタイリスト私物

人の内面って、やっぱり見た目に出ると思うんです」

今回は町田さんにモデルを務めてていただきましたが、ファッションに興味を持たれたのはいつ頃からだったんですか?

町田啓太(以下、町田)おしゃれを意識し始めたのは高校生のとき。ダンスを始めてからだと思います。やっぱり踊るときに格好良さって大事だし、いろんなファッションのダンサーを見て憧れて。それまではずっと無頓着でした。

その頃はどんな格好をされていたんですか?

町田ちょうどその頃ってスキニーデニムが一気に増えてきた頃だったんです。ダンサーたちもショーに出るときはみんなスキニーを穿いていて、ヒップホップなんだけど、ダボダボしてなくてスマートに踊るっていう。それがすごくおしゃれに見えました。だから自分もスキニーを穿いて、ちょっとデカめのトップスを着て、みたいな格好でした。今の事務所に入って役者業をやらせてもらうようになってから変わっていきましたね。髪型も肌の色も、少しずつ落ち着いていきました。昔は真っ黒でしたから(笑)。

ファッションも今の方が落ち着きましたか?

町田そうですね。普段から取り繕うことがなくなって、本当に好きなものを着るようになりました。元々がそんなに派手な人間ではないので、自然とこういう感じになったのかも知れません。

ダンスが町田さんのそれまでにはなかった一面を引き出してくれたのかも知れないです。

町田そうだと思います。だからすごく興味が湧いたんでしょうね。それまではまったくエンターテインメントに触れたことがなかったので。そこからは色んなことが変わっていきました。

大きなケガもされたりしていますけど、そう考えるとなるべくして今の町田さんになったのかも知れないですね。

町田それが良かったのか悪かったのかはわからないですけどね(笑)。色んな人たちに迷惑をかけちゃったところもあるから…。でもひとつのターニングポイントというか、経験にはなったのかなって思っています。…というか、前向きになるしかないですからね(笑)。

ポジティブで、行動力もあったんでしょうね。

町田本当に興味を持ったらとりあえず行ってみようっていう精神なので。服を選ぶ時も、気に入ったらすぐに買うことがほとんどで、迷うこととかはあまりないです。ただ、組み合わせとかを考えずに買うので、家に帰ったら似たようなものをすでに持ってたっていうことは何度もあります(笑)。

今日着ていただいた〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉はいかがでしたか?

町田実は僕、高校で服に興味を持ってから初めて買ったブランドものが〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉のTシャツだったんです。だから今日のこのお話をいただいたとき、「何かのご縁なのかな」ってマネージャーさんと話してたくらいです。

そうだったんですか。そんなブランドをモデルとして着ていただくっていうのは不思議な感覚ですよね。

町田ありがたいですよね。そのTシャツは今も持ってるはずです。本当にすごくオーソドックスなロゴの入ったデザインで、高校の修学旅行でハワイに行ったんですけど、お金をある程度持っていくじゃないですか? 免税店で〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉のショップを見つけた時、ここで行っておくしかないなって思って。高校生にしてはちょっと背伸びしてました。憧れみたいなものがありましたね。

なるほど。では俳優業についてですが、今出演されているドラマ「人は見た目が100パーセント」も話題になっていますね。町田さんが演じている丸尾拓馬は、役柄的にも今までになかったキャラクターですよね。

町田そうですね。ここまで抜けてる役っていうのは初めてかも知れません。僕もスタッフさんたちと悪ノリしてアイデアを出してるうちにどんどん激しくなってしまったような気もしています(笑)。そういうところも自由に楽しませていただいてるのはありがたいです。

普段は劇団EXILEの男社会にいる町田さんが “女子モドキ” の世界にいるわけですもんね(笑)。

町田そうですね。“見た目” っていう言葉もあからさまですしね(笑)。でも、人の内面ってやっぱり見た目に出ると思うんです。意外とああいうライトな世界観ですけど、ドラマが最後に着地するとき、“人は見た目が100パーセント” っていうのがどういう意味なんだろう? っていうのを見た方たちと一緒に共有できて、それが生活のヒントになったらいいですね。

ダンスを始めた時もそうですけど、別人格を演じるのはやっぱり楽しいですか?

町田どうでしょう? 演じてたり、やってるのは全部ぼくなので別って感覚はないんですけど、その役を演じていて「あ、こういうことあるよな」とかって小さい発見からイメージを広げていっている感じです。

それは役者の人しかわからない感覚なのかも知れないですね。

町田そうかも知れないですね。本当に地味な作業なんですけど。でも新しい服に袖を通すのと似てるかもしれません。こういう服があって、これを着てどこに行こうとか何をしようとか、そういうことを考えてる時間が、やっぱり楽しいです。

やっぱりそこでも前向きなんですね。

町田はい、もう楽しんだもん勝ちだと思います(笑)。アキレス健が切れたのも、宝くじに当たるくらいの確率だったらしいので、他の人にはできない経験をさせてもらったのかなって思ってます。3億円当たったようなつもりでね(笑)。

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町田啓太
俳優。1990年生まれ、群馬出身。高校時代にダンスと出会い、卒業後は大学を経てLDHが運営するEXPG東京校に入学。その後、第3回劇団EXILEオーディションに合格。舞台の公演中にアキレス腱断裂により降板というアクシデントを経験。連続テレビ小説「花子とアン」、ドラマ「美女と男子」「スミカスミレ 45歳若返った女」などに出演。現在はドラマ「人は見た目が100パーセント」に出演し、好評を博している。

ジョルジオ アルマーニ ジャパン
電話:03-6274-7070
www.armaniexchange.jp

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