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エリック・ヘイズの国内初の大規模個展『INSIDEOUT』。ハフがつないだHAROSHIとの絆は永遠です。
KEITH!!! FOREVER!!
ERIC HAZE×HAROSHI×田口悟

エリック・ヘイズの国内初の大規模個展『INSIDEOUT』。
ハフがつないだHAROSHIとの絆は永遠です。

いつの時代も世界中にストリートを出身とするアーティストが無数にいるなか、1970年代より活躍し続けるエリック・ヘイズは、揺らぐことのないレジェンダリーな存在。12月9日から開催中の国内初の大規模個展となる『INSIDEOUT』は、日本から世界へ羽ばたいたHAROSHIとの共演も実現し、大きな話題となっています。そんな両者をつないだのが、プロスケートボーダーでありストリートブランドの〈ハフ〉を生んだ、今は亡きキース・ハフナゲル。今回の共演への思いやハフとのエピソードなどを、自身もキース・ハフナゲルと親交のあった、スケーターであり〈チャレンジャー〉を手がける田口悟をインタビュアーに迎えお届けします。

ただのビジネスではなく、友だちとして。

田口:ぼくも過去にキースとコラボレーションをさせてもらったことがあって、自分の中ではかなり思い出深いできごとだったのですが、2人は何かそういったキースとのエピソードなどはありますか?

エリック:キースと私は世代的には少し離れているんだけど、境遇がかなり似ていて、お互いに東から西に拠点を移したり、そこでブランドをやったりとね。だから気持ちも分かり合えていたし、カリフォルニア行ったら絶対に遊んでいたくらいの仲なんだよ。そんななかでキースは私に対してかなり信頼をしてくれていて、 いつも彼が言ってたのは“Do what you Love(好きなことをやって)”なんだ。だからアーティストとしても最高のパートナーだったし、コラボレーションも1番やりやすかったですね。

HAROSHI:おそらくエリックさんもそうだと思うのですが、ぼくもキースとは契約書すら交わしたこともないし、そういった形式的なビジネスみたいなことは全くない人でした。だからぼくも信頼できたし、仕事の人としてではなく友だちのように喧嘩もしましたね(笑)

エリック:喧嘩ができるのは本当の友達だからだよな。

HAROSHI:F××k You”なんてキースにしか言ったことないですよ(笑)

田口さんの私物である、15年前リリースのG-SHOCKの25周年を記念したエリック・ヘイズとのコラボモデルにサイン! 自分にとってのヒーローと接すると、何歳になっても子どものようになってしまうものです。

2018年に来日した際に田口さんのノートパソコンにサインしていたエリック・ヘイズ。4年の年月を経て、めでたく2022年のサインもプラスされました。

田口さんのG-SHOCKとパソコンへサインしている光景をみて、このチャンスを逃すまいとHAROSHIさんも私物の〈ヘイズ(HAZE)〉のスタジャンへサインをオファー。

INFORMATION

ERIC HAZE SOLO EXHIBITION 『INSIDE OUT』

会場:SAI
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
期間: 2022年12月25日 (日)まで
時間:11:00~20:00
TEL:03-6712-5706
定休日:無休
Instagram:@sai_miyashita