走ることで見えてくる、スニーカーの新しい世界。
フイナム:小島さんもランニングを?
小島:はい、最近たまに。自分はガチなランナーではありませんが、〈ホカ〉のランニングシューズを履いて走ると、そのポテンシャルの高さをハッキリと実感できます。気持ちよく走れるうえ、走り終えたあとの疲労度の少なさには驚くばかり。
フイナム:シューズをあれこれ試すのもランニングの楽しみのひとつですよね。
小島:間違いないです。実はテストケースで「アトモス」で〈ホカ〉と共同でランニングにまつわる取り組みを行いました。「WELCOME RUNNING CLUB」という初心者限定のランニングクラブで、全く走れない人たちが、最終10kmまで走れるようになるのを目標とするランニングクラブです。
フイナム:ほう。ランニングクラブを?
小島:大切にしているのは、楽しく走ること。距離が短くても、ペースがゆっくりでもOK 。楽しみながら走ることを日々の習慣にしていくことが狙いです。
フイナム:良い取り組みですね。ランニングを始めたいけど敷居が高いと感じる人は少なくないので。
小島:ありがたいことに〈ホカ〉だけでなく他のブランド様からも問い合わせを受けています。ただシューズを売るだけでなく、ランニングをするきっかけを作り、そしてスポーツがもっと身近にある習慣、健康的なライフスタイルにもつなげていきたい、そのために「アトモス」を通じてなにか取り組みをできないか、と。
フイナム:それもまた良いですね。そもそもスニーカーブランドってスポーツカンパニーですし。ランニングシューズは普段履きでも快適ですが、実際に走ることで見えてくる世界もあるはず。
小島:もちろん「アトモス」としてはこれまでと同様、スニーカーの楽しさを提案していくことには変わりません。それと並行して、楽しく走ることを日々の習慣にする草の根の活動も続けていければと。今後も様々なブランドとランニングにまつわる取り組みを積極的に進めていきたいですね。