グレゴリーと、彼の地へ。

太陽に愛される街、カリフォルニア州サンディエゴ。ここは1977年に、アウトドアブランド〈グレゴリー（GREGORY）〉が産声を上げた場所でもある。創設者のウェイン・グレゴリーは、何故この地で、後世まで続く傑作を生み出すことができたのか。ローカルたちの言葉と、彼らが背負う〈グレゴリー〉に見た、その理由。

Photo & Video_Masayuki Nakaya

Styling_Yu Sugiura

Hair & Make up_Keiko Morita

Model_Brian Thompson & Lyndsay Smith, Zack Flores, Yasmine Ashley

Coordination_Megumi Yamano

Video Edit_Ryota Kuroki（BONITO / Rhino inc.）

Text_Keisuke Kimura

Edit_Ryo Muramatsu

サンディエゴはどんな自然にもアクセスできるパーフェクトな場所。

DAY PACK
ブランドの代名詞である「デイパック」。創業当時から販売されるこのモデルは、時代と共に細かなアップデートが加えられ、いまではノートPCのコンパートメントや、ガジェットの収納に適したポケットも追加されている。¥27,500

QUICK POCKET M
「クイックポケットM」はスマホや財布、鍵などを持ち歩くときに便利。¥6,600

GARDEN TAPESTRY
いまや〈グレゴリー〉の定番のひとつともいえる「ガーデンタペストリー」シリーズ。左から男女問わず支持の高い「エンベロップショルダー」（¥6,050）、女性も持ちやすいサイズの「ファインデイ」（¥18,700）、ペットボトルも立てて収納できる「クイックポケットL」（¥7,700）。

メインストリートから一本入った小道に、リンジーとブライアンの家がある。家のなかにはリンジーがママから譲り受けたヴィンテージ家具や服が並び、二人の家の横にあるトランクルームにはブライアンの趣味のものがぎゅぎゅうに詰め込まれている。

「サーフィンも好きだし、バイクやドラムも趣味。自転車にもよく乗っているよ」とブライアンが話せば、リンジーも「私はヴィンテージの服とローラースケート、ロッククライミング、裁縫もよくするわ」と続ける。とにかく多趣味な2人は、共にサンディエゴの周辺で生まれ育った。