風を感じ、太陽を浴び、大地の力を享受する。
少しお茶目で、やんちゃなジョニーは19歳のロコボーイ。実は世界的な大会でも活躍するプロサーファーでもあるんです。「週に何回、海に行くの?」と聞くと彼は「数えたことがないけど、1日に2、3回行くこともあるから、トータル10回以上は行くんじゃないかな」と笑顔で答えてくれました。
そんな波乗りと同じくらい大好きなのがスケートボードで、その腕前もプロレベル。「技でも披露しようか」と言うと、トリックをいとも簡単に決めていました。
「アロハ~!」の声とともに、颯爽とあらわれたのは、生まれも育ちもワイキキという生粋のハワイっ子、ティキ。
平日はワイキキビーチのそばにあるホテルで働いていて、自然も大好き。実は、アメリカの連続ドラマにも度々登場するなど俳優としての一面も持つ彼女。
「ハワイは自然が近いから、思い立ったら、いつでも自然のなかに飛び込めるの。森も海も、本当に近いの。だから常にバッグには、そこで楽しむためのものが入っているの。スキンケアのアイテムとビキニ、そしてパレオ。〈グレゴリー〉のバックパックはその全部が入れられるし、軽いところも大好きなの」
この日のハワイは、時折、サーっと雨が降る空模様。撮影中にティキが「あっちを見てみて!」と指差したほうを見ると、そこには鮮やかな虹。
ハワイには「レインボーステート(虹の州)」という愛称もあって、クルマのナンバープレートにも虹が描かれています。そのくらい、頻繁に虹が出るんです。けれど、この日の虹はいつもより濃くて、色鮮やか。「ハワイも歓迎してくれてるのね」とティキ。
ホノルルの北に位置するタンタラスの丘を登っていくと、ハワイの固有種を見ることができます。ハワイといえば、色鮮やかで大きなハイビスカスのイメージが強いけれど、固有種は花も小さく、木々もそんなに大きくないんです。
トレッキングはハワイを代表するアクティビティのひとつ。「山の天気は変わりやすいから注意してね。バッグのなかに雨用のジャケットや折り畳み傘を入れておくと安心だよ」とジョニー。
〈グレゴリー〉の名作でもある「オールデイ」は、その名の通り、どんな日も活躍してくれる優れものです。特に1日程度の軽いトレッキングであれば、雨具や濡れたとき用の着替えだって収納可能だから。
「バックパックって、だいたい大きいでしょ? けれどこの〈グレゴリー〉のバッグは、ちょっと小ぶりなデザインで好きなの」
ティキが言うように、無骨なイメージが強いバックパックだけど、女性でも持ちやすいサイズを揃えているのが〈グレゴリー〉の魅力のひとつ。
背負ったときのバランス感はもちろん、カジュアルな格好にも合わせやすいデザインやカラバリが用意されているからお洒落を楽しめるっていうわけ。
実は、ジョニーとティキはともに19歳で幼なじみ。昔から、家族ぐるみで付き合いのある大の仲良しです。
最後に二人がやってきたのは、ノースショアにある観光地ハレイワタウン。現地の発音だと “ハリイヴァ” タウンになるのだとか。
アフターサーフィンで訪れるひとが多いこの場所は、有名なサーファーがオーナーを務めるカフェやシェイブアイス屋をはじめ、ハワイの民藝工芸店が軒を連ねるエリア。観光地ではあるけれど、ホノルルのように大きなショッピングモールはなく、よりハワイらしいゆったりとした時間が流れる場所です。
「シェイブアイス(ハワイのかき氷)を食べるなら、断然、リヒムイ(プラム)のフレーバーがおすすめね(笑)」とティキ。