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ナナミカのゴアテックス ステンカラーコートを1ヶ月、着てみたら。
First day & One month later

ナナミカのゴアテックス ステンカラーコートを1ヶ月、着てみたら。

“This is nanamica”ともいえるシグネチャーアイテム、表地にコットンを使ったゴアテックス ステンカラーコート。15年ほど前にリリースされ、いまなお高い人気を誇るこのコートは、コットンなので着込むほどアタリが浮かび、ゴアテックス生地なのに味わい深い表情になるのが魅力です。色落ちしている部分を見れば、その人のライフスタイルが分かるということで、気になるあの人の活動を、ステンカラーコートのエイジングとゴアテックスの機能から辿ってみます。

  • Photo_Naoto Date
  • Text_Shogo Komatsu
  • Edit_Shun Koda
  • Special Thanks_Try Many Times Club

CONTENTS

大鷲陽一
First day/One month later
カイノユウ
First day/One month later
TANA
First day/One month later

CONTENTS

大鷲陽一 First day/One month later
カイノユウ First day/One month later
TANA First day/One month later

First day

First day ブランド背景を汲んで着こなす。

PROFILE

大鷲陽一
ねぎ農家

埼玉県出身。家業である深谷ねぎの栽培を家族とともに手掛ける。190cm近い長身でモデルとしても活躍し、Instagramで日々のコーディネートを披露して注目を集める。自身も大のファッション好きで、アパレル関係者との親交も深い。
Instagram:@yoichiowashi

― こちらが1ヶ月着込んでいただく〈ナナミカ〉のステンカラーコートです。サイズはどうしますか?

大鷲:まずXLを試着させてください。…あれ、肩が。

― そうなんです。前はセットインスリーブ、後ろがラグランスリーブでしつらえた、スプリットラグランスリーブ。正面から見るときちんとしていますが、後ろがラグランなので肩が動かしやすくなっています。サイズ感はいかがでしょう?

大鷲:しっくりときています。Lも着てみていいですか?

― もちろんです。赤のブルゾンは古着ですか?

大鷲:そうです。とあるブランドのデザイナーさんから譲っていただきました。

― かっこいいです!

大鷲:水泳に関連したワッペンが貼られているんですよ。〈ナナミカ〉の原点は海なので、水泳は相性がいいと思いまして。〈ナナミカ〉に赤の印象がなかったから、あえて選びました。

― おっしゃるとおり、〈ナナミカ〉のカラー展開はネイビーを中心としたベーシックな色合いが中心です。

大鷲:〈ナナミカ〉とぼくの距離感を縮めるために、ブランドの背景を汲み取りつつ、ぼくらしくコートを着こなそうと思いました。ボトムスは、海を感じるセーラーパンツ。昨日3時間くらい考えちゃいました(笑)。

― そんなに長時間考えていただいて、ありがとうございます。

大鷲:そういったコーディネートを考えるのが好きなんです。

― Lサイズはいかがですか?

大鷲:肩が合うのはこっち。コートの上にベストをレイヤードするときもあるので、ちょうどいいです。でも袖丈はXLのほうが合っているので、XLにします。時間が掛かってすみません(笑)。

― 丁寧に選んでいただいて、ありがたいです。コートはよく着ますか?

大鷲:僕がコートを着るのは都内に出るとき。羽織るとスイッチが入るんです。コートは都会が似合いますしね。

― コートには、なんとなく都会的なイメージがありますよね。畑仕事では、どんなアウターを着ているんですか?

大鷲:いまの季節は3年くらい、モールスキンジャケットを着ています。動くし擦れるから、いい感じにエイジングすると思ったけど、全然まだまだですね。

― このコートもお仕事で着込んで、エイジングさせてください。

大鷲:〈ナナミカ〉のゴアテックスのコートを着て農作業する人なんていないですよね?(笑)

― 〈ナナミカ〉史上初かもしれません(笑)。でも〈ナナミカ〉は、アウトドアとファッションをミックスしているので、アウトドアの観点ではアリだと思います。1ヶ月後、どんなエイジングをするのか楽しみにしています。

First day シンプルなアイテムが好き。

PROFILE

カイノユウ
モデル

2014年『装苑』のニューカマーモデルとしてデビューし、ファッションメディアや広告に多数出演。2020年から、地元静岡の繋がりを活かし、日本茶ブランド〈サテサテ〉を立ち上げる。多彩なお茶の味わいを少しでも多くの人に知ってもらうべく活動中。
Instagram:@kainoyu

― 普段から今日みたいなコーディネートですか?

カイノ:そうですね。元々は派手な服が好きで、ピンクの髪色が似合うようなアパレルで働いていたこともあったけど、モデルを始めてからシンプルな服が好きになりました。でも、いまもたまに派手なコーディネートをしますよ。

― シンプルな服装が好きなら、〈ナナミカ〉はぴったりですね。

カイノ:そうですね。気になるアイテムが多いです。

― 早速ですが、ステンカラーコートを試着してみてください。

カイノ:なんでも合わせやすそうですね。少し生地にハリがある。

― ゴアテックスの3レイヤーなので、着始めは程よいハリ感があります。着込むほどに、表地のコットンが馴染んできますよ。

カイノ:ゴアテックスってことは、雨でも安心ってことですよね?

― はい。防水透湿性と防風性に優れています。ゴアテックスのアウターを着たことはありますか?

カイノ:フェスで着るアウターはゴアテックスだったかな? あまり気にして着たことがないんです。

― アウトドア用に買ったらそうだった、みたいな感じですか?

カイノ:そう。あとから気づいて、ポイント高いなって思う。アウトドアブランドのテックウエアって、コーディネートに悩むんです。

― 確かに。アウトドア感が強いから、ウィメンズでデイリーに着るのは悩みそう。

カイノ:その点〈ナナミカ〉のステンカラーコートは表地がコットンだから、機能性だけではなくて、ファッション性も融合しているのが、オシャレでいいなと思いました。

― 表地はコットンなので、デニムのようにエイジングしてアタリが出てきます。アウトドア視点ではゴアテックスのアウターがエイジングするのはタブーですが、〈ナナミカ〉では奥ゆかしい変化と捉えています。

カイノ:エイジングするゴアテックスって、矛盾しているように感じてしまいますが、そこがおもしろいですね。ポケットの中のファスナーはなんですか?

― フロントのボタンを留めたままでもインナーにアクセスできる、スルーポケット仕様です。ヴィンテージで用いられているディテール。

カイノ:細かいところにまでこだわっているんですね。

― 〈サテサテ〉は、よくイベントに出店していますよね? そんなときにも、このコートは活躍してくれるかと。

カイノ:イベントでは作業が多いからオシャレしにくいんです。春の新茶の季節にイベントをよく開催するけど、少し肌寒い日も多いから、防風性があるゴアテックスのコートは助かります。着るのが楽しみです。

First day ラフに見せないコートの力。

PROFILE

TANA
ballaholic ディレクター/フォトグラファー

ストリートボールブランド〈ボーラホリック〉を主宰。日本ストリートボールのアイコン的存在として厚い支持を集める。フォトグラファーの顔も持ち、昨年12月に初の写真集『Ballaholic』を出版。バスケットボールを軸に多角的に活動する。
Instagram:@tana_wizard

― 〈ナナミカ〉はご存じでしたか?

TANA:もちろん。インスタで〈ナナミカ〉 ニューヨークのアカウントをフォローしていますよ。ブランドはもう長いですよね?

― 今年で丸18年です。

TANA:すごい。このコートを着られるのを楽しみにしてました。

― 〈ナナミカ〉のステンカラーコートも知っていました?

TANA:はい。アパレルの仲間が着ていて、いいなあって思っていました。表地がコットンなのにゴアテックスって、ファッション性が強いですね。しかも、コートだから余計にオシャレ。

― ゴアテックスのアイテムは、なにか愛用していますか?

TANA:アウターは10年ぶりくらい。最近だと、ゴアテックスのスニーカーを履いています。

― 久しぶりのゴアテックスのアウターなんですね。コートはよく着るんですか?

TANA:好きでよく着ています。3年くらい前から、〈ボーラホリック〉でもステンカラーコートを作っているんですよ。

― スエットと合っています。

TANA:ボーラーからするとスエットは、ユニホームみたいなものなんです。ぼくもゆるい服が好きだからいつも着ているけど、そのラフさをコートが中和してくれます。

― 正直、ストリートボーラーでコートを着ている人は少ないイメージです。

TANA:ぼくも歳をとってからコートを着るようになりました。20代のときはあまり着なかった。

― サイジングもゆるいほうがいい?

TANA:ここ数年ジャストサイズで着ています。20代はXLを着ていたけど、最近はMとかLのジャストサイズで着ています。あのサイズ感でよくバスケしていたなって自分で思うくらい、デカいサイズを着てました(笑)。

― オーバーサイズのボーラーはかっこいいですけどね。このコートはお仕事でもガンガン着てもらいたいんですが、撮影するときは普段とコーディネートを変えていますか?

TANA:撮影のために着る服はそんなにないですね。普段の格好で撮るし、普段の格好でバスケをしたい。

― それじゃあ、オンオフで着てもらいたいです。それでは1ヶ月後を楽しみにしています。

TANA:今月は「サムシティ」(3on3形式のストリートボールリーグ)の撮影で、名古屋と大阪と福岡、あと沖縄にも行く予定。寒暖差があるので、このコートの活躍に期待しています。

One month later

One month later リアルなワークウエアのエイジング。

― 畑にお邪魔できるのを楽しみにしていました。ここ一帯は、ねぎ畑が多いんですね。

大鷲:そうですね。近所も農家が多く、余った作物を持ってきてくれるし、こちらもお裾分けをする。物々交換が日常にあるんです。その環境が気に入っています。

― 今日はどんな作業を?

大鷲:収穫です。普段は機械を使いますが、雨が降ったので今日は手作業で。

― コートをたくさん着込んでいただいたのが一目瞭然です。農作業には役立ちましたか?

大鷲:毎日着ていました。作業で動いて座って、車に乗ったり降りたりするから、正直コートは農作業に向いていないと思っていました。でも、実際に着てみると、このくらいの着丈なら問題ありませんでした。スプリットラグランスリーブで肩も動かしやすかったです。

― よかったです。そのほかの着心地はどうでした?

大鷲:ゴアテックスだし、太ももまで覆う着丈なので寒くなかったです。なにより、いつもと違う気分で仕事ができたのが嬉しかったです。

― コートを着ると、スイッチが入るとおっしゃっていましたよね。

大鷲:だからこそ、背徳感がありました(笑)。普段はだいたい、着なくなった服を作業用にしているので。

― スタメン落ちした私服は、作業服の一軍になるわけですね。

大鷲:私服から作業服になって、また私服に戻ることもありますけどね。

― と言いますと?

大鷲:いい感じにエイジングすると、私服に戻る。前に〈コンバース〉のスニーカーで仕事していて、いい顔つきになってきたので私服で履くようになりました。

― ばっちりエイジングさせたこのコートを、街で着こなす日が楽しみです。特に袖が色落ちしていますね。

大鷲:手を動かすから、どうしても袖が擦れちゃうんですよ。規定の長さに切ってから出荷するので、ねぎの水分で汚れちゃっています。

― 袖口の内側は摩耗するのが当然なので、内側だけ別の生地が貼られていて、メンテナンスできるようになっているんですよ。

大鷲:リペアして大事に長く着られるということですね。そういうところが〈ナナミカ〉のいいところだと思います。

― ちなみに、カフスのストラップを逆に付けていますよ。

大鷲:作業していたらストラップが引っ掛かっちゃったので、こちら側で留めたんですよ。そうしたら袖がすぼんで、手を動かしやすくなりました。変なシワがついて、そこにアタリが出ちゃいましたが。

― 独自に着こなしたエイジングも人となりですね。ちなみに大鷲さんは、どんなねぎ料理が好きですか?

大鷲:結局、泥付きの1本をそのまま焚き火に突っ込んで焼くのが好きですね。焦げた皮をむくと、トロットロで甘いんです。母は、ねぎと白菜とエノキ茸としらたきを、醤油とキムチで甘辛く煮るんです。それは昼食の定番。ごはんが進みますよ!

― おいしそう! 農業のどんなところに魅力を感じますか?

大鷲:自然を相手にするので、季節を感じるのが早いし、諦めがつく。

― 諦め?

大鷲:やれることをやったら、あとは自然に任せるしかないので、だめなら諦める。雨とか雪とか、自然はコントロールできないし、自然には勝てないですよ。生きているっていうより、生かされていると感じられます。

One month later デザインと高機能を満喫。

― ご無沙汰しています。この1ヶ月、どのように過ごしていましたか?

カイノ:今度新しくローンチするECショップと〈サテサテ〉がコラボして、お茶をリリースするんです。そのお茶の試飲会があって、コートを着て行っていました。今日もそのお茶を試飲しようと思っています。

― 着心地はどうでした?

カイノ:試飲会はお茶とか茶器とか荷物が多いので、かさ張るアウターが着にくくて。その点このコートは重宝できました。

― それはよかったです。ゴアテックスを気にして着たことがないとおっしゃっていましたよね。意識して着てみて、いかがでしたか?

カイノ:防風って感じがしました。普段の服は、思った以上に冷たい風を通していたのがわかりました。

― ゴアテックスは風を通さないし、透湿性があるから蒸れて暑くならず快適です。

カイノ:改めてゴアテックスの高い機能性を実感できてよかったです。なにより、表地がコットンっていうところがコーディネートに使いやすかった。

― 気に入っていただけてよかったです。

カイノ:ファスナー付きの内ポケットも最高です。レディースって、内ポケットが付いている服が少ないし、そもそもかわいくて機能的な服は多くないので、これからもたくさん着ようと思います。

― うっすらとアタリが出ていますね。

カイノ:肘を曲げたときのシワが、自分のシワになっています。春はイベントがたくさんあるので、着込んで育てていきたいです。

― イベントでお茶を飲んでもらうと、おいしさを再認識する人が多いのでは?

カイノ:そうですね。こんなにおいしいお茶が身近にあるのに、当たり前すぎて気づいていない人も多いです。海外の文化や感性に憧れますが、日本にもいいものがたくさんありますからね。

― 〈ナナミカ〉はスタンダードにこだわっていて、気づきにくいけど、着てみると他との違いが分かる。そして海外からも評価されている。なんだか〈ナナミカ〉と日本茶は似ている気がします。

カイノ:日本茶の味は繊細なので、その違いを感じられれば、生活が少しだけ豊かになると思っています。

― 〈サテサテ〉のパッケージはモダンで、一見すると日本茶には見えません。

カイノ:一般的な渋くてカッコいい日本茶のパッケージは、日本の伝統や精神性を表現していると思うんです。でも、さらに普及させるには、現代的な新しい価値観も必要だと思い、こういったデザインにしてもらいました。海外のカフェにおいてあっても違和感がないような。いつか海外の方々にもっと日本茶を知ってもらえるように展開したいです。

― これから先、日本茶にどんなイメージを持ってもらいたいですか?

カイノ:いろんな側面があっていいと思います。人それぞれの捉え方の幅を広げていきたいです。

― お茶の種類や選択肢を知らなかったけど、今回お話しを聞いて、いろんな楽しみ方ができると分かってよかったです。

カイノ:それぞれの楽しみ方を見つけてもらい、日常にお茶がある生活を送る人が増えたら嬉しいです。

One month later レイヤードで幅広い気温に対応。

― 代々木公園のバスケコートに来たのは数年ぶりです。きれいになりましたね。

TANA:去年、クラウドファウンディングで改修したんですよ。二面のうちの一面、こっちはぼくがデザインさせてもらいました。

― そうだったんですね! かっこいいです。

TANA:ありがとうございます。日本の“ストリートボールプレイグラウンドの聖地”と呼ばれるここをデザインするなんて責任重大でした。

― この1ヶ月、全国各地を飛び回っていたそうですね。コートは着ていましたか?

TANA:出張に限らず、ほとんど毎日着てみましたよ。かなりハードに着ちゃいましたけど、本当によかったんですか?(笑)

― むしろそれを期待していました。ポケットと袖にアタリが強く出ているから、よくポケットに手を入れていたのかな、なんて想像しちゃいます。

TANA:実際めちゃくちゃ寒がりなのでポケットに手を突っ込みがちです(笑)。

― いろんな地域を回っていたし、ここ最近は暖かかったり寒かったり、気温差も大きかった。寒がりなTANAさんは、どう着こなしていました?

TANA:コートの下にたくさん着込んで調整していました。

― レイヤードで体温調整するのはアウトドアの考え方ですね。いつもだったら、行く土地によってアウターを変えているんですか?

TANA:そうですね。このコートはレイヤード次第で、どの地域でも春先まで着られると思いました。春も寒いから、このコートくらいがちょうどいい。

― 着心地はどうでした?

TANA:ハリのある生地が徐々に、体に馴染んでいくのが分かりました。ゴアテックスに安心感があるし、気分が上がるクラシカルなデザインもよかったです。快適なうえ、ラフな着こなしを整えてくれました。

― 試合の撮影中も着ていましたか?

TANA:試合中こそ、寒いときはコートを着ていてよかったです。普段と変わらない格好で撮影すると前に言いましたが、見え方は気にしています。上下スエットのヒゲ面が、コートに入って写真を撮っていると、お客さんが驚いちゃうこともあるので(笑)。

― ラフな印象をコートでカバーした、と。大会とストリートボールで、写真の撮り方は変わりますか?

TANA:大会は、オーガナイズされたその大会の空気感と残り数秒の緊張感や勝敗が決まる瞬間があって、それをどう撮るかがおもしろい。そのゲームに賭けているボーラーの感情やスキル、オーディエンスの期待と熱気があって、ストリートボールにはない空気で満たされています。

― ストリートボールは?

TANA:その場に集まっているボーラーのキャラクターや光の強さなど、その日限りの要素がたくさんあります。コミュニケーションや格好もさまざま。自分がどこにアンテナを張って、どこを切り取るか。それを見つけるおもしろさがある。ここに何百回と来ているけど、なにが撮れるか予想できなくて毎回ワクワクします。

― たまたま居合わせた人たちで試合が始まるのも、ストリートボールのおもしろさですよね。

TANA:そうですね。海外だとそれが当たり前だけど、日本はシャイな人が多いから、まだまだ多くないんです。知らない人とコミュニケーションするピックアップゲームのおもしろさをたくさんのボーラーに知ってもらい、プレイグラウンドとボール1つで繋がっていくワクワクが増えていくことを願っています。

INFORMATION

nanamica DAIKANYAMA

住所:東京都渋谷区猿楽町26−13
時間:11:00〜20:00
電話:03-5728-6550
Instagram:@nanamica_daikanyama

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