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FEATURE|3 Artists wear 3 G-SHOCK. 若手写真家が紡ぐ、3人のアーティストと3色のG-SHOCK。

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3 Artists wear 3 G-SHOCK.

若手写真家が紡ぐ、3人のアーティストと3色のG-SHOCK。

G-SHOCK〉のDNAを受け継ぐモデル「DW-5600」から、ベーシックなブラックとホワイトに加えて、ポップな色彩が際立つイエローが登場。マットな仕上がりで、落ち着きとクリーンな印象を備えたモデルへとアップデートされている。この3色のアイテムを、写真家・松藤美里と親交が深い3人のアーティストに着用してもらった。彼らの制作風景にこのモデルはどうなじむのか? その姿を松藤美里が追いかける。

  • Photo_Miri Matsufuji
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Hiroshi Yamamoto
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Vol.01 Letterboy with Yellow.

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レターボーイことピーターとは、とあるZINEのフェアーで知り合いました。私たちには共通の知り合いがいて、その友人を介して会うことが多いかな。文字を使ってアートを表現する人が私の周りにはいなかったから、そういった作品をアートとして見るようになったきっかけをピーターが与えてくれました。彼のインスタグラムでは作品の制作風景の動画がアップされていて、そうゆうのを見れるのが本当におもしろい。自分でもできるかな? って思うんだけど、きっと難しいんだろうな」(松藤美里)

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DW-5600CU-9JF ¥12,000+TAX

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レターボーイさんの出身はどちらなんですか?

レターボーイスウェーデンです。

いつからカリグラフィー・ハンドレタリングをはじめたんですか?

レターボーイ8年前くらいからスタートして、徐々にスキルを磨いていきました。もともと大学でグラフィックデザインを学んでいたんです。卒業後はデザインの仕事をしていたんですが、それだけではすこし物足りず、あるときネットでカリグラフィーの作品をみかけて、それで自分でもやってみようと思ったんです。

モチーフとなるワードはどのように決めているんですか?

レターボーイ仕事として受けているものと、自分の作品としてつくっているもので内容が異なります。自分の作品では興味あることや、考えていること、ユニークだと思ったことからインスピレーションを受けています。

いろんな映像作品を見たり、むかしからバスケットボールが好きでそこからインスピレーションを得たり、あとはいまブラジリアン柔術をやっていて、それも興味あることのひとつです。あとは政治や宗教にも興味があって、そこから得たものを作品に反映させることもあります。

G-SHOCK〉に対してどんなイメージを抱いていますか?

レターボーイG-SHOCK〉がスウェーデンにきたときのことを、いまでもハッキリと覚えています。たぶん80年代の終わりか、90年代のはじまりくらい。従来の時計とはちがうデザインや設計で、それまでの価値観を一新させられました。友達も何人かつけていましたね。

今回つけてもらったモデルに関しては、どんな印象をいだきましたか?

レターボーイ普段はポップな明るい色をつけないので新鮮な気持ちになりました。もともとぼくが抱いていた〈G-SHOCK〉へのイメージはもうすこし武骨なものでした。ボリュームがあって、どこか男らしさを含む印象です。でも、このモデルはコンパクトでデザインもシンプル。だから自分のスタイルにフィットするように思います。

Vol.02 長谷川有里 with Black.

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ゆりっぺとはじめて会ったのは、グループ展で一緒に作品を出展したとき。その後もZINEのフェアーで一緒になったりして、親交を深めていきました。むかしは黒をたくさん使った絵を描いていたんですけど、いつからかフェルトを使ってキャラクターもののぬいぐるみ(?)をつくるアーティストになっていました。私が好きなのはゆりっぺの絶妙なキャラ選び。個人的にはファレル・ウィリアムスをモチーフにした作品がお気に入りです。顔は全然似てないのに、帽子を見ただけでファレルだってわかる(笑)。キャラクターの特徴を捉えるのがすごく上手なんです」(松藤美里)

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DW-5600LCU-1JF ¥13,000+TAX

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フェルトで作品をつくるようになったのはいつ頃のことなんですか?

長谷川2014年にはじめました。加賀美健さんが運営する「ストレンジストア」で、なにか展示させてもらえないかなと思っていたんです。そのときはシンプソンズをモチーフにした絵を持って行ったんですが、加賀美さんに「人形もつくったら?」と言われて、そこからいまのようなスタイルになっていったんです。

裁縫みたいなことはむかしからしていたんですか?

長谷川全然やったことなかったんです(笑)。小学生のとき、たまに母親が余った布でこういった人形をつくっていたのは覚えていたんですけど、自分で本格的にやったりすることはありませんでした。母の見よう見まねです。

いまつくっているのはどんなキャラクターなんですか?

長谷川映画『アルマゲドン』のブルース・ウィリスです。モチーフを決めるときはいつも適当で、ネットを見ながらおもしろいのないかな? って探すんですけど、「これできそうだな」っていうのがあれば選んでつくっています。だから、『アルマゲドン』もたまたまなんです(笑)。

G-SHOCK〉はつけたことありますか?

長谷川学生のときにいつもつけていましたよ。実はいまも〈カシオ〉の時計は愛用しています。〈G-SHOCK〉は買いやすいし、耐久性も強い。だから自分にはいちばん合っているかなと思っています。デザインもシンプルですし、そこも魅力的ですよね。

今回つけてもらったブラックの〈G-SHOCK〉はどうでしたか?

長谷川文字盤が見やすくていいですよね。重くないし、ゴツくもない。これなら女の子もつけやすいですね。あと、ベルトの裏側で配色が切り替わっているのもかわいい。さり気なくオシャレなムードを演出できるのもいいですね。

Vol.03 中村穣二 with White.

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穣二さんと知り合ったのは、5、6年前のこと。加賀美健さんが紹介してくれたんです。そのときもグループ展に出展していて、その主催者が加賀美さんと穣二さんでした。いまでは一緒にZINEフェアーをやったり、お酒を飲みに行ったりもして、ずっとお世話になっています。穣二さんの作品は抽象的なペインティングだから、パッとみてすぐに理解できるものじゃないけど、見てて思うのはすごくカッコいいということ。インスタグラムでも作品をアップしているんですが、常に作品をつくっていて、その姿勢がすごく素敵だなと思います」(松藤美里)

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DW-5600CU-7JF ¥12,000+TAX

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中村さんの作品には、コンセプトのようなものがあるんですか?

中村コンセプトはありません。でも、作品をつくるときは、頭で考える前に作品を完成させるようにしています。なにも考えずにいきなり制作をはじめて、計算とかやらしさがでる前にやめるというのが、唯一のぼくの作風ですね。

完成はどのタイミングで決まるんですか?

中村そこがいちばん難しくて、大事なポイントなんですが、自分でもよくわかっていません。それをキャッチするために、ほぼ毎日ドローイングをしているんです。描いていて、「あ、できた」という瞬間があるから、いまはその感覚をつかむ練習をしています。できたものに手を加えて失敗したこともあるので、それを起こさないような感覚が大事かな、と。見る人にとっては分かりずらいことだと思うんですけど(笑)。

描いているときはほとんど“無”の状態なんですね。

中村なにも考えてないです。意識するとやらしくなってしまって、ウケを取りに行ってしまうから。あと、お酒を飲んだときも作品はつくらないですね。酔っ払った気分で描くと、そのときは「すげぇいいのができた」って思うんですけど、朝起きたときに全然ダメなことが多い。絵の具と紙の無駄になっちゃうので、飲んだらやらない、と決めています。

G-SHOCK〉に対するイメージはありますか?

中村10代の頃に着けていました。自分が欲しくてはじめて買った時計なんです、〈G-SHOCK〉は。たしか“マッドマン”だった気がします。そういう思い出もあって、ぼくにとってはカッコいいものとしての存在が大きい。いまでもその印象は変わらないですね。

今回つけてもらったホワイトの「G-SHOCK」はどうですか?

中村“かっこいい”という言葉しか出てこない。たしかキアヌ・リーブスが「スピード」でつけていたモデルの後継ですよね? 印象的なモデルだから覚えてます。

カシオ計算機株式会社
電話:03-5334-4869
g-shock.jp

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