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ノンネイティブとティンバーランド。2度目の邂逅で生まれた都市型ハイキングブーツ。
the second encounter

ノンネイティブとティンバーランド。2度目の邂逅で生まれた都市型ハイキングブーツ。

これまでにたくさんのコラボレーションを通して、数々の名プロダクトを生んできた〈ノンネイティブ(nonnative)〉。今回2度目となる〈ティンバーランド(Timberland)〉の別注アイテムが完成しました。採用されたのは、昨年日本国内での復刻を果たした「ユーロハイカー」。「むかし先輩が履いてたカラーがずっと頭の中にあって、それをベースにつくりました」とは、デザイナーである藤井隆行さんの言葉。しっかりと〈ノンネイティブ〉の色に染まったシューズ。そこには実直にプロダクトに向き合う、藤井さんのこだわりが詰め込まれていました。

  • Photo_Kazuki Iwabuchi
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Yosuke Ishii

“雨用”っていう概念を取り払いたい。

ー藤井さんの最近の足元事情を教えてください。

藤井:最近は〈ノンネイティブ〉と〈ミズノ〉のコラボモデルが出たばかりで。それをよく履いてますね。よく見たら、今回の別注も色が一緒なんだけど(笑)。

Timberland × nonnative EURO HIKER F/L ¥28,380

ー今回別注した「ユーロハイカー」もそうですが、藤井さんは機能的な靴が好きなイメージがあります。

藤井:いつ雨が降るかわからないし、「今日は雨が降るからこれにしておこう」みたいなことを考えるのがイヤなんです。考え方として、晴れている日はもちろんだけど、雨の日でも履ける靴っていうほうがいいなと思って。“雨用”っていう概念を取り払いたいんですよ、基本的には。

ー全天候型で考えたい。

藤井:全天候型で、なおかつ全シチュエーション型。〈ノンネイティブ〉の服は、遊びに行けるのはもちろんだけど、ちょっとかしこまったシーンにも対応できるようにしたい。当然、冠婚葬祭はのぞきますけどね。それで汚れてもかっこいいほうがいいし。「この人、この服なじんでいるな」っていうのがわかるようにしたいんです。靴もそれに合うものをつくりたいと思ってますね。

ー今回〈ティンバーランド〉は2回目の別注ですよね。

藤井:「6インチブーツ」をやったのが2017年で、いまだに欲しいというひとがいたりとか、自分もよく履くから「同じものをもう1回つくりたい」という話をしたんです。そうしたらメーカーの体制が変わっていて、単なる再オーダーだけじゃなくて、もっといろんなことができるという話になって。それで自分の好きなモデルをいくつかやらせてもらうことになったんです。

ー「ユーロハイカー」以外にも、リリースされるんですか?

藤井:全部で4型ありますね。はじめに「ユーロハイカー」がリリースされて、1年くらいかけて順を追って発売します。

INFORMATION

Timberland × nonnative EURO HIKER F/L

発売:5月27日(土)
価格:28,380
nonnative.com

【取扱店舗】

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