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FEATURE|ハマ・オカモト、KANDYTOWNとG-SHOCK #STYLE_OF_G-SHOCK

#NIGHTCRUSING / KANDYTOWN

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KANDYTOWN
INSTAGRAM : @kandytownlife
ヒップホップクルー。東京の世田谷で生まれ育った幼馴染のメンバーを中心とする、総勢16名から成るヒップホップ・クルー。2016年、1stアルバム『KANDYTOWN』をリリース。

昨年、ワーナーミュージックより1stアルバムである『KANDYTOWN』をリリースした、東京の世田谷発のヒップホップクルーであるKANDYTOWN。今年に入ってからも中心メンバーであるIOの2ndソロアルバム『MOOD BLUE』、DONY JOINTの1stソロアルバム『A 03 Tale, ¥ella』がリリースされたり、8月に開催されるSUMMER SONICの大阪場所に出演が決まったりと、ますます勢いを増している彼ら。メンバーを代表してRYOHUとYOUNG JUJUの二人が、「G-SHOCK」のこと、そして、ファッションへのこだわりや現在の彼らのマインドについてしっかりと語ってくれました。

Bボーイっぽいファッションと相性よさそう。

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まず最初に、お二人にとっての「G-SHOCK」のイメージを教えてください。

YOUNG JUJUブランドイメージとしてはタフな感じっていうのがパッと出てきますね。戦車みたいな。壊れにくいし、スポーツにも使えて、アウトドアでも使えるという。元々はサーフィンとかをやっている海系の人、サッパリとした好青年が付けてるイメージがあったんですけど、掘り下げていくと、いろいろなラインがあるっていうこともわかりました。

RYOHU自分のなかでのイメージも似ているんですけど、いわゆる昔ながらの「G-SHOCK」のイメージだと、Bボーイっぽい感じのファッションと相性がいいですよね。ああいうシンプルでダボっとしたスタイルに似合いそうだなって思います。

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二人は実際に「G-SHOCK」を使っていたことはありますか?

RYOHUありますよ。いわゆるベーシックなやつを着けてました。

YOUNG JUJU自分もあります。最初は中学生くらいの時だと思いますね。お洒落をしたかったんでしょうね。そのときに一番最初に手に取れたのが「G-SHOCK」だったんですよね。スポーティでカジュアルなところが手に取りやすくて、気楽に着けれる感じがよかったのかな。最近だと、昨年にRip Slymeさんのラジオ番組(編注:TOKYO FMで放送されている、『RIP SLYME SHOCK THE RADIO -Powered by G-SHOCK』)に出させていただいた時も「G-SHOCK」をいただいたんですが、それも着けてましたよ。

RYOHUおれは確か、いとこの兄ちゃんからお古をもらったと記憶してます。

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メチャクチャ金稼いでるっていう訳でもないし、嘘をつきたくない。

最近は常に時計は着けていますか?

RYOHUおれはこの企画に呼んでもらっといてあれなんですけど、割とKANDYのなかでもほとんど何も付けないタイプで(笑)。ピアスもしないし、時計もしないし。でも、最近サングラスとか眼鏡は着ける様になりましたね。ステージに立つことが昔より増えたし、サングラスとかネックレスとか時計っていう小物が、意外と重要になってきてるのかなって思っていて。普段着プラスαって感じがいいのかなって思ってるんですよ。

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今回皆さんに付けて貰った「G-STEEL」はいかがでしたか?

YOUNG JUJU高級感がありますよね。だけどイヤらしくないっていう。おれは金のアクセサリーをつけたりするので、この「G-STEEL」の、金のパーツを使った細部のディテールがいい感じですね。

RYOHU若い子とかが着けていても怪しい感じも出ないし、ちょうどいいよね。女の子が誕生日プレゼントとかで、男の子にあげるのにもよさそう。

普段着プラスαというお話も出ましたが、ステージでの服装と普段の服装に何かちがいを意識していたりしますか?

YOUNG JUJU最近考えるようになりましたね。前は何も考えてなくて、ありのままの自分でステージに出ることが格好いいと思っていたんですよ。昔は白の無地Tを着てることが多かったので、そのままでステージに上がるっていうのがおれには普通のことだったんですけど、色んな人から、たまには変えてとかネックレスとかしたら? って言われるようになって。もちろん、自分はUSのアーティストとかと違って、そんなにメチャクチャ金稼いでるっていう訳でもないし、嘘をつきたくないから、そういうスタイルでいってたんですけどね。

でも、最近はちょっとお洒落が好きになって来たんで、普段からお洒落をして、そのままステージに持っていけるような感じにしています。だからそんなに大差はないようにしているんですけど、ステージだと時々派手なのとかも着たくなりますよね。

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好きなブランドとかはありますか?

RYOHU〈フィンガリン〉と〈サイダーハウス〉は展示会にも行きますね。

YOUNG JUJU最近は結構ハイブランドも見るし、目標にしますね。高いものってやっぱり大事にするじゃないですか。19歳くらいの時に「ジャックポット」っていうお店に行き始めたんですけど、売ってるものが高かったんですよ。セーターを最初に買ったんですけど、4万円くらいしたんです。それを買った時に、これは超大事にしようって思って、実際すごく大事にしてるし。

その時に、高くて自分が好きなものは洗濯とかも気を遣うし、物を大事にするってことを覚え始めて。最近は〈ラルフ・ローレン〉のサスペンダーを集めたりとか、〈エルメス〉のベルトを見たりとか。そういう、ちょっとがんばろうってものを見てますね。

YOUNG JUJUくんは髪型の印象もだいぶ変わりましたよね。以前は編み込んだりしていて、いわゆるラッパーぽい髪型だったのに、今はかなりサッパリして。

YOUNG JUJU普通の人と接することができるようにじゃないですけど。おれは自分がラッパーだからって、「Yo! Yo! Yo!」とか他人に言われるのがムカつくんで。普通に、普通の人と喋れるし、普通の生活をしたいんで。そっちの方が仕事の幅も広がるじゃないですか。だから、そういう風になって来たのかもしれないですね、最近。tofubeatsくんとかと会ってもそういうのを感じました。最近はそうやって心境が変わってきました。

IO君にしか見えていない何かがある。

KANDYTOWNの皆さんのMVやビジュアルについてのこだわりを伺いたいのですが、皆さんのMVは夜に撮影していることが多いですよね。

YOUNG JUJUKANDYTOWNのメンバーは皆、日本の太陽の光が好きじゃないんだと思います。アメリカってやっぱりカメラを普通に回すだけでも全然違うじゃないですか。なんかぬめっとしてるじゃないけど、空気が立体になっていてホワんとした感じがあるんですよでも、日本は冷たいから、なんでも冷たい絵になるっていうか、昼間の光で撮るとなんか安っぽくなる気がするんですよね。そこを夜だと誤魔化せるんですよね。

でも、街灯とかも向こうはオレンジだけど、こっちは蛍光灯っぽい白い光だから、そこも嫌なんですよ。だからなるべくオレンジの街灯を探したりとか、そういうこだわりはあります。あとは、日本語の看板を映さないとか、軽トラとか日本ぽい乗用車は映らないようにするとか。まぁおれが撮っている訳ではないんですけど、IOたちのTAXi FILMS(IOもメンバーとして所属する映像制作チーム)とかはそういうのを意識してやってると思います。

RYOHU彼らがそうやって徹底してきたから、おれたちも皆そういう趣向になって来たっていうのはあるかも。

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なるほど。では、アー写へのこだわりはどうですか?

YOUNG JUJUおれはビジュアル面に関することは、基本的にIO君から吸収することが多いんで。まずなんでもIO君に相談する。アー写とかも。音楽についてはRYOHU君に相談することが多いんですけど、ビジュアル面はIO君がすぐにアイデアとか出してくれるんで。

RYOHUJUJUのソロアルバムもそうだったでしょ?

YOUNG JUJUそう。おれのアルバムのジャケとかアートワークはIO君と一緒にやってますね。あと、こないだ出たDony Jointのアルバムもそうだし、MUDのアルバムもこれから一緒にやります。自分たちだけでも全部できるように今勉強しながらやってる感じです。アー写とか写真も映像と一緒で、光の加減とかを気にしていますね。

RYOHU彼にしか見えていない何かがあると思うんですよね。

その細かな差が重要なんでしょうね。

YOUNG JUJUIO君はすごいですね。

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大きな枠で、色々なコラボができるように。

昨年はKANDYTOWNとしてもアルバムをリリースして、YOUNG JUJUくんはソロアルバムもリリースしましたが、現在はみな音楽面ではどんな感じなのでしょうか? RYOHUくんだったら、バンドセットでライブをしたりしていますよね?

RYOHUそうですね。最近はバンドセットでやる方が多いかもしれませんね。出演者の多いイベントはあまり性に合わないというか、2マン、3マンくらいでバンドセットで長い尺でやるって方が、いまのおれにとっては、音楽的な表現ができるんですよね。昨年からインタビューなんかでもずっと言っていたんですけど、2017年はソロがメインになってくるというか。昨年は皆でKANDYTOWNに集中してやる年だったけど、今年はソロで活躍して、更にKANDYTOWNていうものを底上げしていけたらなって思っています。まだ表に出てないものも含めて、皆活動していますよ。

それぞれ、KANDYでは出せなかったものをソロで見せていったり。皆が同じようにやっていたら面白くないと思うので、絶妙に皆がキャラを変えて、KANDYTOWN内でサポートし合っていけたらいいですよね。昨年とはちがった動き方じゃないですけど、KANDYTOWNを皆でやるっていうよりも、誰かを皆でサポートするっていうのがメインの動きになるなのかなって。あとは基本的にみんな頑張ろうぜって感じですけどね(笑)。それは皆当たり前のように意識はしている。

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YOUNG JUJUおれはKANDYTOWNが有名になればいいので、そのためには自分が有名になることが必要だし、皆が集められない注目の部分とか、そういうところをやれればいいなって思っているんで、どうぞ叩いてくださいってくらいのスタンスで今年はやろうかなって思っていますね。ビッグネームの人のフィーチャリングとしての曲がこれからまた出たり、「G-SHOCK」の広告もやらせてもらったりとか、夏くらいまではなんとかいいニュースをポンポンポンポン出していけるかなって思うんですけど、その先のことはまったく決まっていないです。

客演とかは他人様に生かされている状態なんで。いまはまだ自分のソロで、自分のものをゼロから作り上げるっていうスタンスではなく、待ってる状態っていうか、探している状態なんで。とにかくいまは前にあることをしっかりやって、結果を残すっていうか。KANDYTOWNの方に還元できるように動くって感じですね。

その言葉通りに、tofubeatsくんの新作の中での一曲、「Lonley Nights」でのYOUNG JUJUくんの客演は、ヒップホップ界隈だけでなく、より幅広いリスナー層の間でも話題となっていますよね。ラジオでもよく耳にします。

RYOHUおれもあの曲にJUJUが参加したのを本当にすごい面白いなって思っているんですよね。

YOUNG JUJURYOHUくんはすごい褒めてくれるっすよね(笑)。

RYOHUいや、あの出来事は個人的に凄いと思っていて。昔だったら外の誰とも曲をやろうとしない、なんならリリースもしようとしなかった奴らが、ここ1、2年間皆でやって、結果ソロとして、外の世界でも動いているっていうのがすごいいいなって思って。やっぱりフィールした色んな人と音楽をやるっていうのはいいことだと思うので、おれは。余り鎖国し過ぎても、変な感じになっちゃうと思うし。

YOUNG JUJUKANDYの中でも鎖国しないでやっていける組が、この二人だと思うんで。他のメンツは皆鎖国状態なので(笑)、それが変わっていくのがおれらにとっても楽しみでもあるんですよね。おれらが新しいことをやって、KANDYのメンツにも色んな人からオファーがかかるような、他にもこういうことやれる奴がいるんじゃねーかって思わせられることをおれがやれれば、っていうのはありますね。

RYOHUそのためにも、ミュージシャンとだけじゃなくて、今回みたいに「G-SHOCK」のモデルをやらせてもらったりとか、カルチャーとして大きく捉えた動きの一つひとつをコラボっていう言い方をするとしたら、より色々なコラボができるくらいの素質と、心の余裕を持って皆がやっていけたらなと。いまはそうやって考えています。

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