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FEATURE|ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、KANDYTOWNとG-SHOCK #STYLE_OF_G-SHOCK

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ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、KANDYTOWNとG-SHOCK

#STYLE_OF_G-SHOCK

来年でデビュー35周年を迎える〈カシオ(CASIO)〉の「G-SHOCK」。タフにして機能的というベースはそのままに、長い歴史のなかでさまざまなデザインを作り、積み上げてきました。だからこそ、趣味嗜好がわかれ、人びとの行動とライフスタイルが細分化している今なお、多くのひとたちの生活に寄り添う時計だといえます。あらゆるシーンにマッチするこの「G-SHOCK」の魅力を、ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)やKANDYTOWN、モデルやアスリート、ファッション関係者が身に着け、語ってくれました。フイナムでの全三回のうち第一回目となる今回は、ハマ・オカモトとKANDYTOWNの登場です。ファッション観から最近の音楽活動まで、ロングインタビューを公開!

  • Photo_Shun Komiyama(Hama Okamoto)、Shin Hamada(KANDYTOWN)
  • Styling_TEPPEI(Hama Okamoto)
  • Hair&Make-Up_Go Takakusagi(VANITES)(Hama Okamoto)
  • Text_Yuichiro Tsuji(Hama Okamoto)、Maruro Yamashita(KANDYTOWN)
  • Edit_Shinri Kobayashi

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#MUSIC / ハマ・オカモト

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ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)
INSTAGRAM : @hama_okamoto
ミュージシャン。4人組ロックバンド「OKAMOTO’S 」でベースを担当。卓越したその腕前を買われ、年齢問わず様々なミュージシャンのサポートもこなす。言動は落ち着いているが、その発言からは音楽に対する情熱と、シーンに対する真摯な姿勢が感じ取れる。

G-SHOCK」は完成されたプロダクト。

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DW-5600LCU-1JF ¥13,000+TAX

はじめて「G-SHOCK」をつけたときのことを覚えてますか?

ハマたしか中学生のときだったと思います。両親にプレゼントしてもらいました。いま着用しているのと同じモデルで、文字盤が黒と赤で構成されているものでした。

G-SHOCK」というブランドに対して、どんなイメージを抱いていますか?

ハマ普遍的な存在ですよね。ベーシックなモデルがあって、マイナーチェンジを繰り返しながら、それをずっと大事にしている印象があります。それができるのは、個々のモデルが完成されているからだと思うんです。そういうプロダクトには無条件で惹かれます。

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ジャケット ¥33,000 〈FREEMANS SPORTING CLUB〉(FREEMANS SPORTING CLUB – TOKYO 03-6805-0490)、シャツ ¥8,800 〈TWO PALMS×URBAN RESEARCH〉(URBAN RESEARCH 神南 03-6455-1971)、Tシャツ ¥16,000、パンツ ¥32,000 ともに〈semoh〉 (ビューローウエヤマ 03-6451-0705)、その他 スタイリスト私物。※価格はすべて税抜き。

“完成されたプロダクト”という視点で話をすると、ベースという楽器にもおなじことが言えますよね。

ハマそうですね。実は一般的なエレキベースやギターのデザインはフェンダー社が考案したもので。それが50年以上も変わらずに、いまもたくさんの人達に愛されている。もちろん長い歴史のなかで様々なことにチャレンジしていますが、やっぱりベーシックなスタイルは色褪せないし、普遍的なものになっている。そういう部分が「G-SHOCK」のプロダクトとリンクすると思います。

ハマさんが時計というプロダクトに求める機能はありますか?

ハマ正直、時間がわかればいいかな、という程度です。ぼくはなるべくスマホで時間をチェックしないようにしていまして。というのも、ついついそのままさわり続けてしまったりするので。時間はなるべく腕時計で確認するようにしています。うちにあるのは「G-SHOCK」と、くだらないオモチャのような時計。毛沢東がモチーフになっているもので、ゼンマイを巻くと手を振る仕組みなんです(笑)。

そういったユニークな時計選びに、なんとなくハマさんらしさを感じます。

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ハマ違和感のあるものをつけていたくないというか。それは自分自身に向けてもそうですし、ぼくを見てくれている人たちに対してもそう。結局自分のイメージは自分でつくっていかないといけないので、最近はそういう部分にも気を使ってモノ選びをしています。

衣装に関しても、昔は用意されているものに対してなにも言わなかった時期もありましたが、最近はコミュニケーションを取りながら選ぶようにしています。「G-SHOCK」に関してもやっぱりこのシンプルなモデルが好きですし、自分らしいと思うので、コレばかりつけてますね。

なるほど。

ハマなんだかわからないですが、「G-SHOCK」って身の丈に合うんですよ。高校生のときにすごいおしゃれな時計をつけているやつがいて、それがすごく背伸びしているように見えたんです。でも、「G-SHOCK」をつけていてもそういうムードにならないと思っていて。地に足着いている感じというか。年代を問わず誰にとってもそういうブランドだと思います。

等身大の自分でいられると。

ハマそうですね。誰がつけていても「G-SHOCK」にマイナスのイメージを抱く人はいないと思います。むしろ大人で「G-SHOCK」を選んでつけている人には、なんだか渋くてかっこいい印象を抱きます。

ちなみにハマさんは、どんな日に「G-SHOCK」をつけようと思うんですか?

ハマうーん…、どんな日だろう? いま思えば基本的にいつもつけている気がします。無意識のうちに「G-SHOCK」を手に取っている。それほど日常に溶け込みやすいというか、やっぱり普遍的なものなんですね。

いま、バンドの状態がすごくいい。

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休みの日はなにすることが多いですか?

ハマけっこう家のなかにいることが多いかもしれないです。時間があっても積極的に外出しないタイプなんです。家で音楽を聴いたり、ベースを弾いたり、たまにゲームしたり。

最近はどんな音楽を聴いているんですか?

ハマ自分のバンドの曲かな(笑)。いまはいろいろと振り返る時期なのかもしれません。昔の曲を聴きながら「がんばってるな~」なんて思ったりして。決して懐古的になっているわけではなく。

バンドの状態はいまどうですか?

ハマみんな、さらに音楽のことを好きになっている感じがします。いままでは4人で同じ方向を向いていたのですが、いまは別々の角度から様々なことを話すようになっていて。リハーサルをしているときもそれぞれにちがう主張があって、結果的にそれがすごくいい影響を与えている気がします。なので、バンドの状態はすごくいいと思います。

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メンバーの個性がより際立ってきたと。

ハマそうですね。もともと個性の強いメンバーの集まりだったのが、よりパワーアップしたというか。次に作品をリリースするときは、一皮むけたOKAMOTO’Sを見せることができるかもしれません。

ハマさんご自身の話をすると、そうやって色んなことを話せるようになったのは、他のミュージシャンのサポートをしたり、共演をした経験が大きく影響しているんですか?

ハマそれは間違いないです。やっぱりおなじバンドのなかにずっといると、慣れてしまう部分も当然あって。居心地がいいし、リズムをつくりやすい。でも、いざ他のミュージシャンたちのなかに飛び込んでいくと、当たり前だと思っていたことが通用しない、ということがたくさんありました。そういう経験をバンドに持ち帰って、みんなで共有したりしています。

環境を変えることで、それまでの自分のポジションを俯瞰して見ることができたんですね。

ハマまさしく。でも、外には外のよさがある一方で、自分たちのバンドでつくる曲がいちばん、という自負もあります。中学生のときからずっと一緒にいるメンバーたちなので、色々なことを共有しやすいんです。

最近はOKAMOTO’Sと同年代のバンドもたくさん注目を集めるようになってきましたが、いまの音楽シーンについて感じることや考えていることはありますか?

ハマ同年代のバンドと一緒にいまの音楽シーンを築けるというのは、すごくうれしいことです。最近で言うとNever Young BeachやYogee New Wavesだったり、メンバーは10代の頃から友達で、彼らも昔からバンドをやっていて。ほかにも同年代のバンドはたくさんいますが、ようやくぼくたちのやっていることと時代が呼応してきた感じがします。

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フェンダーのアンプに似せて「G-SHOCK」をつくってみたい。

ハマさんは現在フェンダー社と契約を結んでいるんですよね。大好きな楽器メーカーから声がかかって、どんな気持ちでした?

ハマすごくうれしかったです。さっきも話したようにフェンダーの楽器って完成されているんです。最初は音楽うんぬんよりもプロダクトとしてのベースに興味があって、それでどんどんベースにのめり込んできました。中学のときにベースの図鑑を眺めながら、様々な知識が自然と頭のなかに入っていって、気付いたらマニアックな人間になっていました(笑)。でもその熱意が通じて、こうして契約を結ぶことができたのは本当に光栄なことです。

うれしいという気持ちがある反面、プレッシャーは感じませんでしたか?

ハマそれはもちろん感じました。世界には偉大な音楽家たちがたくさんいるのに、おれなんかでいいの? という気持ちも正直ありました。楽器好きな人たちからしたら「なんだコイツ?」って思われるだろうな、とも。でも、これからもっといい演奏をしてプレイヤーとして一流になればいいかな、という前向きな気持ちも同時に持っていました。

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契約後の活動で印象に残っているエピソードはありますか?

ハマ「東京ギターショー®」でトークショーに出演させてもらったたことがあって。日本中から楽器好きが集まるイベントなのですが、会場にいるお客さんには50代くらいの方々も多くて、いわゆる楽器マニアばかりなんです。

契約してすぐの頃だったので、ものすごく緊張しましたが、自分の理想のベースについて音やデザインの話を細かくして、「こういうベースをつくりたい」という話をしたら思いのほかウケてくれて。それですごく安心しました。結果的にそのベースも去年リリースされて、すごく好評だったのもうれしかったです。

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ちなみに、ハマ・オカモト モデルの「G-SHOCK」をつくるなら、どのようにデザインしますか?

ハマ型はいまぼくがつけているのとおなじもので、素材を全部メタルにしたいな。金属の「G-SHOCK」(笑)。

どうしてメタルなんですか?

ハマフェンダーのアンプで“銀パネ”と呼ばれるものがあるんです。アンプのつまみが付いているパネルがメタリックな素材でできていて、青い文字でアンプの名前が書いてあるのですが、それがすごくかっこいいんです。その銀パネのようなデザインで「G-SHOCK」をつくれたらおもしろいかもしれないですね。それこそ自分らしいなと感じますし、お気に入りの一本になると思います。

次は、ラップ・クルーKANDYTOWNがG-SHOCKから音楽まで語りつくします。
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