SELECTOR 3. YUKI MIURA 友人を呼ぶ家飲みに華を添えるクラフトビール。
PROFILE

〈トリッカーズ〉や〈G.H.バス〉〈アイランドスリッパ〉など国内外のシューズを扱うインポーター「GMT」のPRを担当。酒好きとしても知られ、2020年から雑誌『2nd』で「無礼講酒場」という連載を持つ。
Instagram:@miurachelin
NO.1 「サードバレルブリュワリー」の「みーん!」

¥770(350ml / サードバレルブリュワリー)
古くから醸造文化が根付く島根・出雲で2022年に誕生した「サードバレルブリュワリー」。新進気鋭のクラフトビールメーカーがつくるコーヒーポーター「みーん!」は、同じ出雲にあるカフェ「BSKK」がブレンドした豆を使用し、ロースト麦芽の風味とキャラメルのような甘さを感じられます。しかもアルコール度数が4パーセントとライトで、飲みやすいところも魅力。ちなみにコーヒーポーターはコーヒーを使ってつくられる黒ビールの一種で、コクのある独特の味わいに特徴があります。
「コーヒーの香りを楽しめる逸品。休みの日は寝起きにビールもしょっちゅうなのでモーニングコーヒー代わりに(笑)。家飲みで最後に一杯なんかのみたいな~の〆としても楽しめます」
NO.2 「トトピア ブルワリー」の「エルゴフォビア(仕事恐怖症)」
キュートな靴のイラストが目を引く一本は、2022年にスタートした愛知・長久手のクラフトビールメーカー「トトピア ブルワリー」のもの。缶のプルタブを上げると果物にほんのり蜜をかけたような独特の香りが広がり、口にしたひとを独特の世界に誘ってくれます。「エルゴフォビア(仕事恐怖症)」という名前もユニークで、まさにこれを飲めば仕事に行きたくなくなるかも(笑)。
「友人から突然会社に送られてきた「仕事恐怖症」という名のクラフトビール。しかも靴のイラストがパッケージに(笑)。我ながら自分にぴったりです。このメーカーはいろいろな恐怖症をテーマにつくっていて、酒のつまみのひとつとしてこのネーミングで盛り上がります!」
三浦的家飲み論
Q1. 普段どんな「家飲み」をすることが多いですか? 「外飲み」と比べて「家飲み」 はどんなところに魅力があるのか教えてください。
友人を呼んで家飲みすることが多いです。最近では友人の子供たちも集まってみんなで「ニンテンドースイッチ」と酒を片手に「マリオカート」ばっかりしています。もともと料理をつくるのが好きなので食べたいものと飲みたい酒を振る舞うのが好きです。外だとパスタを食べながら魚の塩焼きをつまめませんが、家なら何でもありですね!
Q2. いつも「家飲み」をするときに用意する料理はありますか?
手羽中の柚子胡椒焼き、鯛の煮つけ、とかですかね…。理由は…好物だからです(笑)。あと家飲みは料理しながらチマチマつまんで飲めるのも醍醐味です。
Q3. 思い出に残っている「家飲み」を教えてください。
招待してもらって行ったお金持ちの友人宅で、寿司職人とイタリアンのシェフを呼んでの宅飲み(笑)。来ているゲストも錚々たる方たちでしたが、家でワガママ言いたい放題にお寿司とイタリアンを食べたのはある意味思い出に残る家飲みでした。
SMALL GOODS
美味しいお酒、おしゃれな店内、人当たりのいい店主…。ぼくらがお店を選ぶ理由ってさまざまだけど、実はユーモア溢れるグッズにこそ、お店の精神が宿っているのかもしれませんよ!