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エフエヌと、東京いろいろ。前編-アミ&キャサリンの羽根木散歩-
The two of them and FN / FOUR NINES

エフエヌと、東京いろいろ。前編
-アミ&キャサリンの羽根木散歩-

〈フォーナインズ(999.9)〉から今春デビューした「エフエヌ(FN / FOUR NINES)」。「ALL MY EYEWEAR!」をコンセプトにした感度の高いラインナップで、まだ1シーズン目ながら国内外からの評判もいいそうで。ものづくりの下地ができているからこその自由な発想が、いまのムードとばっちりはまっているのでしょう。
フイナムでは前回の記事に引き続き、気になるひとのアイウェアスナップを通して「エフエヌ」の真価を見ていきます。前編は、柔らかい空気を纏った仲良し2人組。こんな風にアイウェアを掛けたい!

  • Photo_Kaho Okazaki(SIGNO)
  • Text_Keisuke Kimura
  • Panel design_Chinatsu Hitomi
  • Edit_Yuri Sudo

PROFILE

渡邉アミ

都内のセレクトショップを経て、この秋からは自身のファッション・カルチャーレーベル「Sunsetter Publishing」を立ち上げて活動スタート。zineやプリントT、古着デニムのリメイクなどを制作予定のほか、クリエイターとのコラボなどジャンルレスなリリースをしていくとのこと。
Instagram : @annicastg

PROFILE

アーンショー・キャサリン

健康と環境にいいヴィーガンの焼き菓子を提供する「Homecoming Vegan Baked Goods」のオーナー。趣味は映画と音楽。
Instagram : @earnshawkei

SPOT1. FUGLEN HANEGI KŌEN

SELECT EYEWEAR

FN-0246 col.638 ¥39,600
※写真左:アミさん着用

1950年代に流行していたクラウンパント型のアイウェアを、現代の文脈におきながら「エフエヌ」が再解釈したモデル。ブラックとクリアのツートンカラーは個性的に見えるが意外に顔なじみもよく、ワンポイント置きたいときに役立つ。

FN-0144 col.88 ¥39,600
※写真右:キャサリンさん着用
※レンズ代別

メガネのトレンドに浮上して間もないボスリントン型。丸みを帯びたボストン型と、逆台形のウェリントン型のあいだをとっていて、どんな顔の形でも違和感なくはまる。クラシックな印象を際立たせるために、あえてフレームのアウトラインは鈍さを残しているそう。

たった1年で急接近した2人。

ーおふたりの出会いのきっかけはなんだったんでしょうか?

アミ:キャサリンが前にやっていたピザのお店が近かったんです。家から歩いて1分とか。あるとき、1日に2回行ったことがあって、知り合いでもないのにインスタでタグ付けしたら、DMをくれたんですよ。「今日、2回来てくれた子じゃない?」って。

キャサリン:そうだそうだ。

アミ:逆に、私がそのとき働いてた職場の近くにキャサリンが住んでてね。

ー初対面は何年前くらいだったんですか?

キャサリン:去年とか?

アミ:だから、まだ出会って1年くらいだよね。

ーそこから仲良くなったと。

キャサリン:1日2回来たとき以外にも、ちょこちょこ来てくれてたんですよね。

アミ:友達になってからは、もう、邪魔しにしか行かないんですけど(笑)。すっぴんパジャマとかで行っちゃうんで。

ー1年前なのに、だいぶ急接近ですね。2人とも、すぐ仲良くなれるタイプ?

キャサリン:いえ、全然。でもアミちゃんとはフィーリングが合って。

アミ:感覚が近いところもあるし、全然違うところもあるしって感じかな。

キャサリン:近いのは天邪鬼なところとか。あと、好き嫌いがはっきりしてるところ?

アミ:そうだね。人との距離の取り方も似てるかも。用がないと連絡しないし、やりとりも簡潔。

キャサリン:(笑)。

アミ:ドライって言われたりするんです、友達から。メッセージ短くない?みたいな(笑)。

キャサリン:キャピキャピしてる人が苦手なんですよね。

アミさんが食べているのは、キャサリンさんのお店「Homecoming Vegan Baked Goods」でつくっている「NY Crumb cake」(¥600)。ほかに濃厚なチョコレートケーキ「Sourdough Chocolate Pound Cake」(¥500)も。どちらもニューヨークで売られている大きさで、食べ応え満点。

アミ:あとときどき姉妹と間違われます。髪型も似てるから。

ーたしかに(笑)。いつからその髪型に?

キャサリン:私はもう5,6年前ぐらいからかな。それまでは長かったんですけどね。

アミ:伸ばそうとすると、途中で外跳ねしてくるんだよね。

キャサリン:そうなのよ。あと、同じTSUBASAくんっていう美容師さんに切ってもらってるんだよね。南青山にある「リンカーネーション(REINCARNATION)」の。

アミ:そう、TSUBASA君はずっと気になってて、キャサリンが切ってもらってるって知って、勇気を出して初めて予約したんです。それからはずっとTSUBASA君です。

ー「FUGLEN HANEGI KŌEN」には、よく来ますか?

アミ:わたしは1回だけ来たことがあります。

キャサリン:一緒に来たよね?

アミ:あれが最初で最後だよ。職場も祐天寺で、あまりこっちのほうまで来ることがなくて。

キャサリン:私はここに自分の店のケーキを卸してることもあって、週に何回も来てますね。プライベートでも来ますし。

ーファッションのこだわりについても聞きたいんですが、アミさんからお願いできますか。

アミ:こだわり、ないんですよね〜。強いていうなら、ジャストフィットのサイズのものはあまり着ない、ですかね。Tシャツとかスウェットとかアウターとかパンツとかも全部、女の子が選ぶサイズじゃないかも。だいたい大きいですね。

キャサリン:いつもそうだけど、似合ってますよ。

ーどこで買うことが多いですか?

アミ:基本、ネットで。海外にある、服屋でもない個人のお店で。本屋さんとか。わざわざ苦労して海外から買ってるのに、それが時々、友達の店に売ってたりとかしてショックをうけることもある(笑)。

ー服はいつも黒いですか?

アミ:そんなこともないですね。真っ白なときもあるし、色ものも着ますし。

ーキャサリンさんはどうですか?

キャサリン:こだわりはないんですけど、服をあんまり買わないタイプなんで、同じものを何年も着るんです。新しく買うものって、ほんとに少なくて。だから、買うときも「これは長く着れるな」っていうものしか買わない。今日着てるものも、5,6年は着てますね。あとはプリント物が好きじゃなかったりとか、柄物が好きじゃない。色物も少ないです。

FUGLEN HANEGI KŌEN

営業時間:7:00〜20:00(月-木)、7:00〜22:00 ※Bar time 17:00〜(金-日)
住所:東京都世田谷区代田4丁目36−14 水巻ビル 1F
Instagram:@fuglenhanegikoen

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