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ありそうでない、天邪鬼なブランド。アンライクリーのルールを超えたものづくり。
Hello、My Name Is Unlikely.

ありそうでない、天邪鬼なブランド。アンライクリーのルールを超えたものづくり。

満を持して、あのひとがブランドを始動させます。元「ビームス」のクリエイティブ ディレクターである中田慎介さんです。ファッションのことだけを考えてきた22年間のビームス時代、そこで培ってきたノウハウや知見を活かして生まれたのは、とってもチャーミングで天邪鬼な、中田さんらしい服でした。〈アンライクリー(Unlikely)〉 と名付けられたそのブランドは、一見するとベーシックでありながら、よく見るとさまざまなユーモアが隠されています。そのユーモアを紐解くために、中田さんのもとを訪ねました。

つねにチャレンジ精神をもちながら新しいことをやっていきたい。

ーデリバリーは9月23日(土)からになるんですよね。どんなお店で取り扱われるんですか?

中田:手前味噌で恥ずかしいのですが、ひとつは「ビームス プラス」で取り扱ってもらうことになりました。自分の中で、このお店では扱っちゃいけないブランドだと思って展示会の案内は出さなかったんですけど、ブランドのディレクターから連絡がくれて。そしたら「ビームス」のメンバーと話して取り扱いを決めてくれたようで、「これは『ビームス プラス』じゃないとダメです」と言ってくれたのがすごくうれしかったですね。

ーすごくいい話ですね。

中田:「ビームス プラス」では土台ができあがっていて、すでに自分たちが正しと思うことをやっているから、ピックアップするブランドで遊びを入れているそうなんです。それによって相乗効果が生まれます。あとは、「エイチ ビューティー&ユース」、「ビショップ」、「ユニオン トーキョー」、「ロフトマン」などでも取り扱っていただきます。ありがたいことに、札幌の「WAKE.」、宇都宮の「ARK」、名古屋の「JACK IN THE BOX」や広島の「ref」など地方のセレクトショップでのお取り扱いも決まっていて、トータルで30アカウントほどありますね。

ーまだはじまったばかりですが、ブランドのこれからについて考えていることはありますか?

中田:小物類を充実させたいですね。ぼく自身、小物類のバイヤーアシスタントからディレクションに関わるキャリアをスタートさせたんですよ。毎日帽子をかぶったり、マフラーを巻いたりしながらアピールをして、それで展示会に連れて行ってもらえるようになったんです。だから服飾小物にはすごく思い入れがあって、今後はそうしたアイテムも充実させたいですね。なんなら、小物だけの派生ブランドをつくろうとも思ってます。

あとは編集的なものづくりと、レイヤードのデザインはこれからもやっていくつもりです。まだまだネタも尽きないので(笑)。つねにチャレンジ精神をもちながら新しいことをやっていきたいし、コレクションもまだまだ少ないので、地道に規模を大きくしていきたいですね。

INFORMATION

Unlikely

Instagram:@unlikely_drygoods

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