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原宿におかえり、キネティクス。 ただいま、キネティクス。
RENEWAL & COME BACK!!

原宿におかえり、キネティクス。
ただいま、キネティクス。

ストリートカルチャーを基盤とした“提案型ファッション・セレクトショップ”として、2003年に原宿にオープンした「キネティクス(Kinetics)」。一時は渋谷へ移転もしましたが、今月で20周年を迎えるアニバーサリーイヤーに誕生の地である原宿に戻り、リニューアルオープンを果たしました。20年前と比べ原宿の街も大きく変化するなか、「キネティクス」は進化し続けることと変えないことを大切に、3つのフロアという今までにない姿へ。リニューアルオープンを記念したコラボアイテムや、親交の深い盟友ブラントとの別注品に溢れる新生キネティクスのお店と、オープン日に行われたスペシャルなパーティ&イベントの光景をお届けします。

5組による記録にも記憶にも残るスペシャルパーティ!

ここからは9月1日(金)に開催された、オープニングイベント&パーティの様子をお届けしたいと思います。午後4時半を過ぎ、気づオープン前から店舗前には長蛇の列という事態に。それもそのはず、Campanella(カンパネルラ)・MonyHorse(モニーホース)・VaVa(ヴァヴァ)のゲストライブに、doooo(ドゥー)とU-LEE(ユーリー)によるDJプレイという豪華すぎる出演者が事前にアナウンスされていたから。しかも「キネティクス」のインスタグラムをフォローすれば入場無料と聞けば、行かない理由は見当たらないはずです!

17時の開場に合わせて新店舗の各フロアを探索しつつ、〈バドワイザー(Budweiser)〉のビール(こちらもフリー!!)を片手に、「トウキョウサンドウィッチクラブ(TOKYO SANDWICH CLUB)」の一口ハンバーガーを頬張っていると、18時すぎに人肉アイテムで世界中にファンを持つ、dooooのDJからパーティがスタートです。

PROFILE

doooo

岩手県出身のDJ & プロデューサーでCreativeDrugStore所属、2017年に1stアルバム『PANIC』をリリースし、そのジャケットで使用した人肉MPCが世界中で話題に。2022年には2ndアルバム『COLORFUL』をリリースしました。
Instagram:@doooo_cds

強烈なドラムビートが鳴り響くBuunshinの『Cancelled』からはじまり、そこからdoooo独特のオリジナルミックスで、気づけばほとんどの人がブースの前に。終盤にはSCARSの『MY BLOCK』でオーディエンスをロックするなど、国内外のサウンドに自らの曲も織り交ぜた唯一無二の世界観はさすがの一言です。

PROFILE

Campanella

2014年に1stアルバム『vivid』をリリースし日本中の注目を集め、その後も2ndアルバム『PEASTA』や中納良恵とのコラボ曲である『PELNOD』を発表。いまもっともアルバムリリースが待たれるラッパーのひとりです。
Instagram:@campanella_mdm

dooooのDJによって会場が完全に温まった状態で登場したのは、ビートの上で自由に言葉を変幻自在に操るラッパーの Campanella。卓越したラップスキルとハイレベルなライブパフォーマンスはオリジナルそのものです。今回のステージでもJJJとの楽曲『Friendskill feat. Campanella』や盟友Ramzaのフリーキーなビートに乗った『Puedo feat. KID FRESINO』などをスピット。

さらにライブの中盤には、スリランカと日本にルーツを持つ業界注目の新進気鋭ラッパーのhomarelanka(ホマレランカ)がステージに登場! 『Ⅲ MY SLF feat. Campanella』で会場をもう一段階盛り上げ、そこからCampanellaの代表曲『Palo Santo』や『Think Free feat. 中納良恵』などがパフォーマンスされました。

PROFILE

U-LEE

YENTOWN所属のDJ & ビートメイカー。MonyHorseにAwich、JNKMNなどYENTOWN所属のラッパーのバックDJを担当し、数多くのビートも提供。『Urban ClubMix』や『Love Sick』と題したMIXシリーズも不定期でリリースしています。
Instagram:@U_Lee

興奮冷めやらぬ中、3番手にはU-LEEが登場。JID & J. Cole の『Stick feat. Kenny Mason & Sheck Wes』をかけてパーティーを加速させます。そしてkZmの『DOSHABURI feat. JUMADIBA』やCoi Lerayの『Get Loud』などを流すなど、和洋のシーンを縦横無尽に行き来する最新のミックススタイルで、ブース前はお祭り騒ぎに。

PROFILE

MonyHorse

東京都北区王子育ち、YENTOWN所属。2022年12月に3年ぶりとなるアルバム『MONIBUM』をリリースし、チキンバーガー専門店の「MONICHIKI HOUSE」もオープンするなど、オリジナルなスタイルで東京を代表する存在です。
Instagram:@420horsepower

U-LEEからのDJの流れで、HIP HOPシーンを牽引するラッパーのひとりであるMonyHorseが『City』をかけながら登場。『ASOBI (Remix) ft. Candee & MonyHorse』や『うっせー feat. Dopeboi Omega & Vingo』に新曲の『Doki Doki feat.VIGORMAN』などを披露し、『Utage feat. MonyHorse』ではdooooもビール片手に登場。

そんな今回のラインナップらしいスペシャルな光景に見惚れていると、Campanellaが再び現れて『Some More feat. Campanella』でゲストアクトが実現し、最後に美空ひばりの曲をサンプリングしたキラーチューン『TOKYO KIDS feat. IO & MonyHorse』でMonyHorseがフロアを揺らしました。

PROFILE

VaVa

CreativeDrugStore、SUMMITに所属。2013年にビートメイカーとして『Blue Popcorn』を、2017年に自身による全曲フルプロデュースの1stラップアルバム『low mind boi』を発表。最新作は2023年4月にリリースした7曲入りEPの『Love Less』です。
Instagram:@vava_cds

そして今回の記念すべきパーティのラストを飾るのはVaVa。ステージではなくオーディエンスのいるフロア後方から『現実 Feelin’ on my mind』を歌い、大盛り上がりのモッシュ状態からライブがスタート!

その勢いのまま『birthday』で20周年の「キネティクス」をお祝いした後、「みんなtofubeatsに送ってくれ!」とシャウトし、大歓声の中『Virtual Luv feat. tofubeats』が披露され、いよいよイベントはラストへ。「最後みんなで乾杯しよう!ありがとう、キネティクス。乾杯!!」というMCから『Mugen』がかかり、会場からあふれる「キネティクス! キネティクス!」の大合唱とともに、パーティは惜しまれつつも21時過ぎに幕を閉じました。

原宿のプロペラ通りで“動力源”という意味を店名に掲げてスタートした「キネティクス」。世の中のトレンドはもちろん、原宿も渋谷も大きく変化し続けるなかで20年間カルチャーを発信してきた歴史は、オンリーワンな存在そのもの。今後もさまざまな形で、みなさんをワクワク&ドキドキさせてくれるファッション&カルチャーを発信してくれるはずです。21年目への第一歩を歩み出した「キネティクス」へようこそ。

INFORMATION

キネティクス

住所:東京都渋谷区神宮前1-12-7
営業時間:11:00〜20:00
定休日:無
TEL:03-5413-6625
HP:https://kinetics-tokyo.com/
Instagram:@kinetics_tokyo

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