総勢10組の豪華なスナップ。
最後にお届けするのは、スモールマーケットに参加していた豪華な面々のスナップです。それぞれの小林さんとの関係や歴史なんかも交えて、一挙にどうぞ。
Mountain Research’s Friends
岡部文彦さん

東京から離れ、現在は岩手県で活動するスタイリストの岡部文彦さん。
トップス:古着、パンツ:ハーベスタ!ハビコル、靴:モンベル、キャップ:バリカンズ
拠点を地元の岩手県に移した岡部さんは、今回がA.M.C初参加。「第一回目も覗きに来ていたんですよ。で、仲いい人たちみんな出てるけど、俺呼ばれてねえじゃんってなっちゃって(笑)」
いまは山の中で暮らしている岡部さんですが、その生活をはじめたのは小林さんの影響だといいます。
「いまもはっきり覚えているんですけど、コバさんと出会ったのは2006年。そこから本当にいろいろ教えてもらって、いまがあるのはコバさんのおかげですね。A.M.C.は知り合いだらけだし、美容師を目指してる息子もバリカンできたり、みんないい感じでね。いつまでも、こうして繋がってる感じは、やっぱりいいですよ」
Mountain Research’s Friends
本間良二さん

スタイリスト兼〈2-tacs〉デザイナーの本間良二さん。
トップス:BROWN by 2-tacs、パンツ:BROWN by 2-tacs、靴:ビボベアフット、帽子:BROWN by 2-tacs
お次は1回目から参加し続ける本間さん。本間さんと小林さんとの出会いは相当古い。「曖昧」と言いながら、当時のことを教えてくれました。
「もちろん、こっちが一方的に知ってはいたんだけど、飲みに誘われたりとかだったっけな。岡部(文彦)とかだったかも。一緒に行こうよみたいな感じで」
そんな本間さんにとって、小林さんはどんな存在なんでしょう?
「ショッピングマニアの先輩ぐらいな感じかな(笑)。 たまに、モノを買いすぎかなと思うんだけど、小林さんを思うとまだ俺も買っていいかもな、みたいな感じ」
最後に、第1回目と比べてみて、イベント自体の変化は感じますか?
「特には変わらないけど、どうなんだろうね。俺らはもう、ただ呼ばれてきてるだけだから、すごい気が楽よね(笑)。 毎回毎回、ほんと気持ちよく楽しく過ごさせてもらってるっていう印象で、そこはずっと変わらずかな」
Mountain Research’s Friends
甲斐一彦さん

お馴染み〈BAMBOO SHOOT〉の甲斐一彦さん。
トップス:バンブーシュート、パンツ:バンブーシュート×マウンテンリサーチ、靴:キーン×エンジアド ガーメンツ
小林さんと同じく、東京・中目黒の住人である甲斐さん。第一回目から参加し続けていますが、1回目から、なにか変化は感じますか?
「今回は小林さんに近い岡部(文彦)とか、カメラマンの見城(了)くんとかもいて。なんか回を重ねるごとに、仲間の数は増えてる。というより、いつものメンツが揃い始めてる感じですかね」
小林さんとはPhish好きが高じて意気投合。それ以来、関係は20年以上にも及びます。
ちなみに「バンブーシュート」は現在25周年。30周年を迎えたあかつきには、フェスの開催も画策している模様。そちらもぜひ、お楽しみに。
Mountain Research’s Friends
アクタガワタカトシさん

編集者であり〈THUNDERBIRD DESIGN〉を主宰するアクタガワタカトシさん。
トップス:古着、インナー:古着、パンツ:フェニックス、靴:サロモン、キャップ:マウンテンリサーチ
アクタガワさんは昨年に引き続き2回目の参加。「ここで久々に会う人が結構いたりとかして、そういうのも楽しみのひとつですよね」
小林さんとは10年来の関係だと言います。
「ぼくがアウトドアの仕事にシフトしはじめたのがそれぐらいで、そこから、割と密にさせてもらってます。取材にもよく行かせてもらってますしね。もう、めちゃくちゃ尊敬する先輩なんで、いつも勉強させてもらってる感じです」
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塚原 学さん

人気ブランド〈BALLISTICS〉で代表を務める塚原学さん。
トップス:タイオン×ビームス、インナー:バリスティックス、パンツ:ストーンマスター、靴:ナイキ
塚原さんも皆勤賞で、今回で3度目の参加。「いい意味で変化がなくていいなと。ずっとゆるい感じで、こじんまりしてるっていう。こっちもガツガツ売るぞってやらなくていいので。いつも楽しませてもらってます」
小林さんとの出会いは8年前で、共通の知人の紹介で知り合ったといいます。
「そこからいろいろお話させてもらってますけど、たまたま好きなものが共通していることもあるし、ものづくりに関しても教わることが多いですね。ぼくにとっては、博学の先輩って感じです」
Mountain Research’s Friends
小暮和彦さん

ガレージブランド〈LOCKFIELD EQUIPMENT〉の発起人・小暮和彦さん。
トップス:5.11タクティカル、パンツ:マウンテンリサーチ、帽子:ネイバーフッド、靴:マウンテンリサーチ
「ほかのイベントにはないゆるさがあって、やっぱり楽しいですよ」と感想を述べてくれた小暮さん。参加は今回で2回目とのこと。
「1回目のときに〈ゴールゼロ〉に付けるホワイトニングキットの傘部分をつくらせてもらったんですけど、そこから毎年、お声がけいただけてありがたいです」
小林さんとは〈ロックフィールド イクイップメント〉が立ち上がった3年前からのお付き合い。
「一緒にブランドをやってる人間が『いつか小林さんに見てもらえるギアをつくりたい』って言っていて。で、立ち上げて1年くらいでお声かけいただいたので、それは本当にありがたかったですね。物腰も柔らかくて。最初に会った時にやられちゃいました(笑)。来年もぜひ、よろしくお願いします」
Mountain Research’s Friends
ナベさん

〈POLAR FISHING WEAR〉と〈VINCENT SHOELACE〉メンバーのナベさん。
トップス:古着、パンツ:アーペントル、帽子:スリーピージョーンズ、サコッシュ:イーグルクリーク、靴:マウンテンリサーチ×リーボック
ナベさんは今回が初参加。ナベさんもまた、小林さんに大きな影響を受けてきたといいます。
「出会いは23年くらい前で、当時から、私が一方的にファンだったので、会えないかってお願いしたら会っていただけて。そこからの付き合いですね。小林さんはなんていったらいいんだろう、マスター?(笑)」
マーケットでは大人気のシューレース〈VINCENT SHOELACE〉や〈POLAR FISHING WEAR〉のアイテムを多数出品。イベント自体は、いかがでしたか?
「正直、売れる売れないはどちらでもよくて、参加できただけでうれしかったです。そして参加者みんなが本当に楽しそうで、いいイベントでした。また参加できたらうれしいですね」
Mountain Research’s Friends
小山翔平さん、ボクハクさん

「水源の森 キャンプランド」のグループ会社である建材屋〈TIMBER CREW〉からは、小山翔平さんとボクハクさんが参加。
(小山さん)トップス:ティンバークルー、パンツ:ティンバークルー、帽子:水源の森、靴:ヴァンズ。(ボクハクさん)トップス:ティンバークルー、パンツ:ティンバークルー、靴:ナイキ
東京・調布市にある「ティンバークルー」は、「水源の森 キャンプ・ランド」の床や壁面、インテリアなど、多くの場所を手がけている建材屋。そこからやってきた2人は、今回の参加が二度目だそう。
「普段、交わることのない人と関われるのが楽しかったし、自然の中にいるからこそ感じられる一体感がよかったです」と小山さん。
ちなみに、現在「水源の森」では、「ティンバークルー」が手がけたバーベキュー棒を販売中。マシュマロも、ソーセージも、とても焼きやすくてデザインも秀逸。訪れた際はぜひチェックを。
Mountain Research’s Friends
伊藤弘さん

アートディレクターでありデザインスタジオ〈groovisions〉の代表を務める伊藤弘さん。
トップス:アークテリクス、パンツ:フーディニ、靴:アルトラ、ネックウォーマー:OMM
小林さんと同世代の伊藤さんは、二度目の参加。「本当にいいイベントだと思いますね。小林さんも、〈マウンテンリサーチ〉の皆さんも雰囲気がいいですしね。なので、売れた売れないはあんまり関係なくて。出店してる人も楽しめるから、それがいいですよね」
同世代ということもあり、関係性も30年近く。
「〈ジェネラルリサーチ〉の時代は、ちょっとだけお仕事もお手伝いさせてもらったりして。それだけ古くからの付き合いなので、自分にとって小林さんは兄貴のような、師匠のような、そんな存在ですかね」
Mountain Research’s Friends
Yackmanさん

1996年から続く〈DOWN ON THE CORNER〉を運営するYackmanさん。
トップス:ダウン・オン・ザ・コーナー、パンツ:ダウン・オン・ザ・コーナー、靴:ニューバランス
A.M.C.の第一回目でライブを披露してくれたYackmanさんも皆勤賞。小林さんとは旧知の仲。
「30年近いんじゃないですかね。はじめて会ったのは90年代初頭だから。当時はすれ違ってたんですけど、いつかの花見の時期に小林さんが外で飲んでて、たまたま通りかかったら『ヤックも飲んでけよ』って声かけてもらって。そこから仲良くなった気がするな」
Yackmanさんにとって、小林さんはどんな人?
「自分のやりたいことをマニアックに掘りながら、すれすれのところを攻めてるでしょ? そこまで突き詰められる人っていうのは、いまの時代少ないから。あと、同じ江戸っ子だから、話の早いところとか、テンポ感が気持ちいいし、勝手に親しみも感じてるよね(笑)」

まだ来年の予定は発表されていませんが、例年通りいけば次回の開催は2024年10月26日(土)、27日(日)。抽選は開催日のおよそ1ヶ月前です。早過ぎる予定ですが、スケジュールの確保をお忘れなく。