SPECIAL

「フイナム」が様々なブランドやヒトと
コラボレーションしたスペシャルサイトです。

CLOSE

HOUYHNHNM

FEATURE| ABOUT EN ROUTE アンルートにまつわるエトセトラ。vol.8 セレクトショップがグループランを行うことの意味。

hynm_enroute_8_1200

ABOUT EN ROUTE

アンルートにまつわるエトセトラ。vol.8 セレクトショップがグループランを行うことの意味。

Wearable Tokyo」をコンセプトに、モードな香り漂うオリジナルアパレルとスポーツウェアをかけ合わせ、独自のスタイルを提案している〈アンルート〉。スポーツムードの高まりを受け、今後の躍進が期待される同レーベルのいまをあらゆる角度から徹底解剖していきます。最終回となる今回は、「アンルート ランニング クラブ」と銘打たれたグループランにフォーカス。洋服を扱うセレクトショップがなぜ、自由参加型のグループランを主宰しているのでしょうか?

  • Photo_Masataka Nakada(STUH)
  • Text_Issey Enomoto
  • Edit_Hiroshi Yamamoto

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

誰でも参加可能! 〈アンルート〉が主宰するグループラン。

アンルート〉が主宰する「アンルート ランニング クラブ」は、自由参加型のグループランイベント。主に土曜日の朝に開催され、ショップのある二子玉川周辺を5〜7kmほど、みんなで走ります。

hynm_enroute_vol8_01
hynm_enroute_vol8_02
hynm_enroute_vol8_03
hynm_enroute_vol8_04
hynm_enroute_vol8_05

この日の参加者は総勢30人以上。ペースメーカーを務めるスタッフの中川さんと吉田さんからコースの説明を受けた後、ストレッチをして身体をほぐして、いざ走り出します。

hynm_enroute_vol8_06

走るコースはその日によって変わりますが、この日は『アンルート 二子玉川』を起点に砧公園へ向かい、園内をぐるっと回ってから多摩川に出て、土手沿いを走って戻ってくる約7kmのコース。

hynm_enroute_vol8_07

『アンルート 二子玉川』をスタートした一団は住宅街を抜けて砧公園を目指します。スピードはあくまでもゆっくり。走りながら会話ができるくらいの心地よいペースです。

hynm_enroute_vol8_08
hynm_enroute_vol8_09

スタートから20分ほどで砧公園に到着。ここは周辺のランナーには馴染み深い格好のランニングスポット。緑豊かな園内を気持ちよく駆け抜けていきます。

hynm_enroute_vol8_010
hynm_enroute_vol8_011

砧公園を一周した後は、多摩川の土手へ。初夏の日差しが燦々と降り注ぐなか、川沿いの抜けの良い景色を堪能しながら、『アンルート 二子玉川』へと戻っていきます。

hynm_enroute_vol8_012
hynm_enroute_vol8_013

そしてフィニッシュ。最後にお店の前で記念写真をパチリ。約1時間、距離にして約7kmのランを、みんな笑顔で終えました。

ともに走ることで、身体を動かすことの楽しさを共有する。

アンルート〉はセレクトショップでありながら、なぜこのようなかたちで自由参加型のグループランを行っているのでしょうか? グループラン終了後、ペースメーカーを務める『アンルート 二子玉川』スタッフの中川亮さんと、同店の店長の星野磨衣子さんに、話を聞いてみました。

hynm_enroute_vol8_014

左:中川 亮 / アンルート 二子玉川 スタッフ、右:星野 磨衣子 / アンルート 二子玉川 店長

自由参加型のグループランを行ってきたなかで、お客様からはこれまでどのような反応がありましたか?

中川ファッションが好きで〈アンルート〉のことを知っているけれど、身体を動かすことにあまり興味がなかった——そんな方がグループランへの参加を通じてランニングの面白さに気づかれるというケースはとても多いですね。

星野また、その逆のパターンもあって、日頃から習慣的に走っている方が、グループランへの参加をきっかけに〈アンルート〉のことを知ってくださるというケースも少なくありません。この二子玉川周辺には多摩川や砧公園といったランニングに適した場所があり、ランナーがとても多いという地域性もありますから。

グループランを行うことが、お店への集客へとつながっているんですね。

中川結果としてそうなっているところはありますし、グループランに参加されたお客様がラン後にそのまま買い物をしていかれるケースも少なくありません。ただ、我々としてはビジネスを意識してグループランをやっているわけではないんです。グループランの目的は、あくまでもお客様とのコミュニケーション。そして身体を動かすことの楽しさを知ってほしいという思いからです。モノだけでなくコトを提供するというのは〈アンルート〉としてのブランドの考え方でもありますから。

hynm_enroute_vol8_015

星野〈アンルート〉のスタッフは、程度の差はあれど、全員なにかしらのスポーツをやっています。グループランは、お客様とスタッフが身体を動かすことの楽しさを共有する場にもなっていて、お客様との信頼関係を築くうえで非常に重要な役割を果たしています。

ランニングの敷居を、もっともっと下げていきたい。

参加者の方はグループランの開催日時をどうやって知るんですか?

中川FacebookやInstagramといったSNSで情報を得ているお客様も多いですが、店頭の黒板やスタッフとの会話で知ったというお客様も少なくありません。近隣にお住まいで来店頻度の高いお客様が多い二子玉川という土地ならではだと思います。

hynm_enroute_vol8_016

星野最近はランニングステーションのご利用が非常に増えていて、その際に店頭でグループランの存在を知る方も多いですね。

「アンルート ランニング クラブ」の今後の方向性についてはどのように考えていますか?

中川ランニングのペースを速くすることや、マラソンのタイムを縮めるために強度の高い練習をすることは、まったく考えていないです。繰り返しになりますが、僕らがグループランを行っているのは、あくまでもお客様とコミュニケーションを図るため。ぜひ多くの方にお気軽にご参加いただきたいですね。ゆったりしたペースの“がんばらない”ランニングなので、初心者も大歓迎です。

星野私たちのグループランが、アクティビティの楽しさを知る入り口になればと思っています。ランニングに対してとっつきづらさを感じているお客様もいらっしゃると思いますが、その敷居をいまよりもっともっと下げていけるといいですね。

EN ROUTE FUTAKOTAMAGAWA
住所:東京都世田谷区多摩川1-14-1
二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット 1F
電話:03-5797-318
enroute.tokyo
www.instagram.com/enroute_runningclub/

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

Page Top