フライフィッシングはかっこよくないと。


ということで、今回のアクティビティはこれで終了。冒頭で触れたジェリーさんの「美しい所作に魅せられた」という話は、そのまま日常にも当てはまりそうです。そうした所作に導いてくれるのが、優れた道具。それを如何にして使うか、というところに鍵があるような気がします。
ジェリー鵜飼: 釣りって年齢も肩書きも関係なくて、上手い人がナンバーワンなんですよ。フランスに「リッツ・カールトン」っていうホテルがあるでしょ? その二代目のシャルル・リッツはフライフィッシングが大好きなんだけど、彼の生涯の友達にフランク・ソーヤーっていう人がいて。フランクはリバーキーパーを生業としていて、身分がそんなに高くない。だけど、億万長者のシャルル・リッツはそんなフランクに憧れていた。それは釣りが上手いからなんだよね。

ジェリー鵜飼: キャスティングのフォームがきれいじゃなくても、魚のいるところに針を落とせば釣れる。だけど、それだけじゃ楽しくない。フライフィッシングは、やっぱりかっこよくないと。
琉花: なんか、ロマンがあっていいですね。今日、私は釣れなかったけど、すごく奥深い世界が広がっているなっていうのを実感しました。また今度やってみたいですね。