ITEM02_MODULARIZE V1 24.1 NAVY 当たり前のことを当たり前のようにやるのが難しい。

PROFILE
モデル事務所「スタンフォード」に所属。実業団で陸上選手として活躍後、モデルに転身し、1年半という短さでパリコレのランウェイモデルを務めた。そのほか、数々のブランドの広告などに出演。
Instagram:@__kuroyanagi__
ー 畔柳さんは、実業団の陸上部に所属されていたんですよね?


畔柳:はい。出場していたのは、1500から10000メートルまでのトラック競技でした。それに付随して駅伝も走っていました。
ー そこからモデルに転身したのは珍しい経歴ですね。しかもパリコレ、東コレのランウェイをすでに経験されてます。
畔柳:実業団を辞めてモデルになり、パリコレに出るまでの1年半は、自分が納得できるほど努力したという自負があります。もちろん縁があって上手くいった面もありますが、胸を張っていえるくらい頑張りました。
ー 例えばどんなことをしていましたか?

畔柳:ウォーキングの練習や食生活もそうですが、そもそもぼくにはモデルとしてのキャリアがない。だから、まずは知ってもらうための作品づくりをしましたし、そのためにお金も使いました。それはモデルとしては当たり前のことなんでしょうけど、当たり前のことをちゃんとサボらずにやりました。そこをやらないひとも多いと思うので…。
ー 地道にやるべきことをコツコツとやるという精神性は、まさにアスリートですね。
畔柳:スポーツの世界では当たり前ですし、自分がやっていた陸上の練習は、まるで修行のようなものでしたから(笑)。勝つために、やれることをやる感覚ですよね。