アトモスが「サンダル」をフィーチャーするワケ。

PROFILE
1981年生まれ。2000年、テクストトレーディング(現フットロッカーアトモスジャパン)入社。現在は「アトモス」のクリエイティブディレクター兼メンズシニアディレクターとして同ショップの運営統括やバイイングを手掛ける。
― 「アトモス新宿店」で〈ザ・ノース・フェイス〉のポップアップを開催するとのこと。この組み合わせ、ちょっと意外な感じがします。
小島: そうですか? 「アトモス」では以前から〈ザ・ノース・フェイス〉を取り扱っていますよ。お付き合いは20年以上に及びます。ただ、こうしたかたちでポップアップを開催するのは、今回が初の試みです。
― 今回のポップアップでは、〈ザ・ノース・フェイス〉の新作サンダルをフィーチャーするそうで。なぜサンダルなんですか?


小島: 「アトモス」はスニーカーのイメージが強いかもしれません。もちろんスニーカーは通年で取り扱っていますが、冬はブーツ、夏はサンダルにも力を入れています。その傾向は、ここ数年顕著になりつつあります。
― 近年、EVA素材のアフターアクティビティサンダル、いわゆるリカバリーサンダルがファッションシーンでも人気を集めています。「アトモス」での反応は?
小島: 以前と比べて、街履きできるファッション性の高いサンダルが増えましたよね。シューズ同様に機能や履き心地も年々進化していて、お客様からのニーズも高い。今回、〈ザ・ノース・フェイス〉の新作サンダルをフィーチャーしたポップアップを開催するのも、そういったサンダルを取り巻く環境の変化が背景にあります。