I am a SKATEBOARD GEEK

PROFILE
小学2年生からスケートボードを始め、2017年に上京。現在はスケートボードとファッションを掛け合わせたセレクトショップ「MORTAR TOKYO」で働く。〈PUMA
SKATEBOARDING〉に所属し、7月にリリースされた2本目のビデオ『Ivy』にも出演する。
Instagram:@mantalow_
スケーターの象徴を目指して。
―シューズを選ぶ際のポイントはありますか?
フォルムは、ゴツいかスマートか、そのどちらか。パンツのシルエットと合わせて選んでいますね。正直、あまりおしゃれに気を遣わないタイプで、服は無地ばかりなんですよ。だからシューズは目立っていると思います。
―「パレルモ ヴィンテージ」を履いてみて、いかがでしたか?
日本人の足にも合うフォルムで履きやすかったです。ヨーロッパのブランドのシューズって、細いフォルムが多いじゃないですか。でも〈プーマ〉は、幅が広くて履きやすいんですよね。
―スケボーをする際に意識していることはありますか?
日々違うことをする。言い切っちゃえば、できることはやらない。新しいことに挑戦してみると、新しい自分も見えてきますからね。でも、できるトリックって言っても、完璧なメイクはないんですよ。スケボーを極めた人間は、まだ誰もいないと思うんです。
―スケボーのおもしろいところをひとつあげるなら?
例えばサッカーだったら、走ってボールを蹴るとか、身体的能力や技術を中心に競うじゃないですか。でも、スケボーにはトリックのできる、できないって価値観があります。そして、それぞれにかっこよさがあるんです。スピードを出してトリックをする、高く跳ぶ、危険なことやテクニカルなことをする、っていろいろあるのがおもしろいかな。
―スケボーの理想像はありますか?
できないことを追い求めていく美学があるから、大半のスケーターは納得してないんです。だから、スケーターの象徴になりたいですね。このひとの映像を観れば、とりあえずすべてが分かる、みたいな。個々にスタイルがありますけどね。もの越えとか、レールとかアールとか。まずは、そのなかのひとつの象徴になれたらいいなと思います。

