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常重直也
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加藤誓也
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須藤結理
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竹田崇真
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柴山英樹
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安田天音
つま先にギュッと。
先日、京都祇園の老舗履物匠「ない藤」が手がける〈ジョジョ ナイトウ〉の「ゆびまたkappo」なるものをゲットしました。簡単に言っちゃうと“かかとのない履物”。かかと側を頼っての直立や歩行は確かにラクなんだけど、どうやら正しい姿勢からは遠ざかっちゃうそう。それを強制的に正してくれるんですって、コレ。毎日会社で履いてるけど、すっかりクセになってます。
GURANK
グランクのメッシュロンT
晩夏にふさわしい1着。
早いもんで8月も終わり。肌の露出面積を徐々に減らしていかないと季節感のないやつだって思われちゃいそうだから、いまのぼくのスマホの検索履歴にはロンTや長袖シャツというフレーズが『HOUYHNHNM』よりも上にきています。そんなぼくの晩夏の物欲を見事にくすぐってくれたのは、ホッケーユニフォームをソースにしてつくられたというこの〈グランク〉のメッシュロンT。アメリカから取り寄せたラバーインクを使用しているから、着用を繰り返すと徐々にプリントがひび割れていき、独特のヴィンテージ感まで楽しめちゃう優れもの。しかもメッシュだからたとえ残暑が厳しくとも、肌の露出を抑えつつ快適に過ごせてしまう。あれ?
いまの季節にぴったりじゃないか。きれいめなスラックス、そしてレザーシューズと合わせて、全体のバランスを調整しつつコーディネートしたいところです。
¥23,100
にしのや
03-6434-0983
Instagram:@gurank_official
misora
ミソラのボクサーパンツ
男女兼用!
去る7月にブランド設立1周年を迎えた、俳優の馬場ふみかさんがクリエイティブ・ディレクターを務めるインナーブランド〈ミソラ〉。“ありのまま”をコンセプトに、これまで女性のライフスタイルに寄り添うプロダクトを多く展開してきた同ブランドから、待望のジェンダーレスアイテムが登場しました。ちょっと前までは下着なんて穿ければなんでもいいと思っていたぼくですが、とある先輩からの「下着にはこだわれよ」という助言を機に手持ちを一新。以降、穿き心地と肌触りのよさを基準に日々の下着を選んできましたが、この〈ミソラ〉が新たに堂々のスタメン入りを果たしそうです。ポリエステルレーヨンの艶やかな表面感に加えて適度なストレッチ性を併せ持ち、糸と生地の二段階でシルケット加工を施すことにより上品さもプラス。これは全色ゲット必至です。
各 ¥3,300
ミソラ
misora.shop
NAUTICA
ノーティカのダックパンツ
穿き込むほどに。
ワークパンツと一口に言ってもその種類はさまざま。カーゴやペインターなどいろいろとあるなかで、ぼくが最も好きなのがこのダブルニーパンツです。ペインターパンツの派生として誕生しただけあって、ハンマーループやツールポケットなどのディテールはそのままに、呼び名の通り膝部分に生地を重ねたデザインがこのパンツの特徴。それをいまっぽいデザインに落とし込んだのが「フリークス ストア」が展開するこの〈ノーティカ〉の1本なのです。ブランドの特徴でもある全体的にゆったりとしたシルエットをベースに、裾にかけてのゆるやかなテーパード。少しゴツめのシューズに合わせて、裾をたまらせて穿く感じがよさそうですよね。買いたてのまっさらな状態もいいですが、クタクタになるまで穿き込んで、汚れやシワ、色落ちなんかの変化を楽しみながら、じっくりゆっくり育てていきたいパンツです。
デイトナパーク
daytona-park.com
Dr. Martens
ドクターマーチンのモックトゥシューズ
うれしい裏切り。
なんだこのハイブリッド感は!?
初めてこのシューズを見たときに抱いたのはそんな感想。いやもちろん、特徴的なソールやステッチで〈ドクターマーチン〉というのは認識できるんですが、こんなにもラギッドな雰囲気をこのブランドから感じたのは初めてかもしれません。毛羽立ちすら絵になるスエードと、それを助長するように緻密に考えられたパターンワーク。ぼくが〈ドクターマーチン〉に受けていたクリーンな印象を、いい意味で裏切ってくれたのがこのモックトゥです。履き込むごとに色褪せて、スエードの毛羽立ちも潰れて、それさえもちゃんと味となるようなポテンシャル。もはやパンツはなんでもいい。デニムでもスラックスでも、スエットパンツだっていいんじゃないでしょうか。このシューズがスタイリング全体を底上げしてくれること間違いなしです。
¥29,700
ドクターマーチン
drmartens.com
雨風、ばっちこい。
先日、ずっと気になっていたGORE-TEX®︎のブーツをゲットしました。台風がきたり安定しない天気が続いていますが、これでもう怖いものなし。濡れない、蒸れにくい、手入れが簡単という三拍子が揃っていて、もうすでにいい買い物をしたと心の中でガッツポーズです。つぎに狙うは、折り畳み傘。
Hanes
ヘインズのTシャツ
最低週5、最高週7。
夏の訪れを感じさせる〈ヘインズ〉の「BEEFY-T®」は、袖を通すたびにいいなと思わせてくれるまさに名品。定番中の定番なので改めて紹介するのもどうなんだろう?
と思いつつ、このTシャツのいち愛用者としては、やはり読者の皆様にも一度は着てみてほしかったのでお付き合いください。肉厚で頑丈な生地とか、それでいて肌触りはサラッとしているところとか、特徴はたくさんありますが、個人的にはなんといってもネック部分に惚れ込んでいます。某アメリカブランドの無地Tシャツも同じくらい着ていますが、そちらはネックが詰まりすぎていて夏に着ると風が通らなくてとにかく暑い…。それに比べて「BEEFY-T®」は詰まり具合も絶妙で、洗濯しても伸びにくいのです。このTシャツに出会ってからは、この時期になると必ずまとめ買いするほどお世話になっています。あとは、ブランドのさりげない気遣いが感じられる、熱転写のタグレス仕様というところもグッとくるポイント。
¥2,420
ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター
0120-456-042(10:00〜17:00 ※土・日・祝日を除く)
hanes.jp
Levi’s®︎
リーバイス®︎のデニムパンツ
待ってました。
極太パンツラバーにはたまらない1本が〈リーバイス®︎〉から登場しました。その名も「SKATE SUPER STACK
STACKED」。写真のとおり、これでもかというくらいのワイドさが特徴的で、90年代によくみられたデニムパンツがベースになっているそうです。もともとは現代を生きるスケーターに向けて開発されて、ゆったりとした腰まわりや裾に向かって絞りを効かせたシルエットがもたらす穿き心地は、一度味わったら病みつきに。そして、トリック時にポケットのモノが落ちないよう、深めに設定されているのもかなり高得点です。あくまでスケーター専用のデニムパンツというわけではないので、気になる方はぜひお近くの店頭へ!
ほかにも、老舗デニムブランドならではのこだわりがたくさん散りばめられているので、試してみる価値は大いにありかと。
¥16,500
リーバイ・ストラウス ジャパン
levi.jp
PUMA
プーマのスニーカー
ギークな大人を目指して。
こちらの1足は、80年代初頭に〈プーマ〉から発売されたテラススタイルシューズ「PALERMO」を忠実に再現した復刻モデル「PALERMO
VINTAGE」です。独特な風合いのスエードとスポーティなエッセンスを加えるナイロンメッシュのアッパーとクラシックなガムソールは、言うまでもなく相性◎。デニムパンツ、チノパンツ、カーゴパンツ、なんでもマッチします。もともとこの類のスニーカーばかりに手が伸びてしまい、しかもルーツを辿ってみるとそこにはフットボールがあるなんて…。これはもう履かないという選択肢がありません(笑)。現在、この「PALERMO」シリーズのキャンペーンが実施されていて、原宿エリアを中心にポスターが各所に貼られています。強いこだわりを持った全20名の“ギーク”を表現した楽しいビジュアルなので、お近くを通られた際はぜひ見てみてくださいね。これからも多くのひとたちの足元を彩るであろう
「PALERMO
VINTAGE」にフォーカスした特集記事
を公開しているので、こちらもあわせてチェックを!
自分もこのスニーカが似合う“ギーク”でかっこいい大人になれるよう、日々精進します。
¥14,300
プーマ お客様サービス
0120-125-150
jp.puma.com
G-SHOCK
ジーショックの腕時計
腕にまとうサンセット。
まだまだ暑い日が続きそうなので、サマーシーズンをさらに楽しくしてくれるホットな腕時計を最後にご紹介。こちらは〈ジーショック〉から新たに登場したモデルなのですが、グレースケルトン素材のベゼルとベルト、覗き込む角度によって表情が変わる特殊なグラデーションのガラス面が採用されたデザインは、まるでエモーショナルな気持ちになるサンセットビーチを彷彿させます。〈ジーショック〉が手がけるプロダクトは優れた防水性能と耐衝撃構造を兼ね備えていて、海や川といった水辺のアクティビティでも気兼ねなく着けていられる優れもの。週末を家族デーとして過ごすパパさんやママさんにとっても頼もしい相棒となってくれることでしょう。夏は小物こそこだわって、より快適に楽しんでいきましょう。
¥15,400
カシオ計算機株式会社
03-5334-4869
gshock.casio.com
ウエポ人口も高め。
いろいろな健全な事情があり、ボートレースに最近行ってます。当たったり当たらなかったりしますが、なにより場内のお客さんに人間味があってとってもおもしろい。ひとり一人、人生を聞いてスナップしたいくらい。特に平和島が好きで、ひとはもちろん、あそこで食べたモツ煮込みは時々ふと思い出すくらい美味かった!
UN-USELESS
アンユースレスのスニット
都合も塩梅もいい。
スエットだとラフすぎるし、ニットだと洗い方やら扱いを考えなきゃいけない。そんなわがままで天邪鬼な服好きにはこんなのはどうでしょう。〈アンユースレス〉は創設30年を迎える、ニット用の糸や服飾を開発・販売している「堀田丸正株式会社イエリデザイン」が運営しているブランド。一見お堅い雰囲気かと思いきや、スエットとニットを融合した「SWKNIT」なるものをつくっていて、これが都合も塩梅もすごくいい。独自の裏毛編みでスエット並みの耐久性や手入れのしやすさがありつつ、ニットの上品さもあります。はめ込みVガゼットや両脇のリブにはヴィンテージへの愛をひしひしと感じるし、何より10年着てもヘタレないという安心感。もちろん家での洗濯も可です。こんなのが欲しかった!
¥31,900
アンユースレス/イエリデザイン
03-6824-9484
CAMIEL FORTGENS for ADAM ET ROPÉ
カミエル フォートヘンス フォー アダム エ ロペのベスト
個性あり、包容力あり。
〈カミエル フォートヘンス〉と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、カットオフの服。それほど個人的には代名詞と言っても過言ではないと思っています。毎シーズン、ベーシックな服づくりに則りながら、常識をひょいと交わすデザインを展開していて非常におもしろい!そんなブランドに目をつけたのが〈アダム エ ロペ〉。パデットベストをブラックで別注しました。インラインではニュアンスカラーが多く柔らかな印象ですが、ブラックはモードな雰囲気でジップ部分のブルーのあしらいがピリッと効いています。遠くオランダのものづくりと、日本のファッションの叡智が撚りあわさった無二のアイテム。だから中に仕込むのも楽しいし、なによりフーディー、ニット、スエット、何を合わせても成立する包容力。いいベスト、見いつけた!
¥84,700
0120-298-133
carry all
キャリーオールのパンツ
個人的なことこそいちばんおもしろい。
〈キャリーオール〉は、豪徳寺の古着屋「Astrology store」が取り扱っているブランドで、とにかくアクティビティに余念が無いオーナー與賀田さんが、欲しいアイテムを好きなようにつくっているのだそう。だから個人的な趣味趣向がデザインにもろに反映されていておもしろい。この「トビトビ」と名付けられたパンツもそう。元はというと、1940年代には登山用、1980年代から2000年代にはクライミング用に着用されていたパンツがモチーフなので、独特の形状をしています。足の可動域を確保しながら、裾は3段階で絞れるようになっているので、シルエットが楽しいぐらいに変えられる。いわゆるのアウトドア由来のパンツは大体が機能に全振りしているから、都会で着るにはためらってしまうけれど、これはタック入りかつベルトループまでありがたいことについています。アイテム写真では伝わりにくいですが、穿くとそのバランスの巧みさがわかるんだよなあ…ぜひ一度お店でどうぞ!
¥26,400
Instagram:@1_800_carryall
Instagram:@astrology__store
Marvine Pontiak Shirt Makers
マービンポンティアックシャツメーカーズのスリッパー
専業ブランドの隠し玉。
専業ブランドの、ど真ん中じゃないちょっと端っこのアイテムというのがすごく好きです。デザイナーが腕をぶんぶん回わした傑作ももちろんいいんですが、肩の力を抜いた、でもブランドのアイデンティティがにじんでいるアイテムというのはなんだか心くすぐられます。こちらは日本のシャツレーベル〈マービンポンティアックシャツメーカーズ〉がつくったスリッパー。端正なシャツをつくる技術をそのまま生かし、こだわりの一足になっています。室内だけではなく屋外でも使えるようにヒールが備わっていたり、内側が素肌に優しいレザーになっていたり、少ない要素のなかでも気配りが行き届いています。爽やかなスエードもよし、主役級のボアもよし。こういうものを愛でれるのが大人だと私は思います。
¥49,500
オーバーリバー
info@overriver.com
ウェンブリー、行きたい。
いやー痺れました、Oasis再結成。後追い世代だから一度もライブは見たことないし、この先もギャラガー兄弟の雪解けはないんだろうなと思っていたら、まさかのまさか。テンション上がって、最近はYouTubeでライブ映像を見漁ってます。日本に来てくれたらそれはもちろん最高ですが、やっぱりウェンブリーで見たいですね。
BLINK
ブリンクのTシャツ&ショーツ
この夏のユニフォーム。
いつもお世話になっている東上野の「In part」。その店主の石幡さんが手がけるブランド〈ブリンク〉もワードローブの主役としてお世話になりっぱなしです。そんな〈ブリンク〉の夏の新作が、こちらのTシャツとショーツ。ボディは国内のニッターにてオリジナルで編み上げた12オンスの天竺を採用し、カットソー以上、スエット未満といった具合に。そして顔料染めによる淡い色合いとフラットシーマの縫製が、これまたいい雰囲気を醸し出しています。Tシャツは肩パーツを別で取ったセットインスリーブになっていたり、ネックに合わせて袖口もバインディングになっていたり。ショーツも、膝にかかるぐらいのちょうどいい丈感や、ウエストのゴム&ナイロンテープなど、ひとつひとつの細かな仕様がツボです。普通だけど普通じゃないと感じるのは、きっとこういったこだわりが散りばめられているから。残暑はもうしばらく続きそうなので、まだまだマイ・ユニフォームとして着倒したいと思います。
Tシャツ ¥11,000、ショーツ ¥17,930
In part
in-part.net
DIGAWEL
ディガウェルのパンツ
ありなシワ。
実年齢よりも若くみられる顔だからか、パリッときれいな服装はどうしても着せられている感が出てしまう気がして、いまはどことなくルーズさを感じる服が好みです。ルーズといっても色々ありますが、そのひとつがシワ加工のアイテム。ひとによってはズボラだと思われるかもしれないですが、部屋に落ちてる服をそのまま着てきたような自然さといいますか、そんなルーズさに心惹かれるわけです。そして、今季の〈ディガウェル〉にもシワ加工が施されたパンツがありました。裾にゴムを入れたバルーンのようなワイドシルエットのそれは、どこから見てもシワシワ。でも、ウールポリの素材感だったり、デザインされたシルエットだったりが、このシワを“あり”なものにしています。スーツケースに適当に詰め込んでも、旅先でアイロンをかける必要なんてないし、とことん楽っていうのもポイント。ひとつ注意点を挙げるなら、母親に勝手にアイロンをかけられないようにすることですね。
各¥38,500
ディガウェル
store.digawel.com
Hender Scheme
エンダースキーマのシューズ
ロゴなし、品あり。
ここのところビーサンをよく履いているんですが、そうするとかかとがある靴が億劫になってきました。足入れするのに一手間かかるあの感じ。だからミュールです。〈エンダースキーマ〉のスニーカー「polar」。それをミュールタイプにアレンジしたものがこちらです。アッパーにはカウレザー、ゴートレザー、ナイロンメッシュを使い、それぞれにトーンの異なるグレーを配色。素材・色使いのチョイスが抜群で、シンプルなのに他にはない、そんな仕上がりです。あと、ロゴがないのも大きなポイント。どこのブランドのスニーカーを選ぶかでそのひとの好みやスタイルがある程度わかったりもしますが、匿名的なデザインだとそういった目を気にせずすむから。夏は裸足で、冬は厚手のリブソックスを履いて。そういう風に1年を通して足元を任せられる、頼もしいミュールです。
¥59,400
エンダースキーマ
henderscheme.com
Share the Fantasy
シェアザファンダジーのキャップ
いい柄、揃ってます。
髪型が坊主なので、紫外線が強い夏は帽子がマストアイテム。なんですが、どうしても蒸れるので、被らずに出かけしてしまうことも多く、この夏は頭皮が悲鳴をあげてます。そこで、通気性がよくてストレスなく、デザインもいい帽子を探していたら、〈シェアザファンダジー〉というブランドを見つけました。ここのキャップはとにかく柄がよくて、個人的に気になったのがこの3つ。あまり帽子で見かけない柄だと思ったら、ヨーロッパ製のドレスシャツの生地を使っているんですって。サラッとした肌触りの上質な生地は、風もよく通すし、いままでの帽子にはなかった快適な被り心地を提供してくれます。どうしてもカジュアルになりがちなキャップですが、これなら品よく坊主頭を守れそうです。
各¥9,900
シェアザファンダジー
stf.theshop.jp
ブヨ注意!
『フイナム・ハングアウト』の取材で、信越トレイルを歩いてきました。撮影から1ヶ月が経ったいまでも、道中の景色は鮮明に覚えています。ひとつ失敗したことを挙げるなら、初日のテント場での宴会。ショーツにサンダル姿で焼酎を飲んでいたところ、翌日の夕方には足がパンパン。どうやらブヨに3ヶ所も刺されていたようで、あれほど腫れた状態でよく歩いたなと…。なんていう試練を乗り越えてつくった力作、ぜひ読んでみてください(笑)。
HELLY HANSEN
ヘリーハンセンのClassic Heritage Collection
未来を向いた復刻。
どこか懐かしさを感じさせるグラフィックやロゴは好きなものの、古着はほとんどといっていいほど着ません。スポーツ・アウトドアブランドの服はなおさらそう。おそらく、理由は趣味のトレイルランニング。魅力的な機能素材が続々と開発されている今日、そうした素材を使った服の方が快適でいいじゃんって思っちゃうんですよね。だから、〈ヘリーハンセン〉の「Classic
Heritage Collection」にはグッときました。1980年代〜90年代に展開されていた「TOTAL SEAWEAR CONCEPT(TSC)
Collection」のデザインをベースに、ボディの一部には速乾性に優れた環境配慮素材「海洋回収リサイクルポリエステル」や防水透湿素材「ヘリーテック」を採用。現代的なアプローチでつくられた、ノスタルジックなだけではない進化を伴う復刻です。
ジャケット ¥24,200、スエット ¥13,200、Tシャツ ¥7,700
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560
特設ページ
UNTRACE
アントレースのグラフィックTシャツ
アノニマスなTシャツ。
普通に見えて、違和感がある。〈アントレース〉の服にはそんなイメージがあります。その違和感とは、気の利いたディテールだったり、極端に誇張されたシルエットだったり、意味が隠されたグラフィックだったり。“エッジを効かせた”というよりは、“ウィットに富んだ”という表現がしっくりくるような、ベーシックで、かつ面白みのあるアイテムが多いように感じています。そんな彼らの初となる直営店「イレギュラー」に足を運んだところ、目に留まったのがこの一枚。背面のグラフィックは一見するとただ流線のように見えて、肩を寄せ合う男女のようにも見える。はたまた他のメッセージが隠されているかもしれませんが、その匿名性含めて、〈アントレース〉らしさを堪能できる一枚です。
¥8,800
アントレース
Instagram:@_untrace
New Balance
ニューバランスのスニーカー
次はコレ。
パフォーマンス領域で培ってきた豊富なアーカイブがある分、ネタが尽きることのない〈ニューバランス〉のスニーカー。今年登場した新作で注目を集めているシューズといえば、4月にジョー・フレッシュグッズとのチームアップで復刻し、6月には〈エメ
レオン
ドレ〉とのコラボにも抜擢された「M1000」でしょう。1990年代後半のランニングシューズらしいチャンキーなシルエットで支持されるこのモデル。その新色としてリリースされるのは、ホワイトとグリーンの大胆なカラーブロックが目を惹く一足です。その中間には〈ニューバランス〉らしいグレーが添えられ、多色使いながらもまとまりのあるデザインに。アッパーに対してミッドソールが濃色だと一気にファッション性が高まる印象があります。ベーシックな配色のスニーカーはひとしきり集めたという方にオススメしたいシューズです。
¥22,000
ニューバランスジャパンお客様相談室
0120-85-7120
shop.newbalance.jp
Foxfire × FREAK’S STORE
フォックスファイヤー × フリークス ストアのシャツ
2枚まとめて。
秋が近づくと袖を通したくなるアイテムのひとつといえば、チェックシャツでしょう。そのラフな風合いに加えて求めたいのは、程よいルーズさと機能性です。この3つを条件に探していたところ、ドンピシャなシャツを発見。「フリークス
ストア」が〈フォックスファイヤー〉に別注したこちらは、フロントにデカデカとポケットを配し、ヨークには空気穴のディテール、襟元にはメッシュ素材を採用。ビッグシルエットなので一枚での着用はもちろん、なかにスエットやフーディを挟めばシャツジャケットとしても活躍してくれます。カジュアルななかに渋さを感じさせてくれる濃色もポイント。どちらにしようと思っていたら、アンダー8000円と脅威のコスパ!
大人買い決定です。
各¥7,997
デイトナパーク
daytona-park.com
夏らしいこと、全制覇。
夏が嫌いだという意見もよく耳にしますが、わたしは昔から結構好きな方。今年なんて、フェスから始まり、川や海にも行き、BBQも花火もしました。この上なく楽しませてもらったので、終わるのが超寂しいです…。
diidii.
ディディのニットポロ
奄美からようこそ。
奄美大島のブランド〈ディディ〉のアイテムが手元に届きました。このブランドとの出会ったのは、原宿の「フレームギャラリー」で開催されていたポップアップストアに足を運んだことがきっかけ。ブランドコンセプトは特に設けておらず、自分たちが着たいものをつくり続けているそう。そんな自由なスタンスで純粋にファッションを楽しんでいる彼らに、とても共感しました。つくったもん勝ち、着たもん勝ち。少し表現は乱暴かもしれませんが、TPOをわきまえつつ常に心踊るものを身につけたいなと思います。今回選んだのはニットポロ。大好きな襟付きのアイテムに、またやられてしまいました。もっちりとした肌さわりで着心地よく、少し肌寒い夜なんかにおすすめ。胸元のチャックは開けて、あえてルーズに着こなすのがお気に入りです。
¥31,000
ディディ
Instagram:@diidii_amm
MERRELL
メレルのモアブ 3 ミッド ゴアテックス
てっぺんを目指す。
運動神経はよくないけれど、身体を動かすのは嫌いじゃない。外が好きなのでよく散歩もするし、たまにはランも。でも最近は本当に運動不足だから、休日は山登りにでも出掛けようかな、と企んでいます。富士山は2度登ったことがあるのですが、その他の山々の知見はゼロ。高尾山にも登ったことがありません。とりあえず格好から入ろうと思い、マイブーツとして検討中のものがこちら。発売当初から進化し続けている〈メレル〉の大定番「モアブ」の最新モデルです。ゴアテックスのメンブレン、EVAソールのミッドソール、Vibram製のアウトソールと、機能的要素はてんこ盛り。それでいてこの価格で手に入るなら、初心者の自分にぴったりだなと。グレーにピンクというこのカラーパレットもとても好みです。てなわけで、登山のお誘いお待ちしてます。
¥24,200
メレル
merrell.jp
Knuu
ヌーのTシャツ
新生ボディブランド。
ボディブランドと聞くと、まずアメリカ製のあれやそれが頭に浮かびますが、〈ヌー〉は我らが東京生まれ。ベーシックなアイテムを展開するブランドは無数にあるからこそ、決め手になるような情報をお届けしたいと思います。先日展示会にお邪魔した際、気になったのがこちらのTシャツ。サイズはXS〜XXLまで幅広く展開されていて、身幅と袖幅は広め。9.5オンスと超ヘビーウェイトな仕上がりです。女性がジャストで着たいなら、XSで十分でしょう。最もベーシックな白、黒、ネイビーから選べます。また、ボディブランドといえど、チープな雰囲気は皆無。目の詰まった生地のなめらかな触り心地に気品さえも感じられます。〈ヌー〉のアイテムにはスエットも上下ラインナップしているので、気になる方はそちらもチェックしてみて。実物は、中目黒の「カバーコード」で見ることができます!
各¥4,400
ヌー
Instagram:@knuu_official
knuu.jp
ReCent Product.
リーセント プロダクトのバンダナ
いつもそばに。
さまざまなアイテムが日々リリースされる中、あれもこれも欲しくなってしまうことは誰しもに起こりうると思います。その中でもピンと来るものって、不思議とひと目で分かります。買うしかない、と感じさせられるあの瞬間。本当にしっくりくるものって、新しいアイテムでも元々持っていたような気持ちになるのです。持ち物を見返してみても、運命を感じたアイテムは価格に限らず長く使っています。前置きが長くなりましたが、こちらのバンダナはまさにそう。いつもお世話になっている「アンダーザサン」の谷田さんが手がけるパロサントブランド〈リーセント プロダクト〉から出たアイテムで、柄、色、大きさすべてが自分好みでした。オンラインサイトにアップされたとき、実物を見ずとも谷田さんに取り置きの連絡をさせてもらいました。穏やかで、温もりのあるこのイラストを手がけたのは山本りさこさん。煙の揺らめきや漂う香りをイメージして描かれています。550mm×550mmと通常のバンダナよりも大きいサイズだから、頭や首に巻いたり、ピクニックの際にも重宝します。たくさん使って、洗って、クタクタになった姿が楽しみです。
¥2,640
リーセント プロダクト
recentprod.theshop.jp
Instagram:@re_centproduct