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誰も聴いたことのない音を求めて。紫 今が音楽に込める想い。
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誰も聴いたことのない音を求めて。紫 今が音楽に込める想い。

TikTokやYouTubeを中心としたデジタルメディアを最大限に活用し、いま最も注目を浴びるアーティストとして熱い視線が注がれる紫 今。今年の8月にはApple Musicの「Up Next Japan」にも選出され、勢いに乗ります。そうした事実が裏付けるように、彼女の本当の魅力は本質である音楽にあります。流麗で軽快なメロディと圧倒的な歌唱力、風刺的な歌詞、そしてさまざまなアイデアが詰め込まれたトラック。豊かな表現力によって放たれる彼女の音楽性と、世情を読む鋭い視点はどのように生まれたのか? 自身の歴史を振り返りながら、紫 今がいま考えていること、そしてこれからについて語ります。

憧れのアーティストたちと肩を並べている実感を得た。

紫 今: むかし「あなたはプロとしてなにを目指しているの?」と聞かれたことがあるんですが、答えられなかったんです。自分にとってプロになることは当たり前だったけど、それが答えられなかったことが悔しくて、いろいろ考えたんです。

いま思うと、目的はひとつじゃないんですよね。音楽をつくることはもちろんだけど、MVもつくりたいし、こうしてインタビューをしてもらうのも好きだし、ライブもやりたいし、曲をヒットさせて大勢のひとたちに聴いてもらいたいし。そうやって、いろいろやりたいことがあることに気づいて。仮にドームでツアーをしたいという目標を掲げるなら、やっぱり売れないといけないし。そのためにはテレビに出たり、大きなメディアで取り上げてもらえるようにならないといけない。がんばらなきゃいけないことってひとつだけじゃないし、夢もひとつじゃなくて。

ーいろんなことを地続きでやっていくしかない、ということですよね。

紫 今: そのすべてを叶えるために、いまはひたすらがむしゃらにがんばってます。

ー「Up Next Japan」に選ばれたことも含めて肩書きに書けることが増えると、同時にプレッシャーも強くなるし、期待されていることと、自分のやりたい表現とのあいだで葛藤を感じることも少なからずあると思うんです。

紫 今: 私はいろんな曲を書いていて、文学的な歌詞を書くことがあれば、ストレートなメッセージを書くこともあるし、その曲ごとで届けたいひとが変わるんです。だけど、有名になるにつれて「紫 今といえばこの曲」って一部だけを取り上げて、そういう印象づけがされてしまう。だけど、本当はそうじゃないということを知ってほしいです。それをするには、もっとたくさん曲をつくって、それが売れて、もっと有名になればいろんな曲を聴いてもらえると思うので、いまは踏ん張ってますね。時間の問題、いまに見てろよっていう気持ちでいます。

INFORMATION

紫 今

Instagram:@mulasakiima
Apple Music:紫 今
mulasaki-ima.com

【リリース情報】

紫 今「正面」
9月25日(水) 配信リリース

【ライブ情報】

Mulasaki Ima LIVE 2024 "Episode 0+"
日程:10月24日(木) 
場所:代官山UNIT
時間:OPEN19:00 / START19:30

紫 今、初のワンマンライブ、"Episode 0"東京公演が即日ソールドアウトにつき、 "Episode 0+"として追加公演が決定しました。

e+:http://eplus.jp/mulasakiima/
ぴあ:https://w.pia.jp/t/mulasaki-ima-24/
ローソンチケット:http://l-tike.com/mulasaki-ima/

制作:クリエイティブマンプロダクション
https://www.creativeman.co.jp/event/mulasaki-ima24-0/

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