#2_食べる
ローカルの同級生とつくる、
旬の野菜と絶品料理たち。


世田谷区砧公園近くの閑静な住宅地の中にある「安藤農園」。こちらの農園を手がける安藤さんと小野寺さんは、中学時代からの旧友。服と野菜?と思う方もいるかもしれませんが、ローカルを共に盛り上げる姿勢はスタイルそのもの。共同で古着と野菜を組み合わせた『SLOW Vintage Market』というイベントを不定期開催しています。
「安藤くんとは地元の飲み会で再会を果たして以来、頻繁に会うようになりましたね。ちょっとした空き時間に会ってお茶をしたり、話を聞いてもらったりしているので、気軽に遊べる地元の仲間という感じです」
撮影当日は千両茄子と白茄子、さらにきゅうりを収穫。中学の同級生と他愛もない会話を楽しみながら野菜に触れる時間は、まさにプライスレスです。


安藤農園の野菜は、二子玉川にあるファーマーズマーケットで購入することができます。朝採れの世田谷野菜はなかなか手にできる機会が少ないので、ぜひその鮮度の良さや味を体験してみてください。
ショップデータ
住所:東京都世田谷区鎌田3-18-8
TEL:03-3708-1187
営業時間:9:00 – 16:30
定休日:月曜
Instagram:@fmnikotama


〈メイプル〉のフェアファックス2Bジャケット ¥24,200、〈メイプル〉のカーペンターパンツ ¥19,800、〈アイビープレップスター〉のスモックシャツ ¥14,300、〈アイビープレップスター〉のキャップ ¥8,800、その他スタイリスト私物
小野寺さんが収穫した野菜を持っていたのは、お店ではなく渋谷に構える「焼鳥 酉乃洲(やきとり とりのす)」。渋谷駅から徒歩5分ほどのビルの11階に位置する、隠れ家的なお店です。なぜ焼き鳥屋に?と思ったところ、お店のオーナーの芳賀さんも小野寺さんとは小中からの付き合いの同級生と聞いて謎は解けました。
「独立するタイミングもたまたま一緒でゴルフ仲間でもある芳賀くんは、以前やきとんのお店をやっていて、その頃からずっと通っているんですよね。たまに安藤くんの野菜を持ってきて、限定メニューで出してもらったりしているんですよ」
同級生同士でお互いの仕事を組み合わせるなんて、なかなか実現できることではありません。そんなストーリーは最高だし、もちろん芳賀さんが手がける料理はどれも美味しい! ビールを片手に絶品の焼き鳥に採れたての世田谷野菜に舌鼓を打つなんて、これ以上の瞬間があったら教えてもらいたいくらい。

食べるだけでなく、芳賀さんを含めたスタッフの方の見事な包丁さばきや楽しげな会話も「焼鳥 酉乃洲」の魅力のひとつ。普段の営業では旬の野菜やこだわりの焼き鳥が堪能できる、3つのコースメニューが用意されています。

この日は白茄子を鶏油とチーズで、千両茄子はシンプルに生姜+醤油、きゅうりは鶏の手羽先の箸休め的な感じで添えてさっぱりと。

ショップデータ
住所:東京都渋谷区神南1-20-8 PARK WAY TERRACE SHIBUYA 11F
TEL:03-6809-0612
営業時間:18:00 – 00:00 L.O. 料理22:30 ドリンク23:00 (月~金)、18:00 – 00:00 L.O. 22:30 (土)
定休日:日曜
Instagram:@torinosu_shibuya
