STYLE 04_Shintaro Yuya 走れた日は、人生が前に進んでいる実感がある。

PROFILE
モデル活動を始めるとともに、2015年に映画『アレノ』でスクリーンデビュー。以降、映画『花束みたいな恋をした』などに出演するほか、劇団「ハイバイ」の舞台にも出演。近作には映画『福田村事件』『火だるま槐多よ』『水平線』『夜明けのすべて』などがある。
@shintaroyuya
ーどんなトレーニング、アクティビティをしていますか?
遊屋: 去年の6月からランニングを始めて、フルマラソンを2回走りました。4時間を切ることを目標にしていたんですけど、2回目で達成できて。その後も走ることは習慣になっていて、最近ではジムにも通って身体を鍛えるようになりました。

ー始めて1年程でフルマラソンを2回も。何がきっかけだったんですか?
遊屋: 地元の友だちと飲んでる時に、今年はフルマラソンに挑戦するって言うから、じゃあ自分もやってみようかなって、そんな軽い理由なんですけどね。
ーなかなか高いハードルにも思えますが、やり切れるのがすごいですね。走るのはもともと得意だったんですか?
遊屋: 長距離は苦手な方で。むしろ自分にとってキツいことだから挑戦することにしたんですよ。あえて辛いことをする方が成長できる気がして。俳優としては作品が決まっていない期間って気持ちが沈みがちなのですが、走るようになってからは、何もしない日よりも少し前進できた気がして、自信になりましたね。


ーいま着用してもらっている〈エバーラスト〉というブランドはご存知でしたか?
遊屋: はい。古着のトレーニングパンツも持っています。パンツについているロゴが象徴的で、歴史あるボクシングのブランドってイメージがありました。
ーこのパーカを選んだ理由を教えてください。
遊屋: トレーニングの前後にも着られるテンションがいいなと思って。僕は普段からテック系のウェアよりも、いわゆる普通のTシャツを着て運動をする方が好きなんですよね。このパーカは生地がしっかりしているから、冷房が効いたジムでも身体を冷やさないし、そのまま次の予定にも行けるようなデザインだから使い勝手が最高です。

ーブランドのテーマ、”強さ”と”美しさ”とは、ご自身にとってどんなものですか?
遊屋: フルマラソンの大会で見たランナーたちは誰もが強くたくましく見えたんですよ。それこそゴールした後に倒れ込んでいる姿も、すごく美しいなと思いました。自分にも過酷さがわかるから仲間のように感じて。何かに挑戦する強さは、美しく見えるんだなと思いました。
