Case 03 川村健一(KEBOZ オーナー) Item A_VERTHER RS LE 24.1
PROFILE
2017年に〈ケボズ〉を始動。ファッションを起点としたコミュニティづくりを目指し、地元の旭川店では居酒屋も展開するなど、さまざまなカルチャーをクロスオーバーさせた活動も注目。




ー ベルクロタイプの「VERTHER RS LE 24.1」は、ソールや履き心地はランニングシューズ仕様ですが、アッパーはレザーシューズを意識したシューズなので川村さんの格好にはいい意味で裏切られました。
川村: もちろん、ジャケパンスタイルにも合うはずですし、こういうラフなスタイルでもいけるし、何にでも合わせやすい一足だと思います。実際に履いてみると歩きやすくて、ベルクロ仕様だから着脱も楽。スエードの優しい風合いが可愛らしく、デザイン的にも珍しいシューズだなと思います。
ー スタイリングのポイントは?
川村: スエード素材ということを意識して、〈ケボズ〉のスエットパンツをあわせてラフに崩しつつ、フリースで色を拾ってって感じです。
Item B_MODULARIZE V1 24.1




ー「MODULARIZE V1 24.1」のスタイリングについてもぜひ。
川村: スポーティなルックスで、赤のシューレースがアクセントに効いていていいなと。今日は、シューズに合わせて全身をネイビーにしつつ、シューレースを差し色として使うことを考えたセットアップスタイルにしました。
ー 川村さんの最近のスニーカー事情はどうですか?
川村: レトロランニングシューズがいまの気分です。機能面で言えば、歩きやすさは前提に、天気が不安定ということもあって防水仕様のシューズが増えているかも。それでいうと、このシューズはスポーティな見た目で僕の求める機能もある。これから台風シーズンなので、かなりの頻度で履いちゃいそうです。
ー 最近の〈ケボズ〉はどうですか? なにか変化とかは?
川村: そうですね…、ずっとぼくが企画していて、どんどんクオリティは上がっていますが、根本は同じです。トレンドの変化はあるものの、ぼくらは変わらずにやり続けています。お客さんで言うと、うちはなんとなく若いイメージをもたれることが多いけど、ブランドをはじめて今年で7年が経って、30代や40代の方、ファミリー層が増えてきました。