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Shopping Addict 2024 Sep. 〜編集部員のお気に入り〜 後編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2024 Sep.
〜編集部員のお気に入り〜 後編

残暑もそろそろ終わり、秋が訪れています。明日からは10月。ジャケットやスエットで過ごせる貴重な時期のファッションを楽しみましょう。

常重直也
加藤誓也
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
安田天音
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常重直也

年イチの断髪。

振り返ってみると、ちょうど1年前のこの欄に「断髪」という見出しで髪を切った報告をしていました。年イチで切ればいいし、細かいセットは必要ないし、困ったら結んじゃえばいいし、やっぱりロン毛は圧倒的に“楽”。こりゃ禿げるまでロン毛だな。

Urig

ウーリッヒのスリーピース

一切の妥協なし!

この仕事をしていると服に触れる機会がたくさんあるわけですが、やっぱり新しいものや見たこともない変態的なエッセンスが注がれたアイテムに出会う瞬間はたまらない。変態的とはもちろん“いい意味”で、です。この〈ウーリッヒ〉の新作がまさにそう。使われているのはデッドストックの変わり織り生地、しかもあえて裏面を表側として使用することで、独特なネップ(繊維のかたまり)でユーズド感を楽しめる。それだけ聞くとビンテージライクなワークっぽいアイテムをイメージしてしまいがちですが、〈ウーリッヒ〉ではそれをジャケット・ベスト・パンツのスリーピースに採用。しかもそれぞれのアイテムにはシルエットに変化を加えられる共布ベルトが付属していて、単品でも十分に戦える戦闘力を持っています。3ピースで着るもよし、別々で着るもよし。全服好きを唸らせる、見応え・着応え抜群のアイテムです。
ジャケット ¥93,500、ロングベスト ¥69,300、パンツ ¥57,200

ウーリッヒ
Instagram:@urig_official

PIERRE HARDY

ピエール アルディのミニボストンバッグ

秋のおでかけに。

若い頃はバッグなんて何個も持っていても仕方ない、なんて思っていたんですが、近頃はバッグはあればあるだけいいと思っています。服装が変わったのか、行ける場所が増えたのか、いわゆる“TPO”ってやつをようやくわきまえるようになってきました。齢33にして。となると自分に不足していたのが、ちょっときれいめなよそ行きのバッグ。手にしたのは〈ピエール アルディ〉のミニボストンです。ブランドの定番といえばキューブパターンですが、こちらは艶のあるオールブラックのレザー素材で、500mlのペットボトルがすっぽり入るくらいのサイズ感。マチもたっぷりとあるので、きれいめバッグの唯一にして最大の欠点である“ものが入らない”という悩みともおさらばです。さらに付属のショルダーストラップはハンドル部分に装着可能なので、肩から下げたときに型崩れする心配もありません。至れり尽くせりです。
¥193,600

ピエール アルディ
pierrehardy.co.jp

tokio

トキオのデニムジャケット

次はパリで。

粗めの縫製にフェードがかったブラック。星のスタッズや不規則に追加されたボタンホール、そこに付けられた他とは異なるボタン、背面には手書きのメッセージ…、古着屋でたまに見かける“だれかが勝手にリメイクしたアイテム”のような雰囲気を醸し出すこちらのデニムジャケットは、「TOKYO FASHION AWARD 2025」受賞ブランドのひとつ、〈トキオ〉の24AWの新作です。今シーズンのアイテムを“原点回帰”だと位置付けるその言葉の通り、服屋で一目惚れしたときのような、そしてそれにはじめて袖を通したときのような、そんな言葉に変え難い特別な体験をアイテムで表現しています。ちなみに背中の英文にはちゃんと意味があるみたいなので、気になったひとは「アルフレッド・D・スーザ牧師」で検索してみて。
¥50,600

トキオ
Instagram:@tokioworks.official

CIGARRO

シガーロのマウスウォッシュ(ショットグラス・木箱付)

ひとに会う前に。

最近、編集部のSとともに某大手パスタチェーン店によく行くのですが、そこの「タコのペペロンチーノ」に2人揃ってどハマり。にんにくがこれでもかってくらい使われていて、ガツンとインパクト抜群の味と香りの虜になってしまっています。で、問題はその後。満足感と引き換えに強烈な口臭を引っ提げて会社に戻るのですが、ひとと会う予定が入っていると非常にまずいわけです。ということでぼくのデスクに常備されているのがこれ。ウイスキーではなく、トータルフレグランスブランド〈シガーロ〉のマウスウォッシュです。まず見た目がおもしろいですよね。瓶のボトルにショットグラス、そして付属の木箱。デスクとのミスマッチは…まあ自覚しているんですが、家に置いたときなんかは洗面台を演出してくれそうなユニークなパッケージをしています。フェンネルやローズなどのエッセンシャルオイルの香りで口のなかをリフレッシュしてくれるので、いつでも気兼ねなく、大好きなペペロンチーノが食べられちゃうんです。
¥4,840

シガーロ
cigarro.co.jp

加藤誓也

でっかくなったなー。

先日、ともに生活を送っている愛犬が11歳の誕生日を迎えました。そして、実家で両親と暮らしている愛犬は10月で6歳になります。手のひらに乗るくらいの大きさだったのに…。泣けてきます。よく「人間だったら〇〇歳だね」っていう会話を耳にしますが、自分からしたら正真正銘の11歳と6歳。まだまだ子供です。むしろ、そう思いたい(笑)。毎日たくさんの笑いと癒しをもらってます。

SEDAN ALL-PURPOSE × Dickies

セダン オールパーパス × ディッキーズのジャケット&パンツ

ニュークラシックワークウェア。

このコラボレーションを見たとき、学生時代に古着屋で〈ディッキーズ〉のワークジャケットを購入したのを思い出しました。当時からいわゆる王道ブランドをよく着ていたのですが、なかでもワークウェアはタフに着用できるし寿命が長いし、お金にそこまで余裕がなかった自分からしたらとても頼れる存在でした。いまでも変わらず大勢の人々に愛される〈ディッキーズ〉ですが、そこに〈セダン オールパーパス〉らしいアップデートが施されたジャケットとパンツは、古き良き時代を彷彿させる懐かしさもあり、現代的な雰囲気を感じさせるフレッシュさもある、まさに新旧が共存した渾身の仕上がり。セレクトされたカラーも秀逸で、どれにしようか頭を抱えてしまいますね。こだわりのディティールが細部にまで散りばめられているので、さらなる詳細は〈セダン オールパーパス〉のオンラインストアをチェックしてみるべし。
ジャケット ¥49,500
パンツ ¥30,800

セダン オールパーパス
sedan-all-purpose.com

NEW ERA® × New York Magazine

ニューエラ® × ニューヨークマガジンのカプセルコレクション

ニューヨークをまとう。

たくさん影響を受けているニューヨークのあれこれがギュッと詰め込まれた隔週刊誌「ニューヨークマガジン」。現地の生活から文化、政治までを網羅する読み応えのある内容で“これさえチェックしておけば”的な雑誌です。同じくアメリカ出身の〈ニューエラ®〉とのマッチアップによるカプセルコレクションでは、「ニューヨークマガジン」のアイコニックなロゴや創刊された年、紙面に掲載されていたアーカイブを大胆に配置したド直球なデザインがアメリカ好きの間で話題に。ラインナップもかなり充実していて、その数なんと28型。これからの時期に活躍必至の秋服、冬服も多彩に展開されていますよ。すでに発売がスタートしているので、早速お気に入りの逸品を探してみては。
ジャケット ¥41,800
キャップ ¥6,600
トートバッグ ¥4,180

ニューエラ®
neweracap.jp

Timberland

ティンバーランドのブーツ

20年の時を経て。

いまから20年前。GORE-TEX®メンブレンとVibram製のアウトソールを組み合わせたモカシンシューズ「7 EYE CLASSIC LUG」が〈ティンバーランド〉からリリースされました。今年の6月に「ビームス」との別注企画で復刻されたのはまだ記憶に新しいところですが、ついにこのOGモデルがインラインでも再び登場することが決定! アメリカの老舗タンナーであるホーウィン社製のオイルドレーザーをまとった重厚感のある佇まいが目を引く1足で、カラーリングはルートビアー×オリーブと、当時の配色を忠実に再現しているのも見逃せない大きなポイントです。11月から「Timberland Boutique Tokyo」の店頭に並ぶそうなので、ぜひとも実物のご確認を。
¥39,600

ティンバーランド / VFジャパン
0120-558-647
https://www.timberland.co.jp

JanSport × BEAMS

ジャンスポーツ × ビームスのバッグパック

待望の新作。

いつの時代も〈ジャンスポーツ〉のバッグパックには根強いファンがいますが、今回ご紹介するのは、インラインとは一味違う〈ジャンスポーツ〉と「ビームス」のコラボレーションアイテム。使いやすさと斬新ながら飽きのこないデザイン性で発売されるたびに大きな反響を呼び、個人的にも毎度ワクワクさせられます。最新作では、取り外すとポーチとしても使用できるフロントポケットを採用。この2つを組み合わせることでショルダーバッグとしても使用できるという、驚きの3WAY仕様になっているのです。普段使いはもちろん、小旅行ならこれひとつで十分なのでは。カラーによってはまだ在庫がかろうじて残っているようなので、気になる方は早めの購入が吉ですよ。
¥19,800

ビームス 原宿
03-3470-3947

ビームス ボーイ 原宿
03-5770-5550

beams.co.jp

須藤結理

初ダウ。

つい数日前に大阪出張に行ってきました。その理由はあと2週間後に明らかになるのですが、出張の合間に縁あってダウ90000の単独公演を観ました。初めてのダウ体験は動画やテレビで観ていたそれとはひと味もふた味も違くて、人間同士の微妙な距離感とか、絶妙なおかしみみたいなものが空間で感じ取れて、激しく笑いました。蓮見翔が気になる! いつかフイナムでも取材したいです。

INSCRIRE

アンスクリアのカンフーシャツ

秋めくカンフー。

カンフーシャツやチャイナシャツの類には危うさがあります。ものによってはコスプレになりかねないし、ファッションの領域に持ち込むのが意外とむずかしいと感じるのです。〈アンスクリア〉は、ミリタリー、ヴィンテージ、モード、ワークなど、メンズのファッションスタイルの解釈から服づくりをおこなう、ユニセックスのブランド。デザイナー岡ゆみか氏が感じたことを素直に表現し、ジャンルの垣根を超えて毎シーズン展開しています。この一着は構成する要素はカンフージャケットでありながら、なんとも上品で色気がたっぷり。それも、表情のあるベルベット生地を採用していたり、大きめのパッチポケットが付いていたり、ゆるいサイズ感だったり、そういうひとつ1つの選択の妙によるものでしょう。きれいめのパンツもいいけれど、ワークパンツとかデニムとか合わせて崩したい気分。一着あるだけでクローゼットが一気に秋めくはずです。
¥97,900

アンスクリア
Instagram:@inscrire_official
inscrire.jp

POSTALCO

ポスタルコのボタンベスト

一線を画す1着。

あいだの季節が好きです。暑過ぎず、寒過ぎず、どっちつかずの季節が好きで、だからそんな季節に着る服ももちろん好き。秋で言えば、ロンTやカウチン、ダウンベストとかがいい例で、〈ポスタルコ〉のこちらもいままさに着たい1着。軽やかな見た目ですが、ウールの中綿を入れているので通気性があって暖かいのが特徴です。高さのある襟と、袖の大胆なカッティングによって独特のフォルムが生まれていて、レイヤードが楽しそう。このブランドらしいギミックも随所に散りばめられていて、まずは生地。コットンとナイロンを組み合わせたリップルファブリックで、繊維の深みと柔らかさを感じます。さらに水牛の角製オリジナルのボタンをあしらっていたり、内ポケットが仕込まれていたり、ミニマルながらこだわりも抜かりない。流行り廃りの文脈とは距離を置き、自らのクリエイティブを日々研磨している〈ポスタルコ〉。このベストからも、そんな気概を感じます。
¥68,200

ポスタルコショップ
03-6262-6338
postalco.com

gourmet jeans

グルメジーンズのスエットパンツ

ど直球じゃない正義。

いつも〈グルメジーンズ〉のコレクションを見るたびに、これほど生地にはまだ可能性が残されていて、パンツというアイテムは掘り甲斐があるのだとハッとしてしまいます。それにトレンドとは無縁の世界線でものづくりをしている姿に、これまたわたしのようなひねくれ者は惹きつけられてしまうのです。このパンツは、表面はコットン、裏面はシルクをふんだんに使用して編み上げた裏毛素材。杢糸を生地染めしているから、よくよく見ると均一じゃないムラが見られて、それがまたこのパンツのおもしろみを引き出してくれています。つるっとしたグリーンじゃないからこそ、合わせるトップスもそこまで選ばない。裾につけられた水色のドローコードもさりげないスパイスとなって、このパンツの個性を担っています。ありそうでない1本、秋にどうぞ。
¥58,300

オーバーリバー
info@overriver.com

CAMPER

カンペールのハイカットシューズ

季節とファイトして。

寒くなるにつれ、纏うものの丈が長くなり重くなり、そんな体の感覚から季節を感じたり。靴も寒さや天候から身を守るためのものになっていくなか、〈カンペール〉の新作からこんなおもしろいシューズが登場しています。ボクシングシューズをモチーフにしながら、ブランドが得意とするブーツのベースも残しつつ。環境に負担の少ない方法でつくられたレザーにダメージ加工を施し、このような深みある表情に仕上げています。ショーツを穿いてソックス合わせを楽しむもよし、ロングパンツの裾からのぞかせるのもオツです。どこのブランドとも被らない最先端な一足があれば、このような過去のシューズをモチーフにした渋い一足もある。〈カンペール〉はまだまだ私たちを楽しませてくれそうです。
¥53,900

カンペール
www.camper.com

竹田崇真

ようやくシーズンイン。

サッカーの欧州主要リーグが開幕しました。まだ身体が追いつかずそれほど試合は見られていないんですが、やっぱりシティvsアーセナルはリアタイでチェックしました。このカードなら面白くないわけはないんですが、特に後半。ベタ引きのアーセナルと、1点をもぎ取りたいシティ、その攻防がたまりませんでした。最近は点がたくさん入るノーガードの打ち合いより、拮抗したスコアの中で両チームがどう立ち回るのか、そんな展開のゲームが好みですね。

bal × TAION

バル × タイオンのダウンジャケット

暖冬でもダウン。

リバーシブルとかデタッチャブルとか、2度美味しい服っていいですよね。「2着分だから実質半額」っていう暴論にも、妙に納得してしまう説得力があります。今回紹介する〈バル〉と〈タイオン〉がつくったダウンジャケットもそんな1着。ご覧の通り、袖を取り外せばダウンベストに姿を変えます。もちろん、こういった2wayのアイテムはたくさんありますが、大体取り外し部分がジップで面倒なんですよね。でも、こちらはスナップボタンで着脱は簡単。暑いと思ったらすぐベストに変えられる、そのストレスフリーなところが◎。あと、800フィルパワーのダウンを封入しているのに軽量かつパッカブルだし、フロントのポケットは切り替え線に沿わせて目立たないように配されていたり、ディテールのつくりこみがさすが〈バル〉。暖冬の影響でダウンジャケット不要論もささやかれていますが、〈バル〉と〈タイオン〉がつくったのはそんな時代にも寄り添うダウンジャケットです。
¥63,800

バル
baloriginal.com

CONVERSE

コンバースのスニーカー

やっぱりローテク。

中学生の頃から〈コンバース〉のオールスターハイカットを履き続けてきました。ここ最近は履き心地を求めてハイテクなシューズに足を通すことが多かったですが、ついこの間、下駄箱の整理をしていたときに履き古したオールスターを見つけて、久しぶりに履いてみるとやっぱりいいなと。カテゴライズされない普遍さといいますか、とにかく普通でいいんです。そんなこともあって改めて〈コンバース〉のラインナップを見てみると、「ウエポン」に目が止まりました。1986年に登場したバスケットボールシューズをモディファイしたモデルですが、この運動靴のような面構えがいまの気分。ぽったりしたシルエットや生成りのミッドソールがいなたい雰囲気を醸し出しています。どんなコーディネートにも合うと思うけど、個人的にはかっちりしたコートやジャケットを羽織るとき、足元に「ウエポン」を選ぶと思います。
¥13,200

コンバース
converse.co.jp

OAO

オーエーオーのシューズ

名作チェアが着想源。

〈オーエーオー〉のシューズはいつも「そうきたか」と思わせてくれる新鮮さがあります。そんなブランドの今度の新作は、ひとつのチェアからインスピレーションを受けて制作されたサイドゴアブーツです。目を引くのはアッパーに打たれたカシメ。これを見てお気づきの方もいるかもしれませんが、このデザインで思い浮かべるチェアといえば「LES ARCS CHAIR」。フランスの建築家シャルロット・ペリアンが、スキーリゾート施設を設計する際にセレクトしたとされるチェアで、スチールパイプにレザーをリベットで留めたデザインがアイコニックです。そんな引用元の意外性もさることながら、ステアレザーのアッパーに、グリップ力と耐滑性に優れたVibram製のラバートレックソールを装着するというチョイスも秀逸。こうしたひとつひとつのディテールの積み重ねが、プロダクトとしての強度をつくりだしているのでしょう。
¥69,300

OAO
www.oaofootwear.com

ONE EAR BRAND

ワンイヤーブランドのバンダナ

自由なバンダナ。

とあるブランドのノベルティとしてもらったバンダナを使っていたんですが、頭に巻いたり、手を拭いたり、シートがわりに床に敷いたり、その汎用性の高さに驚きました。しかも汚れてもすぐ洗えるし、むしろ使い込んでクタクタになった表情がいい。ということで、バンダナに興味が湧いてきました。ただ、何年代のものはディテールがこうとか、そういう蘊蓄はあまり気にしていなくて、大事なのは柄の良し悪し。そういう意味で食指がそそられたのが〈ワンイヤーブランド〉のバンダナ。今回は3つピックアップしてみましたが、どれもがキノコやネコ、キャンピングカーなどがあしらわれた、他では見つからない自由なデザインです。これだけ華やかだと秋冬のアクセントとしても役立ってくれそうだし、個人的には防寒対策もかねて首周りに巻いてみようかなと。
左から ¥8,000、¥11,000、¥8,000

ワンイヤーブランド
oneearbrand.com

柴山英樹

ととけん1周年!

まったくそんな感じがしないのですが、「ととけん」がオープン1周年を迎えました。ここのサウナが強烈すぎて、ほかの施設に足を運ぶのは出張のときくらいになってしまったのですが、久しぶりに行こうかな、「ジートピア」。こっちの施設は、アカスリのおばちゃんのキャラクターが強烈です。

NORMAL EXPERT for Graphpaper

ノーマルエキスパート フォー グラフペーパーのセットアップ

空気の力で暖かく。

素材の進化は凄まじいと感じさせてくれた一品です。昨シーズンより継続されている、〈グラフペーパー〉と〈ノーマルエキスパート〉のコラボレーション。今回展開されるのは、特殊な空洞状の糸「super zero」を採用した1/2 コットンのセットアップ。この「super zero」のなにがスゴいかって、特筆すべきはその断熱効果。糸の芯を液体で溶かすプロセスでつくられているため、空洞状の構造になっており、空気をたっぷり含んだ軽やかな着心地に。前述の通り空気で保温してくれるため、いまの時期なら涼しく、冬場は暖かな着用感をもたらしてくれます。そうした構造がゆえに染色が難しいと言われるこの糸を、濃度限界のブラックで表現したのがこちら。デザイン、機能ともに優れた本作、かなり重宝しそうです。
トップス ¥39,600、パンツ ¥37,400

グラフペーパー 東京
03-6381-6171
graphpaper-tokyo.com

PUMA

プーマのスニーカー

プーマならではのモデル。

アーカイブモデルを現代的にブラッシュアップするのが、昨今のスニーカーづくりの主流です。昨年から多くみられるのは、つま先がTの形状になった、いわゆるTトゥスタイルのローテクスニーカー。その流れを汲みつつ〈プーマ〉ならではのアプローチでリリースされたのが、今年6月に復刻された「SPEEDCAT OG」です。実は〈プーマ〉は長年モータースポーツカテゴリーのアイテムを展開していて、「SPEEDCAT」というモデルも、1980年代から90年代にかけてF1ドライバーが履いていた耐火レーシングシューズをベースにしたもの。新色としてリリースされるこちらは、ホワイトのレザーアッパーにブラックとシルバーのフォームストリップを配したミニマムなデザイン。テラススタイルに食傷気味な方、モータースポーツという斬新なアプローチでつくられたこんなシューズはいかがでしょう。
各¥14,300

プーマ お客様サービス
0120-125-150
jp.puma.com

F/CE.®︎ × TAION

エフシーイー × タイオンのダウンベストとパンツ

インナー使いも主役使いも。

各所から絶賛される〈タイオン〉のインナーダウン。今年は冬らしい冬が予想されているので、出番が早くなりそうとラインナップをチェックしたところ〈エフシーイー〉とのコラボを発見。展開されるのは、軽量で引き裂きに強いリップストップ生地に、800FPと高品質なホワイトダックダウンを吹き込んだこだわりのセットアップ。インナー用を想定しているのでジャストサイズですが、脇や裾のファスナーでシルエット調整できるため、街中では主役使いしても良さそう。撥水機能もあるうえにパッカブル仕様でコンパクトに持ち運べるので、肌寒くなった時期のトレイルランニングの休憩時に着てみたいなと思っています。
ベスト ¥18,700、パンツ ¥26,400

エフシーイーフラッグシップストアトウキョウ
fce.tools

ととけん

ととけんのカレー

この味がレトルト⁉︎

「ととけん」のオープンから、今日でちょうど1年。備品購入やら近隣への挨拶やら、右も左もわからないまま開店準備をしていた時期を懐かしく感じます。直近の「ととけん」で言うと、先週末に〈アディダス〉との1ヶ月に渡るイベントが終わり、10月7日(月)からは〈ブリング〉のポップアップをスタート予定。これからも、ランニングやサウナのタッチポイントになるようなイベントをいろいろと仕掛けていけたらと思っています。話は変わって、1階のバースペースでは、カレーの提供がスタートしました。レトルトをチンしてご飯と一緒に出しているだけなのですが、これがまあ美味しい。サウナ上がりの敏感になった味覚であればなおさらそう感じるはずです。カレーは常時5種類ほどを用意していて、味は定期的に変更中。写真にはないものの、ぼくのイチオシはロケ弁の大定番「オーベルジーヌ」。なかなか仕入れられないのは、小籔千豊の「すべらない話」効果なのか…。
¥1,100〜

ととけん
Instagram:@totoken_hamacho

安田天音

立ち食い界隈、ナンバーワン。

恵比寿にある「ボンベイ」というカレー屋。有名店なのでご存知の方は多いと思いますが、撮影の帰りに先輩に教えてもらって以降、かなりハマっています。記憶に残る辛さがクセになるし、完食したあとの達成感がすごい。「ボンベイ」に代わるカレーはありませんね。

EVCON

エビコンのポロシャツ

普通が一番。

服のことを考えない日はないけれど、その日の服をあまり深く考えずに選ぶことはあります。朝時間がないとかの理由で。そんなときに、いつだって着られるベーシックなアイテムは頼れる存在ですね。「1LDK」で取り扱うブランドのなかでも好きな〈エビコン〉で見つけたポロシャツは、この秋冬とは言わずこの先何年も重宝しそうな予感がします。そもそも襟付きのトップスは大好きだし、オンスがさほど厚くなく、さらっと着られるのが尚よし。このポロシャツのようにブラック、グレー、ネイビーとカラーバリエーションがあったなら、わたしは高確率でネイビーを選択します。おまけに価格帯もちょうどよく、等身大のおしゃれを楽しめるブランドだから、親近感があって好き。自然な着こなしに仕上がる服は、やっぱり素敵だなと思います。
¥19,800

1LDK
Instagram:@1ldk_shop
onlinestore.1ldkshop.com

PA’LANTE

パランテのクロスボディバッグ

体にフィット。

この時代ですし、知らないブランドでもインスタグラムの雰囲気で気になることが多々あります。もちろん、実際に手にしてみてからの評価はありますが、見せ方がかっこいいブランドはまず目に止まると思うんです。それでいうと最近は〈パランテ〉。おしゃれなんですが、アウトドアのリアルもちゃんとビジュアルに落とし込んでいるし、ユーモアがある。そんなところに惹かれた〈パランテ〉のアイテムは、どれも絶妙なカラーリングとあまり見ないシェイプが新鮮です。今回選んだクロスボディバッグには、ナイロンバッグに使用するには最も軽量なロビックナイロン、摩擦に強いリップストップナイロン、通常よりも耐久性に優れたウルトラメッシュが使われていて、なかなかタフなつくりとなっています。しかも単なるサコッシュではなく、体にぴったり身に付けられるストラップ付き。ハイカーも釣り人も、自転車乗りも、みーんな好みのディテールがぎゅっと詰まったバッグです。
¥12,100

パランテ
Instagram:@palantepacksjapan

FOUND FEATHER

ファウンド フェザーの帽子

耳まであったか。

帽子類が好きで、いまは20個くらいに増えているけど、高頻度でかぶるかというとそうでもないのが実状。スニーカーと同じくピンと着たタイミングで買い足し、お気に入りを増やしてはニンマリ。収集に近いものがあります。今回ご紹介したいのは、トロント出身のデザイナー・マナランさんが石川県を拠点に展開する〈ファウンド フェザー〉のアイテム。飽きのこない普遍的なデザインですが、探すと意外とないような。そんな、かゆいところに手が届くブランドです。このフライトキャップは耳当てを下ろして普通に被るのもいいんですが、裏地がベージュになっているところが推しポイントなので上で結んで見せたいなと。最近は石川県だけでなく、東京にも工場を構えたそうなので買える場所が増えるかもしれませんね。ほかにも今年の秋冬アイテムは豊富に揃っているので、知らなかったという方にはぜひチェックしていただきたいブランドです。
¥9,240

ファウンド フェザー
Instagram:@foundfeather
foundfeatherism.com

AKILA®︎

アキラのサングラス

LA発の。

ファッションのインスピレーションは大体、アメリカの何かから。行ったことはないけれど、いまの気分と憧れの気持ちに従っています。LAのユーチューバー、エマ・チェンバレンさんが動画内でカラフルなレンズのサングラスをかけていたのを見て、自分もこういうのかけてみたい! と探していたところ、ちょうど〈アキラ〉にありました。いま流行りのスクエア型のフレームに、望み通りの綺麗なカラーレンズ。海外セレブやラッパーがかけていそうな角ばった太めのフレームが、いつものスタイルに個性を与えてくれます。この夏は〈アキラ〉のメガネを愛用していましたが、夏場かけていてもフィット感抜群、不快感ゼロだったので、すっかり気に入ってしまい2本目にこれを狙っています。個性派のアイウェアがお好きな方はきっとハマるはず。日本で売っているお店はまだまだ少ないので、気になる方は公式オンラインサイトを見てみてね。
¥26,000

アキラ
Instagram:@akila.la
akila.jp

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