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人から人へと受け継がれるレッドウィングのブーツと大切な想い。
WILL YOUR WINGS

人から人へと受け継がれるレッドウィングのブーツと大切な想い。

1905年の創業当時から現在に至るまで、変わらないものづくりを続ける〈レッドウィング(RED WING)〉。それは「自分らしく生きるひとたちの足元を支えたい」というレッドウィング・シューカンパニーの矜持が、現代においても伝承されていることを証明します。そうして生まれる高いクオリティのブーツは親から子へ、あるいは師から弟子へと受け継がれていきます。10月12日(土)からスタートする「WILL YOUR WINGS」というキャンペーンは、そうした“継承”にスポットを当てたもの。具体的にどんなことが行われるのか? アジアマーケティングマネージャーの阿部聖也さんに教えてもらいましょう。

誰かのことを思い浮かべながらする買い物。新しい価値を提案したい。

ー「WILL YOUR WINGS」のキャンペーンでは、具体的にどんな施策が行われるんですか?

阿部:ひとつは今回のキャンペーンのためにつくられたタグを、お客さまの大事なブーツに縫い付けるサービスを行います。

阿部:このタグには履いたひとの名前、そして譲り受けたひとの名前を記入することができるんです。10月12日、13日に青山店で行われるイベントでは、購入したその場でタグを縫い付けるイベントを行います。店舗にミシンを用意して、職人が作業を行います。このイベントが終わったあともキャンペーンは続くので、希望の方にはブーツをお預かりして、縫い付けが完了したら後日お渡しができるようにします。

ー誰かに譲ることを前提に自分の買い物をするって、なかなかないことですよね。

阿部:そうした新しい価値を提案したいんです。買い物をするときに、誰かのことを思い浮かべるって素敵じゃないですか。買ったときの写真を残したりして、譲るときにその写真を眺めながら思い出を語ったり。そうすることによってブーツをより大事にできると思うし、譲り受けた側も価値を感じることができると思うんですよ。「どうしてそんなことをしてくれたんだろう」って考えるきっかけにもなりますよね。

阿部:キャンペーンではタグの他に、こうしたシューズバッグもノベルティとしてお渡しします。こちらにシューズを入れて、譲ってもらえたらうれしいですね。

ー阿部さんが着ているTシャツもかっこいいですね。

阿部:これも今回のためにつくりました。「WILL YOUR WINGS」って、言葉としてかっこいいので(笑)。それと今回のキャンペーンのために、俳優のスティーブ・マックイーンとのコラボモデルも特別につくりました。彼は〈レッドウィング〉の大ファンで、よくブーツを履いていたそうなんです。そうしたスタイルって、世代を超えて受け継がれるものですよね。その象徴として、このブーツをつくったんです。

Styles 278 + 4278 The Steve McQueen Custom Edition.
(レッドウィング・シューストアでのブーツの販売方法についてはオフィシャルサイト&SNSで後日お知らせ予定)

ー6インチの「クラシックモック」がベースになっていますね。

阿部:そうですね。〈レッドウィング〉のアイコンである「875」というモデルをベースに、こちらも代表的なオロレガシーレザーを使用しています。この素材のブーツをマックイーンさんも愛用されていたみたいなんです。細かなディテールは特別仕様になっていて、スピードフックを使用しているところ、ソールはブラックのトラクショントレッドに変更しています。

いちばんはヒール部分の刻印です。マックイーンさんのサインと、彼が大事にしていたレーシングナンバー“278”と入れています。この数字は1964年の冷戦のさなかに、東ドイツのエアフルトで開催された歴史的なオートバイレース「ISDT」 にアメリカ代表として出場したときのレーシングナンバーなんです。

INFORMATION

RED WING JAPAN

電話:03-5791-3280
Instagram:@redwingheritage_jp
redwingheritage.jp/

WILL YOUR WINGS EVENT

会期:10月12日(土)、13日(日)
場所:レッドウィング・シューストア 東京青山
住所:東京都港区南青山5-4-29
電話:03-6450-5349