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香りに想いを託して。2組の夫婦がドルセーで選ぶ、大切なひとへの贈り物。
For the holiday season

香りに想いを託して。2組の夫婦がドルセーで選ぶ、大切なひとへの贈り物。

フランス生まれの〈ドルセー(D'ORSAY)〉の香水は、香水の既成概念を裏切るような柔らかな香りが特徴です。すべてのモデルがとある人物のイニシャルで表記され、詩的なキャプションがつくなど、フランスらしいその遊び心は、贈り物のスパイスとしても楽しめそう。ホリデーシーズンに向けて、二組のカップルが青山の本店で〈ドルセー〉の香水を贈り合います。それぞれの香水選びから見える、それぞれの想いの形とは?

テキストで選ぶ、香水のプレゼント。

ー ここからは、お互いのプレゼントとして〈ドルセー〉の香水を選んでいただきましょう。

奈緒美:〈ドルセー〉はそれぞれに付いている香水のキャプションが面白いですね。プレゼントだからメッセージ性があることはすごく大事。だから今回は、このキャプションを読んでプレゼントを選んでみます。

ー なるほど。香水は普段から使いますか?

良:以前使っていたんですが、オーストラリアでワーホリしていたときに香水を使う習慣がなくなってしまって…。でも、ロールオンタイプのものやお香を使ったりと、香りを楽しむのは好きですね。

奈緒美:私は良くんといるときと友達と遊ぶときで香水を使い分けています。良くんと一緒のときは良くんが好きなナチュラルでオーガニック系を、友達と遊ぶときはフローラルとかちょっと華やかなものを選んでいます。

ー では、キャプションで気になるものをピックアップして、香りを確認していきましょうか。

奈緒美:「自分らしさ」と付いている「J.R.」ですね。キャプションには、「J.R.は理解者にだけその姿を現す。直接、顔と顔を間近で対面することを誘うのです。 シンプルで、フレッシュで、控えめ。 シトラス、繊細、ウッディ。 この香りは誘惑したり、エンターテイメントのような楽しませ方、見栄を張って時間を費やしたりすることは全くしない。流れに逆らうような、ある種の抑制がある」と書いてあります。

ー 「J.R.」にはライラックの花の香りが入っていて、そのひとを引き立たせるイメージでつくられているそうです。

奈緒美:たしかに。男性感の強い香りは苦手なんですが、これは控えめで上品な香りで好きです。

良:ぼくは「幻想的な影」とつけられている「A.R.」が気になります。キャプションでは、「ベチバーとアイリスがついに一体となる。 スーパーマスキュリンとウルトラフェミニンが融合したら誰になるのだろう? 一瞬にして男性的な征服者、次の瞬間には女性的な探検家? A.R.はその類い稀な効果で、あらゆる信念から私たちを遠くへ連れて行ってくれる。 男性的なヴァイオレットと女性的なコールドタバコの香りが出会うとき、私たちはもう概念に強くしがみつく必要がなくなる、自分を解放するだけ」とあります。

奈緒美:香りは、ウッディだけどガツンと来ないくらいでいいですね。ちょっと霧がかっているような感じ。

INFORMATION

ドルセー

Instagram:@dorsay.japan
https://dorsay.jp/