アクティビティごとにレイアウトされた店内。


110坪という広々とした店内は、〈アークテリクス〉がコア・アクティビティにしている「アルパイン」「トレイル(ハイキング&トレイルラン)」「スノー」といったアクティビティごとに分けられています。この配置のおかげで、自分のやりたいアクティビティに必要なギアが一目瞭然。それぞれトルソーを使ったコーディネートも紹介されているので、そちらも参考に。



シューズは、大きく分けてアプローチシューズとトレイルシューズの2種類。2021年にポートランドに設立されたフットウェアデザインセンターにてアスリートとともに開発された「クラッグ」や「シラン」といった注目モデルも並んでいます。アーバンウェアラインの〈ヴェイランス〉も充実のラインナップ。

店内の色味がシックなだけに、〈アークテリクス〉の特徴の絶妙なカラーリングがよく映えます。実は〈アークテリクス〉には15人以上のカラーデザイナーが在籍していて、そうしたプロフェッショナルたちが手がけているから、このような独自性が出せるのです。

一際目をひくのは、「ジャケットディスティネーション」と名付けられたエリア。ここでは、ブランドを代表するシェル「アルファシリーズ」と「ベータシリーズ」をまとまってディスプレイ。これは着用シーンなどで使い分けることになるシェルを、手に取って比べやすいようにという配慮から。もちろんスタッフから専門的な説明を受けることもできるので、自分の目的に合わせたモデルを選び出すことができます。


今回の内見会では、契約アスリートであるクライマー・藤井快さんを招いたクライミングイベントも開催されました。グレードが11〜12と高難度の課題もあり、藤井さんが手こずるシーンも見られるなど、会場も大盛り上がり。その後は一般参加者による体験会も行われました。
この壁はあくまでもフィッティング用とのことですが、店内にはコミュニティHUBというボードが設置され、今後行われるさまざまなアクティビティイベントなどを告知していくとのこと。近くには芦屋ロックガーデンや六甲山など、関西屈指のフィールドが広がっています。よりアクティビティに密着した今後の展開に期待しましょう。