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着道楽たちのサイドゴアブーツ。
Each Style with Blundstone

着道楽たちのサイドゴアブーツ。

オーストラリアで150年以上も昔に創業した〈ブランドストーン(Blundstone)〉のサイドゴアブーツは、堅牢で機能的。ワーカーやアウトドアマンに支持されてきたストーリーもさることながら、シンプルで服装を選ばないデザインによる汎用性も、長く愛される魅力のひとつなのです。では、着道楽なファッション関係者ならどう履きこなすの? 1足で2通りの着こなし、見せてください!

スタイルを選ばない「CLASSIC」モデル。

PROFILE

柳井純一
ビームス プラス バイヤー

1990年生まれ、東京都出身。2013年に「ビームス」へ入社。「ビームス 立川」で3年、「ビームス 有楽町」で6年半の販売員を経て、2022年に〈ビームス プラス(Beams PLUS)〉のバイヤーに就く。
Instagram:@yanai.jun1

―柳井さんには、「ORIGINALS」と並ぶ定番の「CLASSIC」シリーズを着用いただきました。

柳井: 8年くらい前、同じモデルをしょっちゅう履いていたんですよ。

―そうなんですね! 当初はどんなイメージでしたか?

柳井: もともとサイドゴアブーツに、ドレッシーでエレガントなイメージを抱いていましたが、〈ブランドストーン〉はフォルムがぽってりとしていて、エレガントでも無骨でもない塩梅がちょうどいいと思っていました。当時働いていた「ビームス 立川」では、ストリートやアメカジなどいろんなファッションスタイルのひとが履いていて、汎用性の高さを感じていましたよ。

―このコーディネートのポイントは?

柳井: 以前履いていたとき、ワークブーツでありながらガーデニングシューズとしても履かれていると聞いていたので、このスタイリングはワークからの着想で“森のワークスタイル”をテーマにしました。

―ペインターパンツとキャップのオフホワイトに抜け感があっていいですね。

柳井: 個人的に、冬にホワイトを着るのが好きなんです。トップスのウォーム感にホワイトを組み合わせると季節に映えると思って選びました。この〈ビームス プラス〉のペインターパンツとキャップは、汚れをプリントで表現しているんですよ。

―そのプリントのおかげで、こなれた雰囲気を感じます。

柳井: シミのプリントが〈ブランドストーン〉の“フィールドシューズ”のストーリーとマッチすると思いまして。いつも太いパンツを穿いているので、それに負けない足元のボリューム感を出せるシューズです。〈ビームス プラス〉にはミリタリーやワークのパンツが多いんですが、どれも合わせやすい一足でした。

―こちらはガラッと雰囲気が異なる着こなしですね。

柳井: 〈モヒート(MOJITO)〉に別注してつくった、スリーピングウエアのセットアップを軸にしました。シャツで使われている細畝コーデュロイで仕立てています。イメージしたのは、寝起きでガーデニングの水やりをしているイギリスの上流階級のひと。

―リラックス感がありながら、洗練されています。

柳井: ここ最近、モノトーンのスタイルに凝っているので、シューズのブラックがしっくりきました。素材感とグラデーションがポイントです。ニットとツイードの素材感でブリティッシュっぽくまとめてみました。

―久しぶりに〈ブランドストーン〉の「CLASSIC」モデルを履いてみていかがですか?

柳井: やっぱり履きやすいですね。軽くて、適度なクッション性があります。

―「ORIGINALS」と違い、インソールのかかと部分にも高性能なクッション素材、XRD®が採用されています。

柳井: 見た目はレザーシューズで、履き心地はスニーカーって感じ。シューレースがないから、さっと履けるのも気に入っています。エレガントなレザーソールでもなく、かといってアウトドアに特化したゴツいソールでもないから、土っぽくもなりすぎない。それがジャンルレスに履ける理由だと思います。

〈ブランドストーン〉CLASSICS BS558089 ¥31,900
クッション性のあるインソールと、レザーライナーを採用した上位シリーズの「CLASSICS」。「ORIGINALS」と外見は瓜二つながらも、より堅牢で履き心地にも優れている。

INFORMATION

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