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PUFFYが記録する、外苑前。
WITH THE NORTH FACE PURPLR LABEL

PUFFYが記録する、外苑前。

Tシャツにデニム、スニーカー。誰よりも自然体なファッションとスタイルで歌を唄い、瞬く間にお茶の間の人気物となったPUFFY。来年、デビュー30周年となる二人が、〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)〉のマウンテンパーカを羽織り、馴染みの街だという外苑前を久しぶりに散歩。変わりゆくものと、変わらないもの。さまざまな思い出と共に街を歩きながら、その景色を記録してもらいました。

  • Photo_Masafumi Sanai
  • Styling_Kazuro Sanbon
  • Hair&Make_Tomoe Nakayama
  • Model_PUFFY(Ami Onuki, Yumi Yoshimura)
  • Text_Sota Nagashima
  • Edit_Soma Takeda

変わっていく中で、変わらないものもある。

        

ビルやコンクリートに囲まれた都会でも、意識して目を向けてみると、道端に咲く花木や公園、ビル風など、ふとした瞬間に自然の息吹を感じられます。そんな“都会の中の自然”は、〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉の街に馴染むアウトドアウェアと通じるものがあります。

その中でも、マウンテンパーカはブランド誕生から続く定番アイテム。リサイクルポリエステルとオーガニックコットンを65対35で混紡し、高密度に織りあげた「65/35ベイヘッドクロス」を採用した1着は、アウトドアを出自としながら、シルエットをリデザインしたり撥水加工を施すことで、時代に合わせて街にも馴染むような進化を重ねています。

そんなブランドの顔とも言える服をPUFFYがまとい、馴染みの街だという外苑前へ。〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉が大事にする“都会ならではの自然を記録する”というキーワードに紐付けて、PUFFYの二人にも外苑前の風景を写真に記録してもらいました。

ー今回、外苑前を所縁ある街として選んでいただきましたが、かつて会社の事務所があった場所なんですよね?

大貫亜美(以下、亜美): そうです。取材を受けるときや打ち合わせなどで、会社に行くことが多かった時期の事務所が外苑前にあって。この辺にはしょっちゅう来ていました。

ーお二人のイメージから想像する街とはちょっと違う場所だったので、最初に聞いたときは新鮮でした。

吉村由美(以下、由美): そうですよね。外苑前で私たちが何していたんだろうと思いますよね(笑)。

亜美: 私からしても、外苑前はやっぱり綺麗な服を着て働く大人の女性たちがいる街というイメージがありましたね。

ーもともと事務所があった場所をメインに撮影させてもらいましたが、それ以外でよく行っていたお店や、思い出に残っている場所などはありますか?

由美: 私は事務所の下の家具屋さんに、どんなお店なんだろうと思って試しに入ったら、テーブルを衝動買いしちゃった思い出があります。入らなければよかったなって(笑)。

亜美: 事務所の目の前にあった豆腐料理のお店によく行ってました。豆腐とクリームチーズを混ぜて食べる料理がお気に入りでしたね。閉店したと思ってたんですけど、さっき前を通ったらいまもありました。私たちが外苑前に通っていた頃から周りのお店などが大分変わってしまった気がしていたのですが、変わってないものもあるんだなと思って、ほっこりして嬉しかったです。

ーそんな思い出の外苑前で、今日は撮られるだけでなく、お二人にも街を撮影してもらいましたが、普段から写真を撮ったりされますか?

由美: 実は私は普段からスマホでも写真を全然撮らなくて。亜美ちゃんがいつも撮ってくれてるから、それをよく送ってもらっています(笑)。

亜美: 写ルンですを使ったのも久しぶりで、スマホみたいにその場で撮った写真を確認できないから、逆に新鮮でしたね。うまく撮れてなかったら申し訳ないなと思って、たくさん撮っておきました(笑)。

ーお二人は昔から仲のいいイメージですが、一緒に遊びに行ったりすることはありますか?

亜美: 超ありますよ。

由美: 最近もよくご飯を食べに行ったりしてるよね。

亜美: でも、いまはちょっと生活リズムが違うので、昔ほどは夜ご飯には行けなくなりました。私は毎日でも一緒にご飯食べたいぐらいなんですけど(笑)。

由美: 片想いだね。誘っていただくんですけど、よくお断りしちゃってます(笑)。でも、ツアーの移動日とかは、2人でご飯を食べに行ったり、街をブラブラして遊んだりしてますよ。

亜美: こないだも楽しかったよね!

由美: ねー! ライブの前などにご飯を食べながら、今度こういうのをやりたいよねとか、こういうグッズをつくろうよとか話したりして。打ち合わせというよりかは、ご飯の延長でそういうことを考えることが多いですね。

亜美: 私たち、真面目だよねー。

ー比べるものじゃないですけど、コンビでやっている芸人さんでプライベートは全く会わないというような方々も多いですよね。PUFFYさんのように、30年経っても変わらず仲がいいのは、すごく素敵だなと思います。

亜美: 逆に私たちからしたら、よくそれで一緒に仕事できるなと思います。私は好きじゃなかったり、プライベートもあまり知らないようなひととずっと一緒に仕事はできないですね。

ー昔のインタビューで、亜美さんの方が野生的な動物のようで、由美さんがその飼い主のような関係性だと話されているのを読んだ記憶があります。

亜美: えー、それを言ったかどうかあまり覚えてないですけど、よく例えて話すのは、PUFFYがゲーム機のコントローラーだったら私が十字キーで、由美ちゃんがAボタン。私が方向を決めて、由美ちゃんがそれに向かって突き進むような感じです。

由美: そうですね、私はあまり方向性を決めたりするのは得意じゃないので。

ー今日は、私物でお二人とも〈コンバース〉のスニーカーを履いていらしたので、息がピッタリで流石だなと思い、撮影にも使わせていただきました。特に事前の打ち合わせなしで、揃ったんですよね?

亜美: そうです。私たちにとっては日常なので、みなさんにそんなに驚かれると思わなかったです(笑)。よく被るよね?

由美: そうだね。亜美ちゃんが今日履いている〈コンバース〉は私も持ってるんです。あと、同じ服を買っても、全然違う着方をしていて、そういう着方もあるんだねっていう話もよくしますね。

ー好きなファッションは、昔から近かったのでしょうか?

亜美: うーん…そんなに離れてはないと思いますが、そもそもデビューする前はあまり服も買えてなかったから、ダサかった気がします(笑)。

由美: デートするときに服がなかったので亜美ちゃんに借りに行ったのはすごく覚えています。たしかマーチンのブーツを借りたのかな。

ーPUFFYさんのファッションといえば、裏原ブランドの取り入れ方やTシャツにデニムのスタイルなど、いま見ても全く古臭さを感じないですが、スタイリストさんはいたのでしょうか?

亜美: デビューして何年もいなかったです。当時のボスだったチーフマネージャーがすごい買い物好きで、会社に行くとそういった服がたくさん用意されていたんです。そこからどっちに似合いそうか選んだりして、決めていました。

ーその当時、外を歩いていて、PUFFYっぽいファッションをしている子たちがいる実感みたいなものはありましたか?

亜美: むしろTシャツにデニムって、普通の格好じゃないですか。逆にそれを着たままテレビに出ちゃったのが、私たちなんです。だから、街を歩いていて、PUFFYっぽいねとかを思ったりはしませんでしたね。

ーかっこいいなと思う憧れのひとや、ファッションアイコンのような方はいましたか?

亜美: 〈アンダーカバー〉と〈AFFA〉で働いていたスタッフの女の子で、ずっと遊んでいた友達がいたんですけど、その子がすっごくかっこよかった。身長も170cm以上あって、同じ物を着ても同じようにはならないと分かっていても、憧れていましたね。

由美: かっこいいよね。私はこの人というのはあまりないんですけど、いつもヘアメイクさんにお願いするのは、フランスの街にいる少年みたいにしてくださいって言っています(笑)。かっこいいけど、髪がボサボサだったりして少し気が抜けている感じに憧れるんです。ボロボロの靴だけど、いいコートを着ているとか、そういう雰囲気になりたいなと。

ー今日着ていただいた〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉のマウンテンパーカはいかがでしたか?

亜美: 動きやすいしポケットもたくさんあって、機能的に本当に100点だと思いました。釣りをよくするんですけど、そのときにもよさそう。由美ちゃんも、よく自転車に乗るからいいんじゃない?

由美: たしかに! 仕事に行くときとか、駐車場を探してグルグルしたりするのが嫌なので、よく自転車に乗っているんです。このマウンテンパーカはすごく軽くて動きやすいですし、いいかも。あと、このなんとも言えないグリーンの色合いがすごくよかったです。コーディネートをするとき、普段だとついアウターと別の色を足そうと考えちゃったりしますけど、今日みたいに緑に緑を合わせるのもアリなんだと思いました。

亜美: それ、私も思ってた。シンプルに全身ベージュの合わせがよかったですね。

ー記念すべき30周年イヤーに向けて、今後の動きや改めてファンの方にメッセージをいただけますか?

亜美: 私たちはやっぱりライブが一番好きなので、これまであまり行ったことない場所でもライブしたいねという気持ちから、30周年を目指した”Road to 30″というツアーをいま組んでいます。そのツアーを周りながら、30周年をファンの皆さんと迎えられたらいいなと思ってます。

ーデビュー当時の自分たちに30年後もツアーをしていることを伝えたら、きっとすごく驚きますよね。

亜美: まったく想像してないと思います。アルバム1枚で終わると思っていたぐらいなので(笑)。

由美: 自分たちの意見を周りのひとが聞いてくれて、ここまで自由にやらせてもらえたのが長く続けられた理由ですね。

大貫亜美が撮る街。

吉村由美が撮る街。

INFORMATION

ナナミカ マウンテン

住所:東京都渋⾕区猿楽町19-6 CUBE代官⼭
電話:03-6416-3012
時間:11:00〜19:00
公式オンラインサイト
Instagram:@nanamica_mountain、@thenorthface.purplelabel

ステップアヘッド原宿本店
電話:03-6379-4394

熱田屋
電話:03-6450-8794

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