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フイナムの『月刊アトモス』 Vol.27 アディダス オリジナルスのタバコの別注モデルほか注目の新作スニーカーをピックアップ!
Monthly atmos 2025 Mar.

フイナムの『月刊アトモス』
Vol.27 アディダス オリジナルスのタバコの別注モデルほか注目の新作スニーカーをピックアップ!

日々夥しい数の新作がリリースされるスニーカー。魅力的なものが多すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまう……。そんなあなたのスニーカー選びの指針となる月イチ連載企画。2025年1月から2月にかけてリリースされる新作のなかから「アトモス(atmos)」のディレクター小島奉文さんがおすすめの6足を厳選し、それぞれの薀蓄やエピソードを交えて紹介します。

PROFILE

小島奉文

1981年生まれ。2000年、テクストトレーディング(現フットロッカーアトモスジャパン)入社。現在は「アトモス」のクリエイティブディレクター&メンズシニアディレクターとして同ショップの運営統括やバイイングを手掛ける。

01:adidas Originals TOBACCO atmos “NENRIN”
屋久杉の年輪から着想。

フイナム:まずは、〈アディダス オリジナルス〉。名作「タバコ」ですね。

小島:今作は「アトモス」による別注モデル。「アトモス」の25周年プロジェクトにおける〈アディダス オリジナルス〉との取り組みの第一弾です。

アディダス オリジナルス「TOBACCO atmos “NENRIN”」¥18,700

フイナム:良い色合い。アレンジのポイントは?

小島:テーマは「年輪」。ロングセラーモデルの「タバコ」に、「アトモス」が紡いできた25年の歳月と、長年パートナーシップを結んできた〈アディダス オリジナルス〉と歩んできた軌跡を重ね合わせ、樹齢1000年を超える屋久島・屋久杉の年輪から着想を得たアレンジを加えました。

フイナム:インソールの年輪のグラフィックが目を引きますが、ほかの特徴は?

小島:アッパーのスリーストライプスにご注目を。グリーンのベルベット素材は、屋久島の森でよく見られる「苔」を表現したものです。

フイナム:ふむ。たしかに苔っぽい。

小島:アッパーはウォータープルーフスウェード。屋久島のような多雨で多湿な環境でも快適に履けるように、というのが裏テーマです。

フイナム:そもそも、ベースのモデルに「タバコ」を選んだ理由は?

小島:いわゆるテラス系のなかでも、「タバコ」は特に日本での人気が高いモデル。「アトモス」の25周年記念モデルを選ぶにあたって「日本らしさ」をあらためて考え、「サンバ」や「ガゼル」ではなく、あえて「タバコ」をピックアップしました。

フイナム:なるほど。25周年の記念モデルは今後もいろいろと?

小島:たくさん仕込んでいますよ。楽しみにしていてください。

INFORMATION

アトモス カスタマー

Tel.03-6629-5075
https://www.atmos-tokyo.com

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