和やかな雰囲気が漂う大会会場。
「せとだレモンマラソン」の大会当日、会場となる広島県尾道市の瀬戸田周辺は気持ちのいい青空が広がりました。気温はやや低いものの、日差しのもとでは温もりが感じられます。
一般的なマラソン大会のスタート会場は独特の緊張感に包まれるものですが、この大会はまったく異なり、会場にはピースフルで和やかな雰囲気が漂います。瀬戸内海の島特有の穏やかな気候や風土が、そうさせているのでしょうか。
スタート地点には、〈BRING〉による衣類回収ボックスが。スタート地点付近におけるビニール防寒具の散乱はマラソン大会の課題のひとつですが、この取り組みにより、ランナーはスタート直前まで着古した衣類を着て、寒さを凌ぐことができます。そして回収した衣類は、〈BRING〉独自の技術でリユースやリサイクルに利用。今回は、前回大会までに回収した衣服をアップサイクルしたオリジナルワッペンが参加特典として配布されました。
計測チップをシューズに付け、スタートラインに向かうランナーたち。レースはまもなく始まります。