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FEATURE|Summer Journey presented by corona ボクと仲間の休み時間。Vol.2「TENT SAUNA PARTY」

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Summer Journey presented by corona

ボクと仲間の休み時間。Vol.2「TENT SAUNA PARTY」

いつもより少しだけ遠くへ――いま思えばちっぽけだけど、それでも興奮した夏休みの冒険。あの気持ちは大人になっても変わらない。じゃあ、変わったことってなんだろう。そうか一緒に冒険してくれる仲間に、ビールというご褒美が加わったことだ。クーラーでキンキンに冷えた部屋も心地良い。だけど、いつもの仲間と外に飛び出せば、そこには最高の夏の思い出とビールのうまいシチュエーションが待っている。遠くでもいい、近くでもいい。いや、今回はちょっと遠くまで足を伸ばしてみようか。サウナテントの魅力を発信する「TENT SAUNA PARTY/テントサウナパーティ」の力を借りて、本格的なサウナを体験するために。
※PR記事です。

  • Photo_Yuya Wada
  • Edit&Text_Satoru Kanai

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TENT SAUNA PARTY/テントサウナパーティ
株式会社TAMを本拠地に活動するサウナ好きのデザイナー、映像作家、イラストレーター、プログラマーが2016年に始動したセルフプロジェクトイベント「テントサウナパーティ」から発展したWeb映像デザインチーム。屋外でサウナを楽しめるテントサウナを使ったイベントも企画。関西を拠点に、身体と精神をととのえている。
http://tentsaunaparty.com/

テントサウナのために、長野の木崎湖まで。

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一緒にサウナでととのいましょう!」

テントサウナってなんだ。気になるし、実際にやってみたい。ネットでたまたまみつけた「テントサウナパーティ」なるチームに取材依頼をしたら、快諾する旨とともに、そう書かれたメールが返ってきた。

指定された取材場所は、長野県・北西部に位置する木崎湖キャンプ場。東京から車で約3時間半という絶妙な距離感に、日常からのエスケープ具合がさらに高まる。

※サウナ愛好家(通称サウナー)は、「サウナ→水風呂→外気浴」を繰り返すことで得られる快感を「ととのう」と呼んでいる。

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現場に到着してみれば、すでにテントは設置済み。煙突からは煙も上がっている。周りには何度目かのサウナを終えているのか、リラックスムードのひとたちがくつろいでいる。

取材の窓口を担当してくれている藤山誠さんの所在を尋ねると、たまたま遊びにきていた大学生グループとともにサウナに入っているとのこと。「しばし待つか」そうおもった矢先、テントの入り口からワラワラと人が出てきては桟橋を駆け抜け、湖にダイブしていった!

サウナ小屋は無理だけど、テントなら買える。

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近ごろ、サウナにハマっているひとによく会う。メディアでも取り上げられているし、仲間で連れ立って行くという話も耳にする。サウナブームの火付け役はタナカカツキさんだろうと話を聞いてみたら、「テントサウナパーティ」のメンバーも、やはりそうだった。

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ぼくと林(由利子)さんで、アプリの仕事を依頼したのが最初の出会いです。(タナカ)カツキさんは仕事の話をしないで、サウナことばかりしゃべるんですよ。その頃は興味がなかったので『あーそうなんすか』って聞いていたんですけど、気になって行ってみたらハマってしまって。いまでは、日々サウナに入っています」(藤山)

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東京出張のときに会社からホテルを取ってもいいよって言われても、あえてラクーアに泊まりますからね(笑)。東京支社も近いので便利なんです」(林)

ふたりはカツキさんと同じ京都精華大学出身ということもあり、プライベートでもやり取りする仲に。その結果、藤山さんはテントサウナを自腹で購入してしまう。

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サウナにハマって本場のフィンランド式サウナについても調べてみると、自然のなかに小屋が建っていて、照明は暗め。テレビも音楽もない。日本のサウナとぜんぜん違う感じがいいなっておもったんです。ぼくらは拠点が関西なんで、お金を貯めて琵琶湖にサウナ小屋を建てようかなって妄想してたんですけど、そんなお金もないんでね(笑)。

それで色々調べているうちに、ネットでテントサウナをみつけて。『うわっこれやったらどこでもできるやん』ってことですぐに買って、琵琶湖で試したんです。それで実際にできるってことがわかったので、去年の5月に『テントサウナパーティ』を立ち上げました」(藤山)

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メンバーは前述のふたりに、サウナ好きの吉田直裕さんを加えた3名。皆、大阪にあるウェブ制作会社「TAM」(社員数が200人弱という大所帯!)の同僚だ。スタートから1年。いまでは関西を拠点に、様々な場所にサウナテントを立てては、その魅力を広げる活動を行っている。

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そもそも、関西を拠点にするチームがなぜ長野のキャンプ場を指定したのかと言えば、スキーが大好きで1年前に木崎湖近くへ移住してきた村岡利恵さんから、「湖もあってテントサウナに絶好のロケーションだよ」と聞いていたから。今回の取材を機にやってきたというわけだ。

また、キャンプ場近くで山登りを楽しんでいたIAMAS(イアマス)で教鞭を執るジェームスさんと、〈コモノリプロダクツ(COMMONOreproducts)〉の水谷美知さんも参加してくれた。

はやく、ととのいたい!

せっかくなので、まずは体験してみてください」ということで、ぼくらもサウナに入ることに。6人用だというテントに足を踏み入れてみると、天井高があるせいかおもったよりも狭くは感じない。

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向かい合うように二脚のベンチが置かれ、奥には薪ストーブ。その手前にはロウリュ用の水を張ったバケツと、ヴィヒタと呼ばれる白樺の若枝を束ねたものが浸かっている。

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これこそ、タナカカツキさんの名著『サ道』を始め、様々なサウナ紹介記事で見聞きしてきた憧れの存在。これがなければサウナじゃないとまで言われるほどの重要なアイテムだ。

殺菌作用もあり、カラダを叩くことで血行が促進され肌を引き締める効果も期待できる。なによりも重要なのは、とにかく使うと気持ちいいらしいということ。

シャー。ジュワ~。そして、うわー!

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テント内の温度は、セルフロウリュし放題なのでいかようにも調整可能。ロウリュとは、サウナストーンに水をかけることで水蒸気を発生させ、熱風で発汗を促す行為。

お店では専門のスタッフがタオルなどで循環させるのだが、今回は藤山さんがヴィヒタでテント内の空気を煽っていく。白樺の爽やかな香りが漂い、次の瞬間、熱い風が全身を包みこむ。体感温度は一気に上昇。心のなかで叫んでいたつもりが、あまりの気持ちよさに声が出てしまった。

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藤山さんが順々にみんなのカラダをヴィヒタで叩いていくと、またしても「うわー、なんだこれー」「フゥ~」という声がテント内に響き渡り、さながらライブハウスのような様相をみせる。慣れたメンバーたちは、そんなぼくらのハイテンションぶりを微笑ましく眺めている。

ふと、隣に座った吉田さんが「サウナは、水と石と火。大自然と一体になれるんです」と教えてくれた。「テントサウナパーティ」のサイトトップに書かれた文言らしいのだが、サウナの最中に言われたことでより深く染みわたる。

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二度、三度とロウリュを繰り返し、すわ限界だ! というタイミングで勢いよくテントを飛び出して、桟橋を駆け抜ける。そして、湖にダイブ――。

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水にカラダを浮かべて、空を見上げてみてください」というアドバイスに倣ってみる。なるほど、大自然と一体になれるテントサウナ。最高だ。湖から上がったら、今度は外気浴。今回は大所帯のため、譲り合いながら何度も「サウナ→水風呂(湖ダイブ)→外気浴」を繰り返した。

サウナで侘び寂びの境地に至る。

テント横の椅子に深く座る。大学生グループが帰ったあとのキャンプ場は、ハイシーズンを過ぎた平日ということもあり利用者はまばらで、時折テントの方から「バチッ」と薪のはぜる音が響くだけ。気がつけば、コロナビールを飲みながら、みんなもすっかりととのっていた。

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今後の活動について尋ねてみると、「Tシャツとサウナハットと茶碗。オリジナルのプロダクトをつくってECサイトで販売する予定です」との返答。みんながかぶっていたカラフルなサウナハットは、オリジナルだったのか。しかし、なぜ茶碗なんだろう。

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諸説あるんですけど、日本にサウナを持ってきたのは千利休だろうと言われてて。カツキさんの本もタイトルが『サ道』じゃないですか」という藤山さんの言葉に、「まこっちゃん、茶道の道具もそっくりってよく言ってるな」と林さんが合いの手を入れる。たしかに、柄杓で湯を汲み茶碗に入れるのと、バケツなどからサウナストーンに水をかけるロウリュは、道具も動作もよく似ている。

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湯を沸かす風炉(ふうろ)のことも、“風炉釜(ふろがま)”って言うてもうてるんでね(笑)。これはサウナと深い関係があるな、と。茶碗にしても、それまでは歪んでない完璧な形が美しいとされてたけど、利休は歪んでても美しい、“侘び寂び”というあたらしい視点を提唱したわけです。

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サウナと水風呂を繰り返していくと、水面のキラキラとか普段やったら気にも留めないような不完全なモノも美しいと感じるようになるんです。もしかしたら、利休もサウナを体験することで侘び寂びの境地に達したのかもしれませんね」(藤山)

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なるほど、それで茶碗か。そういえば、藤山さんはメールで「サウナとビールは最高の組み合わせです!」とも書いていたが、ほかのみんなもビールが大好きみたい。みながみな、なんともいい笑顔でコロナビールを飲んでいる。

これもテントのなかで林さんから聞いた話だが、フィンランドにはサウナ外交というものがあるのだそう。性別も年齢も国籍も超えて、サウナに入れば誰もが一発で仲良くなれる。サウナで距離感が縮まったあとには、冷えたビールでさらにととのう。これこそが、仲間とともに生きていることを実感する「THIS IS LIVING」な瞬間だろう。

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時刻は16時をまわり、日が暮れて風も出てきた。藤山さんたちは大阪まで戻るのかと思いきや、かなり楽しかったようで「エクストリーム出社しよか」と、明朝の出立に変更したらしい。晩メシの相談をするみんなに別れを告げながら、ぼくらは一路東京へと戻る。テントサウナという最高の体験とともに。

アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパン
電話:0570-093-920

クーラーボックス付きコロナビール(24本入り)
希望小売価格:¥11,800(税別)
取扱い:オフィシャルサイト

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
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