金の靴があれば、どこまでも。
ムッとした熱気と、ジトっとした湿気が全身を包み込む。同時に「日本のみんなは凍えてる頃だよね」と、ちょっとだけ悦に入る。取材チームがやってきたのはアジアの楽園、タイランド。
今回の旅程は、プーケットでのフェス取材からはじまり、その後バンコクのいまを取材するというもの。期間は一週間です。

プーケットの片田舎にて。左が編集の脇山、右がライターの木村。
さて、旅といえば、何を持っていくかに頭を悩ませるもの。旅程が長くなればなるほど、不安で荷物は増えていき、結果、スーツケースの奥のほうにしまわれて1回も出番がなかったものもあったりします。
特に靴は、何を持っていくべきか悩ましい。服とは違い、スペースを消費するから無駄なものは持っていけない。汎用性のあるものが必要になってくる。

そこで気付いた、〈ブランドストーン〉のシューズがあるぞと。雨に強く、着脱もラク。日本で見る海外旅行者もよく履いているし、その理由を試しながら知ろうと思ったんです。
「タイって暑いんだよ? そこはビーサンでしょ」と思う人もいるだろうし、担当編集とライターも行く前まではそうでした。でも、実際にタイを歩き回っていると、この靴の優秀さを知ることになるのでした。
タイより遠く離れたエチオピアには、こんな格言があるそうです。
「金の靴を履いて旅に出れば、世界の果てまでも行ける」
MEMO①:航空券の入力は、甘くみないこと!
「深夜にスマホで航空券を買ったものだから、たぶん全然集中していなかったんでしょうね。帰りの便で自分の名前のスペルを間違えてたんです」とは編集W。気づいたのはタイの到着日で、内容はmとwのミス。そこから予約サイトで変更依頼をお願いしていたものの、一向に返事は来ず。これ、よくある話で、そのままにして空港のカウンターに行くと「乗れません」と搭乗拒否されることも。結局、帰国日の朝に空港へ行き、カウンターで失笑されながら交渉を重ねた末に、スペルの変更ができました。それもすべて、運次第。買い直さなきゃいけない場合もあるから、ダブルチェックを忘れずに。