FEATURE | TIE UP
本物は動じない。予測不能な日常に、アディダス テレックス。
adidas TERREX for rainy day and so on

本物は動じない。予測不能な日常に、アディダス テレックス。

山でも街でも、アクティブに動くほど予測不能なことにぶちあたるもの。急な悪天候や不意のトラブル、我々は目の前の困難を瞬時に判断して乗り越えなければいけません。そんなときに相棒となるような道具を携えていたのなら、それすらも楽しめるようになるはず。
〈アディダス テレックス〉は、〈アディダス〉が誇るアウトドアスポーツに特化したレーベル。アウトドアフィールドから日常生活まで、あらゆるシーンを網羅しながら、使用者を選ばないシンプルなデザインが特徴です。それでいて機能は適切かつ適度で、本物志向と言って申し分なし。今回はビジュアルでそれを表現しつつ、その撮影の裏側にフォーカスを当てることでプロダクトの実力を証明します。

  • Model_Yukito Hidaka(DONGYU), Yuto Yoshida, Shuma Macdonald
  • Photo_Toshio Ohno(CEKAI)
  • Styling_So Matsukawa
  • Prop Styling_Shizuka Aoki
  • Hair&Make_Katsuyoshi Kojima(TRON)
  • Location Bus_Naoshi Kawaguchi(AWANO KIKAKU)
  • Text&Edit_Yuri Sudo

SCENE2. URBAN FIELD

過剰じゃない、適度な機能とデザイン。

悪天候の街中を歩くのに、傘だけでは太刀打ちできません。ビル風が吹けば、靴だけではなくパンツも濡れるし、車の泥はねという不運に見舞われることもあるでしょう。雨の日におしゃれをするにはある程度の諦めが必要なように思います。

かと言って、全身雨対策の重装備はトゥーマッチ。ならば〈アディダス テレックス〉が最適解でしょう。ここ最近、機能を優先するあまりディテールが過剰になるアウトドアウェアが多いですが、それらとは一線を画すスタイリッシュなデザインが特徴なんです。

たとえば、雨降らし担当のスタッフが着ているのは、前章で紹介した「ゴアテックス 2層構造 パフォーマンスジャケット」の色違い。スエットパンツと合わせても違和感なく馴染みます。裾を絞ってインナーとのレイヤードを楽しんだり、シルエットを変えることも。

それにグリーンとパープルという2色展開は、アウトドア界隈を見渡してもなかなか渋いチョイス。山に馴染みながらも、都会ではスタイリングのいいアクセントになりそうです。ちなみに〈アディダス テレックス〉はこれまでも真っ白のトレランシューズをリリースしたりと、大胆不敵なカラーリングが個性になりつつありますが、今回も例に漏れず。

雨降らしの彼とモデルが履いているのは、同じ「スカイチェイサー AX5 ゴアテックス ハイキングシューズ」。こちらもさまざまな地形に対応するモデルで、その汎用性の高さは実際に足を通したらわかるはず。

その理由はまず機能。「adidas Lightmotion」という超軽量のクッショニングで、動きを邪魔しません。ソールは外側から「Continental ™ Rubber アウトソール」でグリップ力を実現しながら、「軽量EVAミッドソール」でクッション性と柔軟性がありつつ、フットベッドは抗菌保護と長期的なクッション性が期待できる「Ortholite ソックライナー」を。ミニマルな構造のなかに機能を忍ばせていて、決してハイレベル過ぎない。なんの心配もなく足を任せられるし、都会のアスファルトもこれさえあれば難なく過ごせます。

次にカラーリング。全4色を展開する今作ですが、すべてダークトーンなので服を邪魔せず街に馴染みます。それでいて、単色ではなく表情のある配色だから、ほどよいアクセントにもなってくれるのが嬉しいものです。

Xploric カーゴパンツ ¥12,100

モデルが穿いているカーゴパンツは、ジャケットと同色でセットアップ可能。防水だから、どんな種類のアクティビティにも手軽に使えます。前後左右にポケットが付いているから、わざわざバックパックを広げなくてもちょっとしたものの出し入れに便利です。なんならバッグいらずで過ごすことも。

そして街では、山に比べて意外と紫外線対策を忘れがちになってしまいますが、UVプロテクションを備えた素材のおかげで、自然と対策できてしまいます。

世の中のアウトドアブームがカルチャーとして定着して、これまで自然に触れていなかったひとが新たな世界に踏み出し、玄人たちはさらなる高みを目指すいま。現代の技術を総動員すれば高機能のプロダクトがいくらでもつくれるなかで、〈アディダス テレックス〉はどうするか。

それに対する解は、両者に寄り添った実直な機能を搭載しつつ、でも過剰にし過ぎず、シチュエーションを選ばないプロダクトをつくること。決してわかりやすいものではないけれど、本物を追求するひとにはきっと刺さる。こんな風に、裏方スタッフが使っているのだから。

※このファッションストーリーは一部ノンフィクションです。