ペイントデニムならぬ、ペイントオールスター。アーティスト風のデザインが妙に男心をくすぐります。

90年代後半、裏原ブームの真っ只中、一世を風靡したペイントデニム。覚えている方もいると思いますが、無造作にペンキを飛び散らしたようなあのデザインです。当時は突然火が着いたかのように、グワっとたくさんのブランドから発表され、街中で若者たちがこぞって穿いていました。

その一方で、自分でペイントをやってみた方も多いはず。かく言う筆者も家の物置に仕舞ってあったペンキを勝手に持ち出して、古着のジーパンにやった思い出があります。確か雑誌にやり方が特集されていたんですよね。やったはいいけど、家を汚して親に怒られたりなんかして。

トレンドは繰り返すといいますが、いま改めて見るとやっぱり格好いいなぁ、なんて思うから不思議なものです。それがこちらの〈コンバース〉の「オールスター」です。

ジーパンではありませんが、多分ペンキと「オールスター」の愛称がいいんでしょう。妙にマッチしているのがお分かりになると思います。

ちなみにサイズはUS10.5。日本のサイズに換算すると28.5センチ。一般的にはちょっと大き目ですが、「オールスター」ってあえて大きいサイズで履いてもサマになるんですよね。

ペイントデニムならぬ、ペイントオールスター。この男っぽいリアルワーカー風、はたまたアーティスト風なのか分かりませんが、いつ見てもぼくらの心をくすぐるんです。