お洒落がどうだというよりも、根底にまずストーリーがある服っていいですよね。ミリタリーウェアやスケーターファッションがまさにその類。
こと軍モノに関して言えば、サバイブするための機能が凝縮されていて、デザインやシルエット、ディテールに至るまでひとつひとつに意味が込められている。そんなバックグラウンドを考えるだけで食指が動いてしまいます。
ということで、今回ご紹介するのは、1940年代のスイス軍のスノーパーカー。その名の通り、雪中戦の際に着用されていたものですが、真っ白のボディからは軍モノらしからぬモダンな雰囲気が漂います。
かのリアム・ギャラガーを連想させる、ゆったりとしたプルオーバータイプで、メンズ&レディース共にいい感じに着れるはず。ウエストにはドローコードが付いてるので、シルエットのアレンジも楽しめます。胸元の大ぶりなフラップポケットは小物を入れるのにも便利そうですね。
使用感はありますが、個人的にはちょっと着込んでクタってるぐらいの方がおすすめ。まっさらなオールホワイトはなんだか気恥ずかしいし、これなら汚すことにびくつく必要もありません。なんなら、どんどん汚して唯一無二のDIY用の服にするのも良しです。
迫る憂鬱な梅雨時なんかに、これをパッと1枚羽織って、気分はさながらリアム・ギャラガーといきましょう!
ここまで古いものはなかなか出てこないようなので、軍モノ好きは是非。難易度は高いですが、昨日ご紹介したスノーカモパンツとセットアップで着ても案外面白いかもしれませんよ。
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