人種差別に対して、あなたはどうする？

アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイド氏が、白人警官に首を圧迫され死亡した事件に端を発し、全米、さらには世界中で抗議の声が挙がっています。

各ブランドやメディア、著名人が続々と声明を発表し、黒人差別撤廃を訴えるスローガン“Black Lives Matter”が急速に拡散。〈ナイキ（NIKE）〉がSNSに投稿したメッセージ動画を、ライバルの〈アディダス（adidas）〉がリツイートしたことからも、この問題がいかに無視できないものであるかが分かります。

そんななか、目に留まったのがNETFLIXのメッセージ。そこには次のような一文がありました。「To be silent is to be complicit.（沈黙は共犯）」。人種差別において、加担するか、抗議するか、この2択しかないということです。

じゃあ、具体的にどうやって？ という方も多いと思います。それなら、このTシャツを着ることで、自分の意思を表明してみませんか。

胸にプリントされるのは、“ERACISM=反人種差別”の文字。“erase=消す”と“racism=人種差別”を組み合わせた造語です。そして、その言葉の通り、徐々にかすれていくグラフィックが秀逸。

現実でも人種差別がなくなり、そもそもこうしたアイテムを必要としなくなる世の中を願うばかりです。