堂々たる渋み、苦み。レザーパンツは紳士の夢をみる。

「サマになる」とはよく言ったもので。コーディネートや商品の説明を書くときの、使いがちな言葉ベスト5に間違いなくはいります。でも今回は、満を辞して使わせていただきます。

レザーパンツってやっぱりサマになる。

どうでもいいTシャツとか汚ったないスエット。親しみやすさ満点のデニムやチノパンで組むのもいいんですが、それをレザーに変えるだけで、あらやだ。全体の渋みがぐっと増して、よれたトップスも顔つきが大人っぽくなります。たしかな紳士レベルで格をあげてくれるんですよね。

で、「Arca vintage」に入荷していたコレは、腰元にタック入りでスナップボタン付き。味がどばどば滲み出ています。裾に向かってややテーパードがかかりつつ、溜まりもあってGOOD。

ローファーを合わせてとことんメンズライクに振るのも手ですが、ヒールでお姉さんにまとめるのが今っぽいかもしれません。レザーパンツでダンディな夢をみましょう。