くっきりと入ったセンタークリースに、さらりとした生地感のウールとポリエステルの混紡素材、ウエストから裾まできれいにストンと落ちるストレートシルエット。
この上品な雰囲気漂うパンツの正体は、1990年代から2000年前半までアメリカ海兵隊で採用されていたミリタリートラウザーズなんです。
軍モノといえば戦地で着用することを想定してつくられているので、必然的に機能的なアイテムになるはず。しかしこちらはその反対で、どちらかといえばパーティーなんかの時に着るようなドレッシーなやつ。例えば、勲章授与式みたいなおめでたい式典のとき、もしくは戦地から帰国するときのハレ着として使われていたのかな、なんて妄想も膨らみます。
ここ最近は、ファッションにおいて“リラックス”や“快適”といったワードが重要な位置を占めています。ただ、そうした世間の流れにあえて反するのが、服好きの性というもの。このご時世に、堅苦しいフォーマルな服でキメるの、かっこいいと思います。
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