金沢は能登の保護犬には一定数、毛足の長いミックス犬がいるそう。その毛は伸びても、時期がくると抜け落ちるらしく、そのまま生やして飼うひとも多いのだとか。
先日の金沢出張で立ち寄ったあるセレクトショップで、そのわんちゃんが飼われていて、たしかに毛並みはフッサフサ。まるで髭が生えているようで、きれいでした。まわりに服があるのも相まって、この毛を拝借した服を着たら、1日中しあわせな気持ちになれるかもと良からぬことを考えたり。
冬服の起源に立ち会ったと同時に、最近なんだかモヘアが気になって仕方ありません。なので「SNAK」に入荷していたこちらも見過ごせません！
60年代もののVネックニット、つまり60年代に生きていただろうアンゴラヤギの毛を使っているんですが、今でも着られるなんて保存環境がよかったのでしょう。ヘルシーなオレンジなので、もたつくことなくスタイルが組めるのも嬉しいです。個人的には中にクルーネックのロンTなんかを噛ませて、すこしマニッシュな感じにしたいところ。
あまり触りすぎるとハゲちゃうので、適度に撫でつつ大事に着たい1枚ですね。紳士、貴婦人、いかがでしょう？
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