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#05 帯刀憲一郎(編集部)
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01
ALMOSTBLACK
オールモストブラックのMA-1
業界内での注目度、かなり高し。
この2015年秋冬にデビューしたばかりの新鋭〈ALMOSTBLACK〉をご存知でしょうか?ブランドコンセプトは“POST JAPONISM”。伝統工芸や趣のある文化から生まれてきた日本の美意識と、アートや音楽などのカルチャーを融合させた、“あたらしく強いもの”を表現しているのだそう。そのコンセプトを体現するかのようなパッチワークシリーズの中で特に目立っていたこのMA-1。丸みのあるボリューミーなシルエットとアーティスティックなグラフィック使いがかなりツボでした。このくらいパンチのあるアイテムの方が、着るときのテンションも上がりそうですし。
¥90,000+TAX
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02
HELMUT LANG JEANS
ヘルムートラング ジーンズのジャケット
元祖ミニマリズム。
「どこかのメゾンブランドの新作か?」と思わずにはいられない、ミニマルかつエレガントなデザインのデニムジャケット。実はこれ、90年代後半に登場したプロダクトなのです。手掛けたのは、ミニマリズムの提唱者として後世に多大な影響を与えたヘルムート・ラング御大。当時一世を風靡した〈ヘルムート ラング ジーンズ〉の一着は、発売から20年弱経った今見ても全く古さを感じさせることなく、彼の偉大さを再認識させてくれます。ちなみに「ライラ トキオ」では現在〈ヘルムート ラング〉のアーカイブ展を開催中(10月4日まで)。当時を知る人としては懐かしく、知らない人の目にも新鮮に映るであろう貴重なピースが多数展示&販売されていますので、気になる方は期間中にぜひ。
¥30,000+TAX
お問い合わせ先:LAILA TOKIO 電話:03-6427-6325
http://laila-tokio.com/
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03
beach house
ビーチ・ハウスの新譜
手に取ってこそわかる美しさ。
00年代以降のドリーム・ポップ・シーンの頂点に君臨するビーチ・ハウスの新譜『depression cherry』。儚げで美しい歌声と浮遊感溢れるアルペジオギターの音色が…なんて彼らの音楽性について今さら力説する必要がないのは百も承知ですが、それでも今回ピックアップしたのは、ジャケットがとにかく美しかったから。タイトルを連想させる深みのある朱色は総ヴェルヴェット地で、これぞジャケ買いしたくなる一枚。今や発売前でもネットで音源を聴くことはできますし、いざ発売されればクリックひとつで購入できてしまう時代ですが、パソコンの画面上でジャケ写を眺めているだけではこの美しさには気付けなかったはず。やはりCDはCDショップで漁ってこそ、色々な発見があるのだと実感しました。
¥2,371+TAX
お問い合わせ先:ホステス・エンタテインメント 電話:03-5724-4414
http://hostess.co.jp/
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04
BURTON
バートンのスノーボード
大人のためのボード。
ここ最近〈バートン〉の方々と関わる機会に恵まれ、スノーボード好きとしてはそれは堪らない経験をさせてもらっています。そのせいか今まで以上にスノーボード熱が高まっていて、この冬はギアを一新しようと計画中。となればまず目が向くのが板。試乗もさせてもらった“Skipjack”が気になっています。若かりし学生時代と違い、今は「いかに気持ちよく滑るか」に重きを置いているので、オールラウンドボードではなく思い切ってパウダー用にしてみるのもありかなと。乗ってみるとまさしく“浮いている”という表現がぴったりで、パウダー用の板だとここまで違うのかという軽い衝撃を受けたほど。この板と共に、今冬こそはバックカントリーに挑戦してみたいです。
¥90,000+TAX
お問い合わせ先:BURTON 電話:03-5738-2555
www.burton.com