SELECTOR
#06 長嶋太陽(編集部)
item
01
NEW BALANCE×nonnativ
ニューバランス×ノンネイティブのMNL710
エベレスト×ベアフット
「DUNE(砂漠)」をテーマに制作された「MNL710」。美しいベージュのグラデーションに心惹かれるのは言わずもがな。アメリカ人初のエベレスト登頂を果たした「ルー・ウィッタカー」が着用していた「710」という品番を継承しつつ、ベアフットランニングのソールユニットを搭載することで極めて現代的な仕上がりに。個人的にグッときたポイントは、土踏まず上部のドットからブルーが覗いていること。砂漠のオアシスを表現したというカラーづかいに、コンセプトの秀逸さを感じます。着用した際のフィット感も抜群で、本気のアクティビティにおいても活躍してくれるんじゃないか、というほど。いや、実際のところはもったいなくてトレイルでは気安く履けないですけどね。
¥18,900 inTAX
お問い合わせ先:VENDOR 03-6452-3072
http://vendor.co.jp/
item
02
adidas
アアディダスのEQT ADVENTURE
型押しスエード×トレイルソール
ここ最近のアディダスの攻めっぷりには、目を見張るものがあります。ビッグネームとのコラボレーション、名作の復刻、そしてパフォーマンス領域での躍進と、全方位で勢い抜群。なかでも個人的に注目しているのは、アウトドアカテゴリに属する「EQT ADVENTURE」です。型押しのピッグスキンスエードにコーデュラナイロンを合わせた妙技もさることながら、そこにガチのトレイルで本領を活躍するであろうアウトソールをドッキング。なんともいえない艶かしいルックスと男らしい機能性。パッと見の面持ちが全てを物語っています。
¥25,300 inTAX
お問い合わせ先:アディダスグループ お客様窓口 0570-033-033
item
03
ORPHIC
オルフィックのCG2
ネオプレーン×ベルクロ
「フューチャリスティック」というワードがしっくりくる面構えは、無機的な曲線と独特のソールパターンゆえ。しかしながら光沢を抑えた素材を採用することで、ギラつくことなく、普段着にスパッとはまってくれます。このへんのやりすぎないさじ加減が、〈オルフィック〉の魅力だなと。足元が浮いてしまうのは好きじゃないけれど、シンプルなローテク・スニーカーは一通り履いてしまったし……。という微妙な男心をくすぐるミックス感に軍配。足首をホールドするネオプレーン素材も気持ち良く、ベルクロの便利さも見逃せないポイント。冬のオーセンティックな着こなしに、あえて雑に合わせて履いてみたい一足。
各¥26,000+TAX
お問い合わせ先: alpha PR 03-5413-3546
item
04
NIKE SPORTSWEAR
ナイキ スポーツウェアのスニーカーブーツ
フライニット×耐水
フライニットにぞっこんの我が両足。ランニングシューズの一軍には間違いなくフライニットルナ3が入ります。しかし、完璧な人間がいないように完璧なシューズも存在しえないわけで、その抜群に快適なアッパー素材は、突然の雨をすんなり通してしまう、という弱点を抱えていました。今回発売されたスニーカーブーツは、唯一とも言えるそのウィークポイントを克服してしまったそうです。二重構造になったフライニットテキスタイルは耐水性を獲得。雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、その上履き心地も折り紙つきとなると、前言撤回、これこそ完璧なシューズと言えるのかもしれません。あ、もちろん最大のアドバンテージは、理屈を抜きにした「かっこよさ」にあるわけなんですが。
¥21,600 in TAX
お問い合わせ先: NIKE カスタマーサービス 電話:0120-6453-77