SELECTOR
#03 中田 潤(編集部)
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01
Levi’s® Vintage Clothing
リーバイス ビンテージ クロージングのデニムジャケット
絶対リジッド。
久しく着ていなかったデニムジャケット欲が再燃。やっぱり買うなら! ってことで選んだのが〈リーバイス ビンテージ クロージング〉の”ファースト”です。ちなみにType 1 Jacketが誕生したのは 1936年。初のコーンミルズ製レッドセルビッジのジャケットで、労働者の非公式な制服になったのは有名な話。レギュラーフィットで露出した銅製リベット、それに銅製プロングのシンチ、シングルの胸ポケット、ダブルプリーツのバックと、ツーホースラベルに入ったXX印。後に出てきた”セカンド”や”サード”も好きだけれど、やっぱり”ファースト”には敵わないなと。でもって着るなら絶対リジッド派。最初は生地が固いから一度水洗いして…なんてもってのほか。ジーンズもそうですが、生のまま着倒してこそ育てがいがあるってもんです。というわけで、上下セットで購入予定。
¥48,000+tax
リーバイス® ダブルエックス 03-6418-5501
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02
REYN SPOONER
レインスプーナーのハワイアンシャツ
アメリカナイズなシルエット。
2年ほど前から、夏の装いのひとつとしてハワイアンシャツを取り入れることが多くなりました。一枚で着ても様になるし、パナマ帽をかぶるようになったのもその要因かもしれません。ただ、いわゆるカラフルなハイビスカスがあしらわれた土産物的なそれではなく、オリジナルのイラストやグラフィックが落とし込まれたものを好んで着ていました。で、今年も新たに一枚買おうと探していたら、絶賛発売中の『フイナム・アンプラグド/アメリカ特集』で〈レインスプーナー〉を発見。50年以上続くハワイの老舗ブランドで、2,000種類を超える柄は圧巻。しかもコットン55%、ポリエステル45%からなるオリジナルの生地「スプーナークロス」を裏返して使っているというから面白い。身幅や着丈は、いつもXLを着ている自分がMでジャストサイズぐらい。ボタンダウン仕様だからスラックスとも相性抜群だし、ハワイのビジネス着として認められたのも納得です、ハイ。
¥15,800+tax
(株)スタンレーインターナショナル 03-3760-6088
www.stanleyintl.co.jp
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03
KELL SPORT
ケルスポーツの立ち襟スウェット
この野暮ったさがいい。
昔からスウェットといえば、丸首かフーディの2択しかなかったはず。そんな群雄割拠の最中に、異なるアプローチで一矢報いたのが、〈ケルスポーツ〉の立ち襟スウェットです。実はこのモデル、30年以上前から作られていて、アメリカ製なのはもちろん、いまも変わらず18オンスの極厚スウェット生地でつくられている、質実剛健なUSカーハート的一枚なんです。短めの着丈に広い身幅と腕周り、一周して今日的とでもいうべきシルエットがとても魅力的。前身頃の大きなカンガルーポケットや両脇のリバースウィーブ仕様、がっちりとしたリブなど、あまり見かけない形だけど、実にアメリカらしいスウェットです。取り扱いしているお店が少ないので、見つけたらひとまず買っておくことをおすすめします。
¥19,000+TAX
WISM渋谷店 03-6418-5034
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04
DYNE
ダインのウェア
半歩先いく機能ウェア。
科学(テクノロジー)の発達がファッション界に新たな旋風を巻き起こすことは、多くの人が肌で感じていること。そんな科学とアートの両方に影響を受け、革新的なファブリックとフィット感、そして機能性を兼ね備えたテクニカルなアイテムを発信しているブランド〈ダイン〉をご存知でしょうか? 今シーズン日本上陸したニューカマーブランドで、デザイナーはクリストファー・ビヴァンス。〈ナイキ〉のクリエイティブディレクターだった経歴を持つテクニカル素材のスペシャリストが手がけています。ブランドの拠点も〈ナイキ〉の本社と同じく、アメリカ・ポートランドを拠点にしています。これまで、実際に”スポーツやアウトドアがストレスなく楽しめる高機能素材を使って、なおかつデザイン性にも長けたモノづくり”というような、ブランドは数多ありましたが、〈ダイン〉はそのどれとも異なる世界観で、半歩先いく機能ウェアを展開しています。まずは、次回のフイナムランニングクラブ♡で、その着心地を確かめたいと思います。
左から
パンツ ¥27,000+tax
Tシャツ ¥ 15,000+tax
スウェットシャツ ¥38,000+tax
SHIPS 渋谷店 03-3496-0481