歴史的名作をいくつも生み出してきた〈IWC(アイ・ダブリュー・シー)〉が、時代を代表するモデルを蘇らせます。その名も「IWC. Curated.」。同ブランドの経験豊富なヴィンテージ時計技師が入念に検査・修復をほどこしたものが、限られた店舗での取り扱いをスタートします。
歴史としての重要性、複雑な機構、時代を超越するデザイン性…。〈IWC〉が150年以上を歩んできた軌跡とその奥深さは、時計愛好家と言われるひとはもちろん、ファッションが好きなひとにも人気があります。〈IWC〉がそんなひとたちに、信頼できる販売元から買ってほしいという思いから、「IWC. Curated.」という試みが生まれました。
扱われるのは、シャフハウゼンにある「IWCミュージアム」のエキスパートによって厳選されたウォッチたち。歴史的な時計の修理やオーバーホールに関して何十年もの経験を持つ熟練のヴィンテージ時計技師が、純正部品(可能であれば当時の部品)を使い、オリジナルの状態に可能なかぎり近づけて修復・入念な検査後、店頭に届けられます。
扱われる腕時計の中には、ジェラルド・ジェンタが1970年代にデザインした「インヂュニアSL(Ref.1832)」や、クルト・クラウスが〈IWC〉初の永久カレンダーを開発して1985年に発売された「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー・クロノグラフ(Ref.3750)」、1952年に英国空軍のためにつくられた耐磁性能を持つ航法士用ツールウォッチ「マーク11(Ref.6B/346)」もリストされているらしいです。
当面の取り扱いは、日本の銀座ブティックの他、スイスのシャフハウゼンの店舗、イギリスのロンドンにあるバタシー発電所の店舗、アラブ首長国連邦のドバイモールにある旗艦店という限られた店舗のみ。
今後はさらに、ブランドの歴史や腕時計とって重要となる時代を代表するようなモデルに焦点を当てつつ、特定のモデルを探すサービスも行う予定だとか。購入した腕時計には、認定書と国際限定保証が付属し、保証は登録時に8年間に延長することができるようなので、安心して楽しむことができそうです。詳しくはこちらのページからご確認を。