〈バルミューダ(BALMUDA)〉といえば、他の家電メーカーとは一線を画す製品でいつもぼくらを驚かせます。
今回、発表された加湿器「Rain」のニューモデルもそう。
遡ると「Rain」は2013年に登場。花器や壺からイメージを得たという美しい姿と、上部にディスプレイを備えたデザインで当時、かなり話題になりました。
新作は一見、前作と大きな違いはありませんが、中身が大きくアップデートされています。
本体上部には、高精細LCDディスプレイを搭載。前作のディスプレイよりも大きく、そこに室温、湿度、タンクの水量などの情報を表示します。
「Rain」はディスプレイの上からタンクに給水するようにできているのですが、その水を注いだ時のディスプレイも見どころ。水中を泳ぐ金魚、もしくは、水面に浮かぶもみじが現れるようになっています。選べるこのリアルなグラフィックは直接確かめてほしい機能です。
加湿方法は気化式で、ひとが快適だと感じられる約50%の湿度を自然につくり出します。約18畳の部屋の広さに対応し、風量は5段階から選択可能。2つのフィルターと銀イオンカートリッジを組み合わせることで、水や空気の清潔さを保ちます。
もちろん、メンテナンスも楽々。給水ボウルと加湿フィルターは丸洗いできます。この新作からファンの取り外しも可能になり、より清潔な状態で使うことができるとか。
これだけではありません。新たに設けられた機能「Ambient Time」は、自然をテーマにしたアンビエントサウンドとディスプレイに流れる映像、柔らかい光の組合せで、使うひとのリラックスタイムをよりよいものに。静かな雨の音とコオロギの鳴き声が流れる「Long Rain」、手漕ぎボートのオールが水面を叩く「Infinity Boat」、せせらぎや虫の声「Satoyama」の3つのテーマから選べるようになっています。
加湿器「Rain」 ¥69,300
現在、予約を受け付け中。11月上旬より順次販売。
基本的な操作は上部にまとめられたボタンをスワイプ&タップすればできますが、アプリ「BALMUDA Connect」を使うという手も。部屋の温度、湿度の確認、電源のオンオフ、設定湿度の変更、「Ambient Time」のテーマ変更など、スマホからできちゃいます。
本作を確かめるなら、東京の「バルミューダ ザ・ストア 青山」へどうぞ。11月9日(日)まで、特別なイベント「life is creative.」を開催中です。
ポータブルLEDランタン「Sailing Lantern」
「Rain」のニューモデルとLEDランタン「Sailing Lantern」の発売したイベントで、2つの製品をはじめ、トースターやスピーカーなど、〈バルミューダ〉のものづくりの裏側を初公開。製品のプロトタイプや資料を展示し、ブランドのフィロソフィーを感じられる内容になっています。
会場のバーカウンターでは有名店のメニューを週替わりで提供。自家製ソーセージも人気の「メツゲライクスダ」のホットドッグ(¥1,320)、カフェ「ØC tokyo」のパンケーキ(¥1,100)、ブーランジェリー「メゾンカイザー」の特製チーズバーガー(¥1,320)という豪華な内容です。
このイベントは入場無料で、予約不要。「Rain」をはじめとする製品の魅力を深く知ることができ、こだわりの料理で空腹も満たせる贅沢な催しです。ぜひこの機会に足を運んでみて。
life is creative.
期間:10月24日(金)〜11月9日(日)
時間:12:00〜18:00
場所:バルミューダ ザ・ストア 青山 地下1階
住所:東京都港区南青山5-5-3

