PROFILE
セレクトショップでバイヤーを務めた後に独立し、自身のブランドを設立。〈ジョン メイソン スミス〉〈ジェーン スミス〉でディレクター及びデザイナーを務める。料理にもこだわりを持ち、週末はホームパーティでその腕前を披露している。
Instagram:@_yujiyoshida_ @_somewhere_restaurant_
PROFILE
セレクトショップでバイヤーや商品企画などを手掛けた後、吉田さんと共に〈ジェーン
スミス〉をスタート。デザインを手掛ける一方で、企業のブランド⽴ち上げやディレクションなどにも関わる。ホームパーティでは主にホスト役として、お客さんをもてなしている。
Instagram:@waiko1125
デニムみたいに、経年変化で味の出る道具を選んでいる。
普段はファッションデザイナーとして活躍する一方、週末には「Somewhere Restaurant」と銘打って、プライベートで友人たちと共にホームパーティを楽しむ吉田雄二さんと和井田多佳さんのご夫妻。インスタグラムのアカウントには美味しそうな料理の写真がズラリと並び、鑑賞者の食欲を刺激します。
「コロナ禍で外食ができなくなった時期に、本当に仲のいい友人だけでひっそりと食事を楽しむようになったのがそもそものきっかけです。外で食べるよりも周りに気を使わなくていいし、時間の制限もなくゆっくりと過ごせるから、ぼくらもリラックスして食事の時間を楽しめるんです」(吉田)
「それが友人たちの間で広まって、『どんな料理をつくっているのか見たい』って言われたのをきっかけにインスタのアカウントをつくりました。毎週のようにひとを呼んで食事を楽しんでいたこともあったけど、さすがにそれは大変だったので、いまは気の向くときにやっています」(和井田)
デザイナーに設計してもらったというオープンキッチンには、選び抜かれた道具が並びます。こうした一貫性を感じる道具の数々からも、料理へのこだわりが伝わります。
「プラスチック製やシリコン製の道具があまり好きではなくて。それよりもデニムみたいに、使っていくうちに味の出るものを選んでいますね。そういうものを使っているほうが、なぜか料理も美味しそうに見えるんです。昔ながらのもののほうが味わい深く感じるというか。目的によりますが、服でも合繊よりコットンやウールなどの天然繊維のほうが佇まいがよく見える。それを料理の道具に置き換えると、やっぱり鉄やステンレスになるのかなと。使っていけば味も出てくるし。たまに手入れも必要なんですけど、それも含めて好きですね」(吉田)
今回はそんな二人の食事の時間に密着。食卓には「バルミューダ ザ・プレート プロ」が並び、このプレートを使って3つの料理をつくります。