アメリカへの憧憬を一冊に閉じ込めた、呉屋慎吾の写真集・ALBUM。リリースを記念した個展も開催中です。

雑誌『.OWT.』を手掛け、フイナムでも度々お世話になっている写真家・呉屋慎吾さん。

沖縄で生まれ育った呉屋さんにとってアメリカという土地・文化は幼い頃からの憧れの対象で、今回リリースされる写真集『ALBUM』の舞台もやっぱりアメリカ。今年の8⽉・9⽉、旅をしたカリフォルニア、オレゴン、ワシントンの3州で撮影した作品が一冊にまとめられました。

呉屋さんが旅の道中で切り取ったのは、ロードサイドのハンバーガーショップ、ベーグルショップの看板、ガソリンスタンドなど、言ってしまえばなんてことない日常の景色。

だけど、その写真群から強烈にアメリカが香るのは、そこに呉屋さん独自の視点があるからこそ。行ったことも、見たこともない景色に懐かしさすら覚える温かみのある写真です。

このリリースに合わせ、代田にある「OFO by INHERIT GALLERY」にて5年ぶりとなる写真展も開催中。

会期初日の11⽉1⽇（土）は「THURSDAY COFFEE STAND」、3⽇（⽉祝）は「SAUCE COFFEE」よるコーヒーサーブもあるそうなので、ぜひ三連休中に足を運んでみてください。